劇場公開日 2019年6月28日

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「大変残念。」新聞記者 イケダリオさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5大変残念。

2019年7月10日
iPhoneアプリから投稿

政権に鋭く切り込む傑作だとかこれまで日本になかったジャーナリズム映画だとか持ち上げられていたので、気になって鑑賞。
肩すかしでした。
なぜかブレブレのカメラ、長い説明ゼリフ、安直な帰国子女キャラで属性過剰の女主人公などに冒頭からウンザリ。
加計学園問題や#metoo問題を露骨に当てこすっている以外は特に目新しさのない展開がダラダラ続きます。
きっとこのカメラワークには何か伏線があるんだろうなあ、主人公自身がとっくに現政権の傀儡で、陰謀論を振りまいて反体制派の信用を落としきったところであっさり消されるサプライズとかあるんだろうなあ、と思っているうちに何事もなく走り切ってしまいました。
現政権の問題点を突きたいならもっと徹底して欲しかった。
伝えたいであろうメッセージには大変共感しますが、映画としての完成度が低すぎます。

イケダリオ