「映画っぽい映画」新聞記者 だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
映画っぽい映画
最近起こった、セクハラやお友達予算・大学誘致などがストーリーに組み込まれているので、現実っぽい。
最大のスキャンダルはネタバレしませんが、それは無いだろう、、、という気持ちと、それがあったとして何が悪い?それが政治。国民を守るということなのだろうと思ってしまった。
国側が完全悪に描かれているけど、国にも大義や正義がある訳で、、、みたいな視点もあった方がリアル。
こんなことが出来るとしたら、何十年も同じ政党が与党で、さらに同じ人物が長期政権じゃないと無理だろうなと。
参院選前に公開されたことに意味がありそう。
画面が横になったり、青くなったり、手持ちでグラグラしたり、いろいろと演出があって好き好きかもしれないけど、テレビドラマとは違う感じがして好き。映画っぽいというか、芸術っぽいというか。見終わってから気が付きましたがデイアンドナイトの監督さんなのですね。納得。
と、いろいろと意味があるかと考えたり、現実っぽさが良い映画だった。メッセージ性が強い。
ラストも良かった。
最後はなんと言ったのか。観た人に解釈はお任せします。的な。
音がないエンドロールも良かったけど、おじさんおばさんたちが無音の暗闇で席を立って感想言いながらゾロゾロと降りていく。余韻は完全に消えてしまった。
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零式五二型さんのコメント
2020年4月26日
だるまんさん
初コメント入れます。
私も同感でした。
レビュー読んでると否定派、肯定派が百花繚乱で😅
シリアス映画として、身近な事件とシンクロさせて見やすかったと共に、国民として政治に関心を持っておく事の基本に気づける作品だったと私は思いました。