「スタッフキャストの覚悟を感じた作品」新聞記者 くうさんの映画レビュー(感想・評価)
スタッフキャストの覚悟を感じた作品
同級生と鑑賞
ラストシーン息を吸って止まった。
吉岡に言った杉原の口の動き。友達と同じ言葉を想像したけど、その後の展開が分かれた。友達の想像した展開に衝撃を受け、なるほど…っと。その展開きいてからずっと重りが引っかかってるような心。もう1回みて、確かめたい。
そして絶対見るべき覚悟を感じた映画。個人の真実と正義vs組織の隠蔽と理不尽。こんな生き難い中では、正義を選択するということは死を選択するしかないのか、、、と思うほど分からない国の闇が怖すぎた。
大きな組織の中で理不尽に屈するって、官僚だけやなくどこでも起こりうると思うけど、規模が違いすぎて、衝撃的。ほんとに怖い。ほんまかな?って。悪い真実は表に出ない。悪い嘘は真実のように出回る世の中。いい事だけ信じようと思う。
そしてシムさんと桃李くん
目、仕草、顔の動き、呼吸、とにかく全ての表情が素晴らしすぎて、吸い込まれた。圧巻!
俳優部皆さんそれぞれの役がぴったり!
今村さんの重暗いトーンの映像が物語を際立たせていた。
藤井監督素晴らしい作品ありがとうございます。面白かったー!!!
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