劇場公開日 2019年9月13日

  • 予告編を見る

「評価しにくいな」人間失格 太宰治と3人の女たち Bratscheさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0評価しにくいな

2021年6月3日
iPhoneアプリから投稿

これは、評価の難しい映画ね。

ストーリーは、スキャンダラスな史実をベースにしてることもあり、興味深くはある。
(手離しに「おもしろい」とまでは言えない)

ただ、どうも「過剰演出かな?」という場面が多々あって、疲れるのも事実かな。

蜷川監督の作品は、ちょっと引いちゃうのよね。
個人的に。

でも、役者さん達の演技は、メチャクチャに上手い。
主要キャストのみならず、脇役も上手い。

特に、宮沢りえと二階堂ふみの演技は、凄かった。
次点で、小栗旬と沢尻エリカかな。

それぞれが、押し引きのある演技をしていて、とても感情が立体的だった。

これだけのキャストを揃えたんだもの。
もっとおもしろくできた気がするな。

Bratsche