劇場公開日 2019年9月13日

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「オチ以外は悪かった印象、手を伸ばして映像を取る必要はあるか?」人間失格 太宰治と3人の女たち たいよーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0オチ以外は悪かった印象、手を伸ばして映像を取る必要はあるか?

2021年3月16日
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描写の過激さからR15+の指定を映倫からいただいた本作。小説ではなく、書き上げる前後の太宰治を描く。大胆に描くと見せかけて、意外と順々に進むので、前半はダルい。

ストーリーの核は、なんといっても"文狂"太宰治。弱さや心の闇を垣間見えつつ、3人の女に別の顔を見せる。小説に落とし込みながら、スキャンダラスでストンと落とすオチは見事。テンポは今一つだったが。

蜷川実花だけに芸術的な画力もあるのでまあまあ面白いが、評価するまでもない印象。映画撮らなくてもいいんじゃない?

たいよーさん。