劇場公開日 2019年9月13日

  • 予告編を見る

「蜷川実花ワールドのクズ男で人間失格な太宰治」人間失格 太宰治と3人の女たち クララさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0蜷川実花ワールドのクズ男で人間失格な太宰治

2019年9月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

太宰治の小説「人間失格」を3人の女性にスポットを当てて、蜷川実花監督が描いた。
太宰治を、文才が無くなかなか書けず、女とお金にだらしのないクズ男的な作家として蜷川監督の独特の感性のもと描かれている。
が、自分の思っていたイメージとは違った。何かが足りない、スパイスが効いていないのか、捻りがないのか、ただのクズ男としての印象が強く残る。
太宰治って、良い作品がいっぱいあるのになあ・・・。
太宰文学のファンである、ピースの又吉直樹氏の感想を聞きたい。
太宰治作品で一番好きなのは、感動の友情物語「走れメロス」!と言っている私は太宰治の蘊蓄を語る程ではないが、太宰治のファンにはお勧めしない。
蜷川実花氏の映像は美しい、でも写真の方がもっと良い。

クララ