「心理描写が巧みでキレイ」人間失格 太宰治と3人の女たち keiさんの映画レビュー(感想・評価)
心理描写が巧みでキレイ
太宰のことは良く知らないが、才能はあるが「生きるのがつらく死を憧れる」人で、そういう人はある意味母性本能もくすぐり、複数の女性が放っておけずに、競うように狂気のように恋に落ちていったのかもと…。
そして、恋をする現実と小説という仮想空間を行ったり来たりするうちに、最後は本当に心中してしまったのかもしれない。そんなことを感じた。
人間心理は複雑だから、受け止め方はいろいろだろうが、そんなことも感じる心理描写が映像で巧みに表現され、綺麗な画面も多く見ごたえがあった。
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