「残念ながら外れ」人間失格 太宰治と3人の女たち allbehappyさんの映画レビュー(感想・評価)
残念ながら外れ
開演初日の、太宰治と三人の女たち鑑賞した。
きっかけはNHK朝イチのプレミアムトークで紹介されたことだったが
残念ながら外れだった。
映像はきれいだが、
そしてひとつひとつのシーンの作り込みが素晴らしいが
そして、小栗旬を始め、三人の女優、助演の人たちの熱演は素晴らしいが
肝心のストーリや訴求ポイントが貧弱なのでみてて退屈する。
太宰治をこのような描き方すると、共感する鑑賞者がほとんどおらず
むしろ、ヒーローに不快感をもつ人がマジョリティでは思う。
2時間の鑑賞が長く感じて、途中何度も時刻をチェックする有様だった。
不快に感じるシーンも多かった。セックスシーンが必要以上に多いし、
太宰が結核になり、咳と喀血を繰り返すシーンが多くて、
見ていて気持ち悪くなった。
またそのシーンが繰り返される意味もよく分からない。
厳しい見方をすればこの映画は蜷川実花監督の自己満足ではないと感じた。
この手の作品は自分のテイストといまいち合わないことが分かった。
私は自分の好みはやっぱりストーリー重視だと思った。
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