劇場公開日 2019年1月19日

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闇の歯車のレビュー・感想・評価

全11件を表示

3.5女性の影響によって

2025年10月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

時代劇専門チャンネルの作品。レビューを書くところがあったので書いているが、この作品は映画ではないだろう。
映画として観てしまうと少々格が不足している感がある。昔やってた年末時代劇みたいな感じだろうか。

格が落ちるとは書いたものの、作中のセットには感心してしまう。時代劇撮影所なのだろうが、自然物の入り込み方とか、細かいところに目がいってしまった。

藤沢周平原作の映像である。
藤沢周平の小説は読んだことがないけれど、映画化された作品群を見るに、意外と作風がロマンスよりなんだよね。
そういった要素のある作品ばかりが映像化されているのかもしれないけれど、自分が観た範囲ではそうだ。
時代劇の中のロマンスといえば、選択の不自由とか、武士の立場ゆえの不自由とか、そういった「ままならなさ」が魅力だろう。
私とあなた、好き同士だから一緒になりましょう、なんて現代的な気軽さがない。
藤沢周平作品の中では、良くも悪くも女性が男性に対して影響を与えるようなものが多い印象だ。シェークスピアのマクベスみたいな。
この作品にでは、多くの登場人物が女性の影響により押し込みをすることになる。そして、女性の影響により自らの運命が左右される。実に藤沢周平らしい満足できる内容だった。

難点としては、尺が短くて物足りない感じがすることだろうか。
もう少し掘り下げて欲しいところも多く、エモーションの蓄積がされないままに終わってしまった感じがした。
観る側の気持ちを溜めとくタイミングがなかったんだよね。

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つとみ

4.0藤沢ハードボイルド

2020年11月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

興奮

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しゅうへい

2.0あげくのはてに

2020年9月22日
PCから投稿

瑛太扮する佐之助は、請け負って人を脅す様な裏稼業をしていた。飲み屋で、橋爪功扮する伊兵衛が押し込み百両でどうだと声をかけてきた。危険を感じて断ったが、佐之助の事や依頼主の事を良く知っていた。故あって離縁されたおくみと住む事になった佐之助は、仕事を請ける事にした。飲み屋での飲み仲間が仕事のメンバーだった。仕事の計画を伊兵衛から聞いた。しかし、仕事前におくみが居なくなってしまった。果たして佐之助はどうする? お互いくたびれもうけと言うか独り占めと言うかさえない話だ。

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重

3.0劇場で見ようかとも思っていたがこの程度だったとは。

2020年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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マコト

2.5藤沢周平原作

2020年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(瑛太)はヤバい仕事をしていたが、めしやで怪しげな老人(橋爪功)から強盗に誘われる。
他のメンバーも何かを背負っていた。
強盗はうまくいったかに見えたが・・・。
フランス映画みたいな時代劇。

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いやよセブン

2.5時代劇はもう終わりか?

2019年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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INTRADA

3.5悪くはないが

2019年2月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

良くもない?
いわゆる因果応報って感じなのだが、なんか、どの人物にも共感できず…。
タイトルも何故に「歯車」?
藤沢周平原作で期待したが、期待が大きかったか?

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kawauso

4.0見て良かった

2019年2月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

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瑠璃3

4.0演者のうまさ。

2019年1月30日
iPhoneアプリから投稿

レビューされてる方のまんまで同意見ですね。
ただ、瑛太さんと橋爪さんの演技が絶妙ですね。

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うっきー

3.5佳作☆

2019年1月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

佳作です。
全く派手さはなく、物語は登場人物のエピソードを淡々と
描いていきます。
正直、今時の時代劇のように変な演出もないので、若干 展開が
スローに感じることもありました。

でも、物語は丁寧に作られており、中心の5人を演じる役者さんも
上手い方ばかりで楽しめました。

こういう映画は、今は お客さん入らないのかなぁ・・
すごく小さい小劇場での鑑賞となりました。
役者さんも良いから、宣伝次第で もっとたくさんの人に
見てもらえるのでは。
残念です。

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☆ムーミン

3.5藤沢周平の描く、江戸のダークサイド

2019年1月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

丸の内TOEIにて舞台挨拶あり。瑛太、緒方直人、監督の登壇。橋爪功は体調不良につき欠席。

破滅に向かう男たち。しびれるね。ややストーリーに無理を感じるが、要所要所の演出(提灯の味のある字と、這い歩くイモリのショットとか)が渋好みにはたまらないなあ。
しかしまあ瑛太の色気、半端ない。時代劇二作ではあるが、しっくりと馴染んでた。時代劇はなくなって欲しくないので、こうして次世代に受け継がれていってほしいと願う。

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栗太郎