運び屋のレビュー・感想・評価
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3.0がいいとこ
そんなに簡単に和解できるのか?
87歳のコカイン運び屋のおじいちゃんの話。ただ運ぶだけじゃなくて長年の家族との確執も交えた人間ドラマ。
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このじいちゃん、人生の中で家族の記念日(娘の誕生日、結婚記念日、結婚式などなど)にほとんど出席しないかわりに、花の品評会に出るから、家族とはほとんど縁を切られてる。
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後半ある出来事で娘と和解することになるんだけど、それが私的にはえ?そんなことで和解できるの?って思った。
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しまいには、最後麻薬の運び屋で有罪になった後も娘は泣きながらキスするほど完全に和解してる。私だったら、散々家族放ったらかしにして今は麻薬の運び屋とかどんだけ迷惑かけるんだクソジジイ、塀の中でくたばりやがれって思うけど(笑).
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イーストウッドもこのじいちゃんと同じように家族を犠牲にしてきたみたいで、イーストウッドの希望的観測だとしたら甘いなって思った。
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老いを迎え入れるな!
90歳の運び屋
人に必要とされることは魅力的なんだよね
一輪の花
近年問題にされているアルツハイマーの話でも癌の話でもない
人が生きていれば必ず、そう 必ずくる老いの話です
過去の自分がどんどん失われていく
若い頃に仕事一本やりの生き方にツケが回ってくる
行き場のない老人はどうしたらいいのだろうか
「老い」に不安が追いかけてくる
時間はどんどん進んでいく、こちらの都合など御構い無しに
悔いのない生き方とはどんなことなんだろう
仕事は大切だ、生きるためには働かねば
でも1番では無い
自分の1番を間違ってはいけない
天涯孤独で仕事が趣味で死ぬまでできることならそれもアリだろうけどそんな人はそうはいないだろう
私の1番は何だろうか?
今からでも真剣に考えていかなければいけないことだと思う
死ぬ間際に「いい人生だった」と言えるように。
イーストウッド以外にこの味わいは出せない
おじいちゃんの運び屋なんて。事実は小説より奇なり。最初は知らずにい...
現実的な言い方をしちゃうと有り得なくない⁈
鶏がらも、いいスープが出る
タイトルとあらすじから、犯罪物のイメージでしたが。
「家族の大切さ」を教えてくれた作品でした。
花の品評会しか頭にない仕事人間のアール。
年を取って振りかえったら、仕事も家族もお金もない。
そこにひょんな話から「運び屋」をし始めるけど。
「ヤバイ!」と思ったのは最初だけっていう、飄々とした爺さんぶりが様になるんだなあ。
車のトランクに麻薬運んでるのに、カーラジオの音楽にノリノリって(笑)。
孫娘にに電話を切られて初めて気づく、家族の大切さ。
頭でわかっていてもそれを行動に動かさなきゃ、伝わらないのさ。
麻薬捜査官とアールの関係。1999年の「パーフェクト・ワールド」(ケビン・コスナー共演)のふたりの関係をちょっと思い出したりしました。クリス・クーパ、グッジョブ!
カーラジオやエンドロール(おまけ映像なし)の音楽も、ちょっといい感じの曲ぞろいで、今まで映画音楽もしてきたイーストウッドらしい。
「鶏ガラだっておいしいスープが出る」(褒めてます)。老いてなお主役を張れるイーストウッドに感服でした。
年老いる時のアイデンティティー
オススメ
また泣いた
いわゆる泣ける映画ではないんだが 法廷の場面で涙が出てしまった、さすがクリントイーストウッド作品 それなりに期待していたが期待以上だった 配役もいい ブラッドリークーパー、マイケルペーニョ アンディガルシア、ローレンスフィッシュバーン、クリント本人も。
重い感じの作品ではないが、内容はいろんなメッセージを含んでいるようだ セリフ一言で人種差別の問題を提起し麻薬問題が身近にあり、ネット社会で失われていくもの、そして家族愛、朝鮮戦争に従事した退役軍人と言う設定も無視できない、細かいところで古い車にあった韓国旗のステッカーも個人的には大問題 朝鮮戦争があったのにそれには触れない日本の近隣諸国、クリントが日本に対して間違った認識を持ってない事を祈りながら鑑賞した
90歳にもなると怖いものもないんだな 何故か共感するものもあったりする、奥様との場面と娘との葛藤 リアルに判るこの感じが涙の理由かもしれない、まだまだ先の話ではあるけど。
時間は金では買えなかった。
お金で買えない大事なものとは❓
お金で車や貴金属は買えても、どうしても手に入らないものがある。それは何なのか? その貴重な答えを提示してくれているのがこの作品である。イーストウッドが、ノンフィクションにシフトしているのは確かだと改めて思った。この作品も、ニューヨークタイムズマガジンの記事にインスパイアされたものだ。映画のプログラムの巻末にその記事の翻訳が載っていたので、読んだ。名前は違うし、家族のことは一切書かれていなかったが、本人の設定はそのままだ。事実は小説より奇なりということわざがあるが、この話はまさしくその通りだ。麻薬の運び屋が、87歳の老人だとは誰が想像できるだろう? だが、私はそれよりも主人公と家族の関係に心惹かれた。家族のことは記事になかったので、全くの創作ということだが、イーストウッド自身の人生を反映しているという。家庭を顧みず、仕事に生きた日々。結婚式もすっぽかしたせいで、娘とは12年間も口を聞いてもらえない。その娘役を実の娘に演じさせて、すごく身につまされる感じだ。それが、法廷のシーンでは打って変わって幸せそうだった。運び屋の話ではあるが、私には家族の話のように思えた。
思わぬ展開でした
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