「イーストウッドの贖罪」運び屋 しげぴいさんの映画レビュー(感想・評価)
イーストウッドの贖罪
ハンドルを握りラジオに合わせて鼻歌
黒人の車のタイヤ交換に手を貸し
ビアンのツーリストたちにアドバイス
そして絶品のポークサンド
ロードムービーの気儘さが
いつしか家族愛に満ちたサスペンスへ。
外交的で偏見を持たぬ好々爺を
イーストウッドが好演。
家族を顧みず後悔した経験が
恥ずかしながら自分にもあり
身に積まされるシーンも多々あった。
ダイアン・ウィーストの姿が
今は亡き母と重なり心が痛かった。
エンドロールでは
「老いを受け入れるな」と歌う
やりたいことリストが
まだまだ目白押しの自分も
そうありたいと願うが果たして…
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