「You wanna rob, now it's time. ロビン・フッド定期」フッド ザ・ビギニング アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
You wanna rob, now it's time. ロビン・フッド定期
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多分対象年齢は小学生ぐらいかな?っと観てる時に思わせてくれるタロン版ロビン・フッドです。もし小学生時代に観てたら物凄く楽しめたに違いない。でもレイティングはPG-13。あれ?需要と供給があってないぞ?
本国アメリカの公開から一年遅れでやっと日本でも公開されました。ラジー賞3部門ノミネートでも受賞ならず、全世界公開してても未だに制作費も回収出来てないようなのですが、まぁ良いのです。ロビン・フッドは定期的にやんなきゃいけないコンテンツだし、観たら観たでそれなりに楽しめましたので。
タロン版ロビン・フッドは現代風にアップデートしてありスタイリッシュでした。見た目はとてもカッコ良く撮ってあります。「時代公証?何それ、美味しいの?」と言わんがばかりの作品造りには潔さすら覚えました。それでも、馬車チェイスのシーンはなかなか迫力あり、見応えありましたよ。
あの中世のイギリスに鉱山とかあったのかなぁ?ってか石炭もまだの時代に何を掘ってたんだろう?とか、色々爆発してるけど、12世紀に爆発物って何があったんだ?とか、壁を破壊する威力の弓矢ってどんな仕組みだ?等々、知的好奇心も刺激してくれます。
ロビン・フッドは10年に一回ぐらいのペースで作られている気がするのですが、きっと日本における忠臣蔵なポジションなのではないかと勝手に思っております。誰でもなんとなく知ってるお話。タロン版は大ゴケで続編はないでしょうが、次の10年後のロビン・フッドには誰がなるのか、どんなロビン・フッドになるのか楽しみにするのも映画ファンの一興ですね。
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