「歴史フィクションドラマかと思っていたらアクションヒーロー物だったでござる」フッド ザ・ビギニング SIGさんの映画レビュー(感想・評価)
歴史フィクションドラマかと思っていたらアクションヒーロー物だったでござる
最初、リドリー・スコット版ロビン・フッドのようなフィクション系の歴史ドラマを期待して観に行ったら、ただのアクションヒーロー物だったんで正直ガッカリ。
服装から髪型、戦術から技術レベルまで一切の歴史考証を放棄した作りな為、知的好奇心は投げ捨てて純粋にアメコミ映画のようなアクションヒーロー物として観るべき作品だった。
アクションヒーロー物として観ればかなり秀逸。
恐らくだが、この映画はそもそもアベンジャーズのホークアイのような「弓アクション」を撮りたいから、誰もが知る弓の名手である「ロビン・フッド」を題材に使ったように思われる。
映画を観れば前編通して、ストーリーから設定まで全てが「弓アクション」を中心に作っていることが分かる。
これから観に行く人には、決して歴史ドラマのような知的なのを期待することなく、コミックヒーローを観るつもりでIQを下げて行くことをオススメする。
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