マーダー・ミステリーのレビュー・感想・評価
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この2人の共演ならそりゃ期待してしまう
アダム・サンドラーが出ているだけでコメディとしての期待が高まってしまう。そんな俳優はなかなかいない。そしてジェニファー・アニストンも出ているだけで楽しそうな予感がしてしまう女優。その2人が共演するのだから期待するなって方が無理。
でも、本作はそこまで笑える映画ではなかった。ミステリー映画と考えれば笑える部類に入るのかもしれない。でも、求めているのはコメディとしての楽しさだ。もちろん、ミステリー映画としては結構適当。殺人が起こってからの対処や、誰が犯人なのかって疑心暗鬼になるくだり、そして謎解きもグダグダだった。
いや、わかっている。ミステリーではなくコメディだってことは。でも、もっと笑える方向に振り切ってほしかった。
ちなみに忽那汐里が普通に出演していたのには驚いた。たしかにこんな立ち位置ならニーズはある。ハリウッドにあってる感じだった。
ジェニファーが好き
ジェニファーの演技好きなんです。
忽那汐里が死ぬ場面とかyou’re so cuteとかいって
あれアドリブだったら本当すごい。
笑いたい人、お気軽なミステリー見たい人は是非に。
65点
普通に楽しい作品でした。
古典的ミステリー
2時間ドラマの豪華版
アダム・サンドラーとジェニファー・アニストンのミステリー・コメディ。
結婚15年にしてやってきたヨーロッパ新婚旅行。飛行機の中で知り合った大金持ち(あんな簡単にファーストクラスに入っていいのか!)に誘われたヨット・クルーズで殺人が...!
...あらすじを思い返す程に日本の2時間ドラマ的である。嗚呼古き良き時代のミステリー。怨讐渦巻く一族と友人たち。衆人環視の中での一瞬の殺人。疑われる主人公(安直すぎない?)。疑われるなら謎を解いてやる!と息巻くカップルの前に、第二、第三の殺人...。
関係者の登場のさせ方とか、推理のシーンとか。思わせぶりな典型的ミステリー演出。段々ジェニファー・アニストンは温泉若おかみじゃないのかと思えてくる。
伏線は一応仕込んであるのだが、いやいや中々に雑というか、警察ももっと仕事しろよというか。主人公たちにいきなり大事な告白しちゃうパーソンどうなの。
正直、ミステリー部分は大分大雑把だ。無理やりでしょ。皆集まって推理披露するまで五里霧中だった感じなのに、いきなり閃くとか...。最後も意外とも予想どおりとも言えぬなんとも微妙な。。日本の2時間ドラマコンテンツをものすごく豪華にして、アクション入れた感じ。
救いはアダム・サンドラーとジェニファー・アニストンの面白カップルのやり取り。あのふたりでやってなかったらかなり退屈な気がしてしまう。やりあったり、ボケたり突っ込んだり、喧嘩したり、慰めあったり、励ましあったり。爆笑というよりくすりとさせるふたりのやり取りはおかしい。
最後の最後で彼らに用意されたプレゼントは粋でしたね。
忽那汐里さんが謎の日本人美女として登場。出番はそれ程多くないけど、ミステリーに必要な謎の美女って感じで良かった。
しかし、何か伏線色々張りっぱなしじゃない...?張ったら回収しないとね...
少し大人しめ?のサンドラ~
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