「迷探偵バディ、始動!」探偵なふたり リターンズ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
迷探偵バディ、始動!
あんなに犬猿の仲だったのに。
前作のラストでテスの方から誘い。一緒に探偵やらないか…?
名推理で事件を解決し、市民賞も受賞したデマン。念願の探偵に!…なったのはいいが、
探偵開業あるある。全く依頼が来ない。来たかと思えば、浮気調査やペット探し…。仮にも探偵になったプライドが許さない!
テスは警察のツテを。デマンは貼り紙やSNSで。
デマンは漫画喫茶を辞めて探偵を始めた事を恐妻に内緒。テスは探偵を始めた事を奥さんは快く思っていない。
さらに、テスは警察を辞めたのではなく“休職中”。
こっちは探偵一本でやっていくつもりなのに、保険ですか。あ~そうですか。
やっとバディを組んだと思ったら、また足並み揃わず。
そんな時、遂に遂にの初依頼!
婚約者が行方不明になったという女性。婚約者を探して欲しい。
待ってました、こういうの!
後日、その婚約者が死亡。残されたメールにある人物から、施設出身者の不審死が続いている。気を付けろ、と。
婚約者は施設育ち。デマンとテスはメールを送った人物を探すが、その人物も不審な事故~死亡。
やがて警察関係者の有力容疑者が浮上し、自白もし逮捕。が、何か違和感が…。
デマンとテスは施設を中心にもう一度当たると…
前作では推理オタクと怖刑事のソリが合わないコンビだったが、正式に探偵となり、晴れてバディに。
よって、前作より探偵ミステリー要素が増している。
事件の方も。前作と同じく基本コメディだが、ミステリーはなかなか本格的。
今回の真犯人。一応伏せるが、最初は優しい顔して、とんだ鬼畜野郎。
テスも怒りが爆発。相手の顔が金にしか見えないのか!
デマンとテスが悪事を暴く!
新任チーム長や元部下らと確執ありつつも、最後は協力。度々いがみ合うも、事件を解決したいのは同じ。
デマンとテスのバディで…と思ったら、テスの元部下でサイバー捜査班のヨチが+α。ハイテクや監視の“雑用”やお騒がせお笑い担当。
探偵バディとして難事件解決。
本国韓国公開は2018年(日本公開は2019年)。6年経つが、次の依頼は…?