ばるぼらのレビュー・感想・評価
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わたしは代議士の娘タイプだなぁ…
※星付けるのは疲れる。
何か書きたくさせてる時点で5つ星。
80年代の実験映画を観ているような
懐かしさと嬉しさを感じた
古臭い、と言いたいわけではなく、
いい意味で、だ
みんなして色々やってみてた時代
今の人は可愛そうなとこあるもん
まず、今の時代、
耽美みたいなことが危うい。
浸っててやばい、浅い、
みたいな一言ですっかり
嘲笑されてしまう白けやすいもの
なのではないかと思う。
そういうのを
ぐじゃっとしたものに
ぐじゃっとしたものを重ねて、
こちらを麻痺させることで
すり抜けてる感じがした。
気づけばすっかり
世界に入り込まされていた。
螺髪風ウィッグのかあちゃんも、
あのけったいな組織も、
あるんだ。
あるし、
途轍もない恐ろしいものなんだ、て。
稲垣吾郎でなくてもよかったと
3度ほど?4度ほど?
思ったかもしれない。
でも、裸体は悪くなかった。
作りすぎず緩んでない体だった。
併せて、久々に?なのか?
日本人女性の乳房を大量に見た。
美しくて大きいのが、
たくさん並んでた。
じっとは見てしまったが、
居心地の悪い気分ではあった
理由はみつからない。
ミューズというけれど
撮影がクリストファー・ドイルだったから見てきた。
レビューが両極端でどうなんだろうと思ってたけど、悪くはなかった。
絵面はもっとドイルドイルしていてほしかったなあ。年取って落ち着いちゃったのかしら。
キャストは良かった。
稲垣吾郎はやはり押し倒される姿が似合う……。
二階堂ふみも良かったし、渡辺えりのインパクトは半端なかった。あの頭(帽子?)どうなってるんだろう(笑)
確かに何か作る人間にとって、ばるぼらみたいな理解者がいたらミューズと呼ぶだろう。だけど、自由にみえたばるぼらも全然自由じゃなくてつまんない女で(だからこそ面白いことをやらかしそうな男に寄っていくのだろう)、結局美倉に消費されただけじゃないかと思ったし、描かれた当時の時代か手塚治虫か原因はわからないけど、そこが原作の限界なんだろうなと思った。
ミューズって都合のいい女でしかない。
現代なら、もっと違う、ちゃんと自立して自由なミューズを描ける作家、いるんじゃないだろうかと思ったし、そういう作品をいつか見てみたいと思った。
あと、あのアングラ・オカルトな雰囲気って、リメイクの方のサスペリアにも共通するところがあると思った。あっちの方は、娘が簒奪して黒い大地母神になる話だったけど、二階堂ふみなら渡辺えりを返り討ちにできたんじゃないかなと思うの だが。
大人の怖い童話
一見の価値あり
抜けない邦画臭さ
欲ほど怖いものなし
TIFF2019で上映された時から気になっていた作品。
今か今かと待っていて、ようやく一般公開。期待値高めですね
独特な映画でした。好みです
「芸術」という言葉が良く似合う映画
癖になりそうだ。
売れっ子小説家の美倉洋介(稲垣吾郎)はとある夜、ばるぼら(二階堂ふみ)という酒好きの女に出会う。美倉は彼女に出会ってから人生が狂ってしまう
もういうまでもないが、二階堂ふみが凄まじい。
役幅という概念がないのでは無いかと思うほど、出演作で人が違うよう。個人的にはここ最近の中でも一番、今作が適役だった気がする。彼女以外考えられない。
今作で初めて稲垣吾郎の演技を見たが、彼もかなり適役だったのでは無いかな。「新世界」も見てみることにします。
後、渡辺えりが漫画っぽくて笑っちゃいました笑
音楽、映像共に非常にいい。
驚くほど引き込まれるし、虜になる。
先生が買ってきた音楽で、劇中にも所々で流れる曲が超好み。
ばるぼらが住んでいる?ガラクタだらけの場所がなぜだか落ち着く。
R15だったので、キツすぎないだろうかと懸念があったが、思っていたより激しくなく最後まで見ることが出来た。
ただただそういったシーンが続いている訳ではなく、伝えたい表題も割としっかりしていたので良き作品になっていた。
ただ、面白い作品ではあるのだが、内容を完璧に理解することは不可能に近い。
あえて描かずに難解にしたかったのかもしれないが、結局掴みきれずに終わってしまった。特にラストは間延びもして、しかもよく分からずで腑に落ちなかった。設定があやふや過ぎたのかな。
先生への共感はほぼ0。浮気を肯定している?
間違いなく精神異常者で、何をしたかったのか不明。
これもまた狙いなのかも。気に食わなかったけど
どんな人にもばるぼらが心に住んでいる。
人生を投げ出したい、欲を満たしたい、自由に生きたい。
しかし、現実はそう甘くない。いつしか、それは夢だ、現実を見ろと叩き起される。
それでも人はばるぼらに憧れ、翻弄される。
不思議と満足感の得られる作品でした。
二階堂ふみ、やっぱ最高!!
醜く美しい!
苦痛のひとこと
脚本通りに撮って繋いだものを観せられた気分。
どんな映画もエンドロールまで観る主義なのに、数年ぶりに途中で退室したくなった。タダでもつらい。
後半に何かあればと頑張って最後まで観たが、最後の最後まで、手塚治虫の世界観もまっったく感じることなく終わった。同じセリフなのに、何も伝わらない、何も感じない。照明も中途半端でばるぼらの母親のシーンはまるでコントのよう。ちゃんと芝居してる俳優陣が心底可愛そう。
二階堂ふみの体の美しさで何となくイイモノ観た気になっちゃうけど、何の魂も感じない照明のせいで、脱ぎ損に見えてしまう。彼女の体が美しいのであって、映像はまったくもって美しくない。
帰りの電車はモヤモヤしかなかった。
容姿端麗な嘘
前半は良い
政治家の娘は富や名声を、秘書さんは家庭性や包容力を表し、それらの女性像を断ち切ってばるぼらに堕ちてゆく構成がうまいと思った。
マネキンや犬の箇所も良く、暗い運命の暗示が効いてこちらも引き込まれる感じ。
ポールダンサーの女性たちの映像など、女性性に堕ちてゆく導入がとても綺麗だった。
ただ、ライバル作家の四谷はもっとキャラの立たせ方があったのではないかと思うし、ばるぼらがミューズであるなら実際にインスピレーションを受けて一度隆盛を極める描写があってよかった気もする。
以下は多少ネタバレ
後半は、もっとラストにかけて狂気が加速する感じが見たかったのに、死体に〇〇するとか××するなど、肉体的な意味だけで「狂気」を表現してほしくなかった。
ばるぼら母のムネーモシュネーの報復や世の中の人々など、もっと外界から追い詰められて極限状態で、美倉とばるぼらが肉体的だけでなくお互いを征服しようとする感じがあってよかったのではないか。ばるぼらは死ぬにしろさっさと死んでほしくなかった。
自分にとってラストが尻切れトンボになっていた。
とはいえ、映像の陰翳が人間の心の影や底知れなさ、昭和の新宿のアングラ感を出していていいなと思った。(あの時代のアングラ感を出すなら、なんでばるぼらをコクーンタワーの通りで撮ったんだろう)
予告映像のばるぼらは話し方が微妙だと思ったが、映画では全く違和感なし
二階堂ふみはすごい。
稲垣吾郎の演技も結構はまっていたのではないかと自分は思う。
主演二人の人気もあるが、このようなファナティックでオカルティックな映画で、一般層からもある程度見られて支持されているのはすごいことではないか。
芸術の「おぞましく美しい」側面が見られた。
二階堂ふみ、万歳🙌
今でもなくここでもない
ストーリーよりも演技や台詞に注目してほしい
天晴れ
原作未読です。手塚先生の漫画は若かりし日にそれなりに読みました。奇子などのマイナーめの作品も読み、このばるぼらも知ってはいましたが、読んではいないです(この映画を理解するために読もうと思います)。
さて、本作品の一番の見どころは二階堂ふみさんです。美しい裸体が見所というと非常に「そこを観にいったのか」と言われそうですが、もちろんそれがないとは言い切れませんが、それよりも、必要とあれば脱ぐことも厭わない女優魂に評価を送りたいという方が大きいです。
俳優さんの肉体というのはある意味、役の「入れ物」のようなもの。役に入った時、それはきっともう「二階堂ふみ」ではなく「ばるぼら」なのでしょう。そういった女優魂に天晴れと言いたいです。また、稲垣吾郎さんも同じく体当たりの演技を見せてくれており、こちらも併せて「天晴れ!」です。
さて肝心の中身ですが、そもそも原作が古いからということもあると思いますが、やはりどこか古くさい。というのも、音楽の使い方が古臭いのでそのように感じたのではないかと分析しています。設定の時代が古いから古臭いというわけではないし、稲垣氏のサングラスなど、演出がどこか今風でない古臭さを醸し出しており、全くハマれなかった。また、先も触れた音楽が、使い方もどうかなと思う感じであったし、音楽のボリューム感(劇場による?MIXの問題??)もやたらと音楽が大きくて、同時に曲調も押し付けがましいために、正直ストーリーの邪魔をしている、とさえ思いました。
話の内容も正直これと言っていいと思えなかった。未読なのでこんなことは言ってはいけないかもしれないですが、手塚氏の作品を読んでいた身からすると、監督の父・手塚治虫氏の原作はもっとわかりやすく。テーマも明確だったのではないだろうかと勝手に思っています(間違っていたらすみません)。
ということで、本来2.5点くらいの感覚でしたが、二階堂・稲垣両氏の俳優魂に3.5点を捧げたいと思います。
これ原作おもしろいでしょ
君がロミオで僕はジュリエット
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