ばるぼらのレビュー・感想・評価
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醜く美しい!
めっちゃ良かった。
醜いのが魅力的で映像も見てて満足できるくらい綺麗。音楽も頭から離れないようなセンスの良いものばかり、共感できるしストーリーも良いし。演技もいいし。ラストなんてもう鳥肌止まらないし。原作ファンだけど映画のファンになった。
苦痛のひとこと
脚本通りに撮って繋いだものを観せられた気分。
どんな映画もエンドロールまで観る主義なのに、数年ぶりに途中で退室したくなった。タダでもつらい。
後半に何かあればと頑張って最後まで観たが、最後の最後まで、手塚治虫の世界観もまっったく感じることなく終わった。同じセリフなのに、何も伝わらない、何も感じない。照明も中途半端でばるぼらの母親のシーンはまるでコントのよう。ちゃんと芝居してる俳優陣が心底可愛そう。
二階堂ふみの体の美しさで何となくイイモノ観た気になっちゃうけど、何の魂も感じない照明のせいで、脱ぎ損に見えてしまう。彼女の体が美しいのであって、映像はまったくもって美しくない。
帰りの電車はモヤモヤしかなかった。
容姿端麗な嘘
遅れながら鑑賞。完全に芸術映画です。
それでも魅入ってしまうほどの演技力が素晴らしかったです。名の通り体当たりの演技で二階堂ふみさんと稲垣吾郎さん流石です。
めちゃくちゃエロかった。としか頭に残らないくらいのインパクトです。
前半は良い
政治家の娘は富や名声を、秘書さんは家庭性や包容力を表し、それらの女性像を断ち切ってばるぼらに堕ちてゆく構成がうまいと思った。
マネキンや犬の箇所も良く、暗い運命の暗示が効いてこちらも引き込まれる感じ。
ポールダンサーの女性たちの映像など、女性性に堕ちてゆく導入がとても綺麗だった。
ただ、ライバル作家の四谷はもっとキャラの立たせ方があったのではないかと思うし、ばるぼらがミューズであるなら実際にインスピレーションを受けて一度隆盛を極める描写があってよかった気もする。
以下は多少ネタバレ
後半は、もっとラストにかけて狂気が加速する感じが見たかったのに、死体に〇〇するとか××するなど、肉体的な意味だけで「狂気」を表現してほしくなかった。
ばるぼら母のムネーモシュネーの報復や世の中の人々など、もっと外界から追い詰められて極限状態で、美倉とばるぼらが肉体的だけでなくお互いを征服しようとする感じがあってよかったのではないか。ばるぼらは死ぬにしろさっさと死んでほしくなかった。
自分にとってラストが尻切れトンボになっていた。
とはいえ、映像の陰翳が人間の心の影や底知れなさ、昭和の新宿のアングラ感を出していていいなと思った。(あの時代のアングラ感を出すなら、なんでばるぼらをコクーンタワーの通りで撮ったんだろう)
予告映像のばるぼらは話し方が微妙だと思ったが、映画では全く違和感なし
二階堂ふみはすごい。
稲垣吾郎の演技も結構はまっていたのではないかと自分は思う。
主演二人の人気もあるが、このようなファナティックでオカルティックな映画で、一般層からもある程度見られて支持されているのはすごいことではないか。
芸術の「おぞましく美しい」側面が見られた。
二階堂ふみ、万歳🙌
正直、もうちょっと何とかなった気がするけど、そこは手塚眞監督、女優でカバー🍻新宿をフラフラ歩く二階堂ふみを酔いどれカメラマン、Cドイルがブレブレのカメラワークで追いかける🤑元SMAPで芸能界を一番、サバァイブ出来るのは吾郎ちゃんだと確信した。
今でもなくここでもない
予備知識無しで見たのでストーリーのぶっとびかたを素直に楽しむ。そして綺麗な二人をわりと静かに観賞。ドキドキはしずらい。女性が堂々とすると見てる女性は静まるというか。
見所はラスト山小屋。
ふみかさんの 生身感の無さがまずすごい。
そして吾郎さん。眼が。表情が。
始めPC、やがて万年筆がここでは鉛筆に。
やっと、ここにきてやっと、創作本能に到達するのが、これが手塚治だったのかも。
ラストカット。
ちょっと長いなあ、単調かもと思ってたはずの世界観からふあああって解放された感じになり、ああ、私、あの世界にはまってたんだ、と自覚しました。
遅めの時間に軽く飲んでから小さめのシアターで観るのが正解かも。
ストーリーよりも演技や台詞に注目してほしい
映画のエロスの限界に挑んだ作品。私は原作を読んだことはないのですが、PVや手塚眞さんのインタビューを拝見し気になったので視聴しました。
R15+指定なのでどんな過激なシーンがあるかドギマギしていましたが、なるほどと納得のいくR15+指定でした。全体的に暗く、無言の多い場面もありましたが、原作を忠実に再現しようとする熱意や作中に流れてくる音楽は美倉の異常性欲を表していました。
稲垣五郎さんの演技に脱帽。二階堂ふみさんの女優魂に感服しました。
怪奇的で文学的な漫画
男が女に堕ちていく話か
堕ちた男が女と出会い足掻く話か
それはさておき
文学への情熱を持て余す美倉がバーバラさんに導かれ
段々と人が変わっていく様を丁寧に描いている
空恐ろしい程に拘った画作りとステレオタイプなキャラ達で
わかり易いはずなのに
映っただけで空気を変える陰陽師のときのような演技が終盤では見れるけど
抜け殻のような美倉のラストカットで締められる
ただただカッコいいだけの安易なキャラは見れないのかと
好きな役者の円熟ぶりを見せつけられつつも寂しい限り
売れない座付き作家が検閲官相手に必死になる滑稽さが
最後にガラリと空気を変えてみせた笑の大学の単純明快さとは真逆の作品
手塚治虫作品で映像化不可能といわれるものは色々あるけれど
宗教を扱ったブッダや、ナチスやヒトラーのような現代のタブーを扱うアドルフに告ぐと違って
ただただ漫画での描写や雰囲気を損なわずに映像に落とし込むという難題をやってのけている
エンタメ作品ではないので繰り返し見たいとは思わないけれど
何年かしたらふと見直したくなる作品で
できれば手元に残せるようパッケージ化して欲しい
天晴れ
原作未読です。手塚先生の漫画は若かりし日にそれなりに読みました。奇子などのマイナーめの作品も読み、このばるぼらも知ってはいましたが、読んではいないです(この映画を理解するために読もうと思います)。
さて、本作品の一番の見どころは二階堂ふみさんです。美しい裸体が見所というと非常に「そこを観にいったのか」と言われそうですが、もちろんそれがないとは言い切れませんが、それよりも、必要とあれば脱ぐことも厭わない女優魂に評価を送りたいという方が大きいです。
俳優さんの肉体というのはある意味、役の「入れ物」のようなもの。役に入った時、それはきっともう「二階堂ふみ」ではなく「ばるぼら」なのでしょう。そういった女優魂に天晴れと言いたいです。また、稲垣吾郎さんも同じく体当たりの演技を見せてくれており、こちらも併せて「天晴れ!」です。
さて肝心の中身ですが、そもそも原作が古いからということもあると思いますが、やはりどこか古くさい。というのも、音楽の使い方が古臭いのでそのように感じたのではないかと分析しています。設定の時代が古いから古臭いというわけではないし、稲垣氏のサングラスなど、演出がどこか今風でない古臭さを醸し出しており、全くハマれなかった。また、先も触れた音楽が、使い方もどうかなと思う感じであったし、音楽のボリューム感(劇場による?MIXの問題??)もやたらと音楽が大きくて、同時に曲調も押し付けがましいために、正直ストーリーの邪魔をしている、とさえ思いました。
話の内容も正直これと言っていいと思えなかった。未読なのでこんなことは言ってはいけないかもしれないですが、手塚氏の作品を読んでいた身からすると、監督の父・手塚治虫氏の原作はもっとわかりやすく。テーマも明確だったのではないだろうかと勝手に思っています(間違っていたらすみません)。
ということで、本来2.5点くらいの感覚でしたが、二階堂・稲垣両氏の俳優魂に3.5点を捧げたいと思います。
これ原作おもしろいでしょ
手塚治虫が創作の苦しみも描いたのかなって気がしたの。原作、面白いんだろうな。
それが、そのまま映画化されてるんじゃないかって思ったんだけど、どうなんだろ。
二階堂ふみも稲垣吾郎も演技良かった。渋川清彦は必要だったんだろうか。そして石橋静河が利いてないのね。出番が少ないせいもあるだろうけど、もう少しなにかできそう。
原作読んでみよ。
冒頭の授賞式のシーンに島田雅彦がいて面白かったよ。文学監修で入ったんだね。
白痴から20年
白痴が公開 それを初めて観てから期待と興味を持って 観ました
だが 残念な感じ ほぼテーマは同じ 狂った社会の中で真実の愛とは 見つけられるのか 正気は狂気の中で排水溝に捨てられていくだけなのか?
だが、20年前にあったパワーがなくなってしまっている かといって 熟成も感じられない
原作を読んでないので 何とも言えないが
作家が狂っていく過程をもっと丁寧に描かないと 狂気に説得力がなくなってしまう。狂ってからの描写は削っても‥‥
それはパワーが無いことにも繋がるが 緊張感が欠けてしまっている 主役の稲垣吾郎も演じ切れていない 稲垣吾郎本人が残ったままの演技も緊張感を出しきれないままである
それ故、二階堂ふみの裸のシーンが?勿体なく見えてしまった。まさか 客寄せのための条件での制作?ではとか考えてしまった。
思えば 白痴とこれと手塚真作品は2本だけしか観てないが 彼は特撮マニアの一人で
役者演技の演出や女性ーこれは手塚治虫もそうだったがーの描き方は苦手なのかも知れない。
マネキンや犬を抱く?のも追い詰められる過程がない 薬物の幻覚でもない 元々の病気?でもない
ルンペンのばるぼらの繁華街を歩くシーンもファッション雑誌のようにおしゃれに見えてしまう。
20年前の白痴の方が より現代を風刺もしているし 作品のパワーが違う 原作の坂口安吾の白痴も読みたいと思えたが
今回は原作を読みたいとまで思えなかった
父の作品を子が映画化 二階堂ふみ 稲垣吾郎‥‥期待し過ぎただけなのか‥‥
君がロミオで僕はジュリエット
映像センスが良かったです。
女優さんも朝ドラにはない魅力を発揮していました。
こちらがお子ちゃまだったので筋にはついていけませんでした。
結局、幸せになった岡村さんと同じ女性蔑視の香りが仄かに漂っておりました。
部分部分エロかったです。
映画は監督のものだと思ってはいるが
これは駄目だ。自分には無理でした。
何とか良いとこ探してみるも、二階堂ふみのキャスティング位なもんでしょうか。脱いだから、ではなくて手塚治虫的にピッタリだなぁと、感心したので。
とにもかくにもだいぶ始めの方から白けてしまったので全く乗れず、ただただ気持ちが悪い。前衛的でも、官能的でもなく、継ぎ接ぎのPVを見せられている印象でした。
ただ一点思うのは、父の作品群の裏側に流れる負の気持ち悪さみたいなのは、作品ではなく監督自身として表現しているのかな?などと考えてみると、観に行った事自体には後悔せずに済みそうです、が。
無理矢理です(苦笑)
Ms.B !!!?????
なんか、最後がハッピーエンドというか。
落ちて、上がって、普通に終了てきな。(笑)(笑)
まあ編集者のお姉ちゃんがいいですよ。(笑)(笑)苦笑
まあ仕事つながりなのでどうなのか。(笑)
あとは妄想なのかどうなのか。
アクションが欲しい、スーパーヒーローギャグ、エロ、実写、VFX、CG、アニメ、
サクサクストーリー映画が観たかった。(笑)
残念。(笑)(笑)
BaruBora!!!!???
うーーーん。(笑)
まあ物書きも、アーティストも、起業家も組織の経営者も同じなのかどうなのか??(笑)
個人的には似たようなものと感じてしまったようなどうなのか。(笑)
独身男性の、まあいろいろと。(笑)
ちょいエロはそこそこよくて。
もっと展開をサクサクと。(笑)
アクションとかギャグとかあったらもっとよくて。(笑)
もっとガンガンストーリーを進めて欲しかったり。(笑)
結婚もして、離婚もして、さらに再婚もして、子供もできて。
いろいろトラブルでギャグやアクションでもっとハチャメチャにして。(笑)
原作に忠実なのかどうなのか??(笑)
VFXとかいれたり、妄想アクションなどやってほしかったような。
若干の妄想の最初はまあまあ楽しみだったけれど。
そこで打ち止め??(笑)(笑)
まあ、うーーーーーん。
もっとサクサク。ストーリー展開ガンガン。
ギャグにアクションでハチャメチャで、最後はなんかハッピーエンドっぽくまとめて。
すべてギャグで終わらせてほしいようなどうなのか。(笑)
せっかくエロがあったのにもったいないようなどうなのか。(笑)
仕方がない。(笑)(笑)
カッコつけすぎの映画かな
手塚治虫のこの類の漫画は好きです
この映画、少し気張りすぎ
特に音楽、ボリュームも大き過ぎ
映像も凝っていたが、汚いところの撮り方が甘いのが気になった
もっと汚れた様子を撮って欲しかった
皆様の意見通り、二階堂さんのヌードが思ったより美しかったのは〇
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