Fukushima 50のレビュー・感想・評価
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"人"のために…尽力する背中に涙
あまりにもリアルで、初めから最後まで涙が止まらなかった。
未曾有の事故に立ち向かう人たちの姿は勇ましくカッコいい。様々な圧力や試練に苛まれながらも「人」のために尽力する…。その彼らにも家族があっても、危険を顧みずに突き進む姿は感涙せざるを得ない。
描写がリアルすぎるため、無理して観てほしくはない。しかし、ひとりひとりの心に届いてほしい、そんな風に思える"傑作"映画が出来たのではないだろうか。
緊迫した数日間をリアルに描いた作品で、とても衝撃的でした。震災を体...
緊迫した数日間をリアルに描いた作品で、とても衝撃的でした。震災を体験した人にはリアル過ぎる演出で心が痛いのでは?と思いましたが、助け合う仲間や身を捨てる覚悟を決めた友人との関わり方は、日本人らしい生き様を上手く表現しており、素晴らしい作品だと感じました。
東日本大震災の裏側
ニュースでは流れていない福島原発の裏側を知ることができました。私たちの知らないところで沢山の人が命を懸けて国を守ってくれていた事を映画を通して9年越しに知ることができて良かったです。
命がけで国を救ってくれた彼らを忘れてはいけない…。
揺れる地面。
動く家具。
動揺する人々。
鳴り響くサイレン。
あの時の記憶が一瞬にしてフラッシュバックした冒頭の5分間。
開始早々のリアルな映像に、鳥肌が止まらなくなってしまった…。
そうだ、震災が起きてまだ9年しか経っていなかったんだと思い知らされました。
今回は、監督、佐藤浩一さん、吉岡秀隆さん登壇による舞台挨拶付きの試写会。
佐藤浩一さんが語る、熱い言葉一つ一つが胸を打ちました。
あの時彼らは何を想い、行動したのか?
映像化することで見えてくる、一人一人の気持ち、感情がたくさん伝わってきました。
この映画を観ることができて、本当に良かったと、心の底から思える素晴らしい映画でした。
映画では、現場のリアルな怒号が飛び交うシーンが印象的でした。
意見が対立し、ことが一刻を争う中で、的確な判断を出し続けた直長。
また、原子炉建屋の中、放射能を沢山体に浴びながら、火傷を覆いながら命がけでバルブを開こうとしてくれた人。
政府と必死に戦い、最善の策を講じてくれた現場の所長。
沢山の原発の社員が、1号機と3号機が爆発しても、最後の最後まで国民を見捨てずに働き続けてくれたことに感謝しました。
メルトダウンした原発で、彼らが必死に、国を家族を未来を、守ろうとしていたことを心から感謝したくなります。
9年という年月が経っても、あの当時の記憶は今でもリアルに呼び起こすことができる。
この映像を観ることは、もう一度あの時の真実をきちんと心に受け止め、改めて自然災害の恐ろしさというものを忘れてはいけないと思いました。
大地震が、あと30年以内に起こると言われている現代だからこそ、自分たちに何ができるのか?
また、日本の未来をどう築いていくのかを考えていかなければならないと強く感じました。
同じ過ちを2度と繰り返さないように、一人一人がしっかりと対策を立てていかなければならないと思います。
国を守った彼ら一人一人の行動に感謝すると共に、体を張って亡くなった所長のご冥福をお祈りします。
心に残る映画をありがとうございました。
2011年3月11日午後2時46分。東日本大震災発生、あの日あの時...
2011年3月11日午後2時46分。東日本大震災発生、あの日あの時、ニュースで知った福島原発の事故。国を福島を守る為に生命かけで原発内で戦い続けた50人の作業員達、震災を原発事故を風化させない為に今、日本国民が観なくてはいけない作品だと思いました。オープニングから地震警報、揺れ、津波のシーンから始まり、目を覆いたくなるほどのリアルな映像、緊迫したシーンが続く展開で見応えありな映画でした。人間の生活を豊かにする未来のエネルギーですが、一歩間違えれば人間に牙を向く自然の脅威、原発を目の当たりにして恐怖すら感じました。
公開する前からなんですが、福島原発の作業員の方々の懸命な努力は聞き...
公開する前からなんですが、福島原発の作業員の方々の懸命な努力は聞きかじっております。けれども故吉田所長の会社の利益優先、安全性軽視の姿勢は評価できません。
巨大津波の危険性を知っていながら、なぜ、どうして、対策をとらなかったのか。結局後始末をするのは後世の人たちなんだから。
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