「考えなきゃと思わせてくれたことに価値がある」Fukushima 50 彬さんの映画レビュー(感想・評価)
考えなきゃと思わせてくれたことに価値がある
あの日の出来事を美談にしてしまうのではないか
という意見を見て、たしかにと思いつつ、ファーストシーンであの日の恐怖がよみがえり「美談になんてできない」と感じました。
自分で思った以上に、自分自身があの日の恐怖を忘れていなかったことを知りました。
あの日から、エンタメ業界は長いこと津波の描写を避けてきました。
この映画を作ったのが日本だったことに少しだけホッとしました。
内容は賛否両論あると思います。
が、あの日のこと、これからどうすればいいか、真実はなんなのか、考えるきっかけを作ってくれる映画だと思います。
これがすべて100%真実なのだ、と捉える観客はおそらくいないのでは?
なぜなら、あの日日本にいた人々、それぞれの「3.11」があるからです。
きっと、「あの日いったいなにが起きたのか」多くの人が考えるのではないでしょうか。
悲しいことにコロナというウイルスが流行り、またしても日本と世界はピンチに陥っています。
正しい情報の重要性を、3.11で知ったはずなのに、またしてもデマに踊らされてしまった現状があります。
人は忘れるいきものです、定期的に意識しなければいけない。
そのきっかけを与えてくれる映画だと感じました。
考え続けること、思考すること。
学び続けなければと思いました。
関係ないのですが、福島の「お菓子のさかい」さんの
カリント饅頭
が本当に本当に美味しくておススメです。
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彬さんのコメント
2020年3月11日
コメントありがとうございます!
あまりに美味しくて三つくらい一気に食べてしまった思い出があります。笑
ゆべし!気になります、機会があったら食べてみたいと思います
(^o^)