「結局、現場にしわ寄せがくる・・・」Fukushima 50 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
結局、現場にしわ寄せがくる・・・
東日本大震災の時はテレビにしがみつくほど集中していた。なにしろ原発のことがさっぱりわからず、随時解説者が説明してくれても理解不能でした。覚えていることといえば、「枝野寝ろ!」とネットで騒がれていたことだけだった(恥)。
今作は再現ドラマのごとく、福島第一原発で何が起こっていたのかを忠実に描いていて、本店や官邸からの命令と対処法を知るベテランとの葛藤劇でもある。素人目からすれば、水素爆発の可能性というのも信じてしまうし、想定外の津波ではあるものの何とかなると思ってしまう。それが中央制御室と緊急時対策室という内部からの物語によって、目からうろこ状態になってしまいました。
自然の驚異。津波の高さの予測。やはり人間の手によって作られたものは、未知数の災害によって呆気なく破壊されるものだということ。しかし人間の培われた叡智は困難に立ち向かう強さも生むし、人々が繋がっていて愛や友情があるのだということも教えてくれた。
地震や津波による死者・行方不明者の描写を無くし、あくまでも原発内だけの記録と家族愛に絞ったのも潔いと思うし、これからの原発の在り方や危機対応について考えさせられる作品となっていました。大きな事故でいえば、この福島第一原発、スリーマイル島、チェルノブイリなどなど、すべて教訓として生かして未来の地球を考えなければならないなぁ~
kossyさん、こんにちは。
私のレビューに共感押して下さりありがとうございます♪
読んで頂けて感謝です。
私のレビューは2020年9月末に書いたものです。
メモにあったのを数字など補正して乗せました。
FUKUSHIMA50。
11年以上が経ちました。
気持ちは重くなるばかりです。
(いつも原発の事故のことを考えてる訳ではありませんが、)
解決策が見当たらない気がします。
汚染水は増えるばかり・・・廃炉もままならず・・・
火力発電に頼ればますます地球温暖化は加速する・・・
袋小路に嵌るばかりです。
福島の事故はチェルノブイリの事故に比べれば10分の1程度ではと、言われています。
私はFUKUSHIMA50のあの時あそこに居た50人の健康調査を公正な機関に
お願いしたいです。
そうすれば、新たに原発事故の影響が見えてくる気がします。
長々とすみません。
それでは。
kossyさん 大変失礼いたしました! 違う方にするべきコメントをkossyさんにしてしまいました。前半部分は、間違いです。本当に 不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ありません!
kossyさん すみません。コメント最中に電池切れそうになり、慌てたらコメの途中で送信してしまいました。続きは
あの日あの時 彼らが退避せず、命を懸けて、原発の爆発を止めようとしたのは確かです。そのおかげで 今が有るのでは?感謝いたしましょう。
そして コメントありがとうございました。コロナウィルスも映画になりますね。いつかは。多分、それは医療機関が舞台でしょうか。または、映画、音楽、舞台などのエンタメ業界を描くのでしょうか。いずれにしても、この未曾有の自然災害?は映画に残すべきですね。
ゆたぼーさん、コメントありがとうございます!
俺は基本的に反原発の立場ですので、この映画は原発の恐ろしさを描いてくれただけでOKかと思っています。
いまだ解決していない問題なので、彼らのおかげで日本が救われたなんて思っていませんし、被害が拡大しなかっただけでも良かったかな~程度くらいにしか感じませんでした。
政治的プロパガンダという意見も散見してますが、あの総理の描き方だったら、そんなに悪役とも思えませんでした・・・むしろ本店のほうが悪役だったといった印象です。
毎度です。
再現Vでもなければドキュメンタリーでもない、ドラマでありエンタメですし、偶然もあったにせよ、危険な現場で被害を最小限に抑える為に奮闘し、その結果があるのは紛れもない事実ですからね。
いやー良い映画でしたよー。
邦画のこの手の作品でこんなに入り込めたのは久しぶりという感じです。