「賛否両論あるかと思いますが」Fukushima 50 ハリソンさんの映画レビュー(感想・評価)
賛否両論あるかと思いますが
追記
この映画を観て、原作を読んでみました。
この原作である「死の淵を見た男」を読むと、この映画をより理解できます。
これを読むと、映画としては、ちょっと違うものができてしまったのかなと感じます。
この本を知らなかった私にとっては、知るきっかけになった映画として、とても意味がありました。
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事実に基づく物語と言うのが、映画として難しいものになったように思います。
とことん事実に近い。または、フィクションですとした方が良かったかな。
多分、この映画を観て、事実かどうかを気にする人がいると思うんです。事実かどうかわからないじゃないか?と言う人にとっては、気に入らないことがあると思う。
わかるのは、現場にいた人だけだからです。
この映画が伝えたいことは、原発事故を後世に伝えたいといけない。ということなのかなと思いました。
また、現場で起きていた本当のことを知りたいと思いました。また、どこに間違いがあったのか?何かできることはあったのか?真実を知りたいと思った映画でした。
コメントありがとうございます。
原作にジャンパーの件はないのですね。
実際にあった話だからか、ありそうだからかは判りませんが、直接関係ないところで人を追い込むという、気分が悪くなるところに触れる様なエピソードで良かったと思います。
文章だと口説くなりそうだけど、映像ならさらっと差し込めますしね。
ハリソンさん、いつもありがとうございます!
原作本は読んでません。
このサイトのみなさんのレビューにすべて目を通しましたが、色んな意見が読めて興味深かったです。原発に賛成か反対かと問うまでには核廃棄物処理までの言及が至らないので無理かと思いますが、事故についての記録は絶対に残さなければならないですよね。
また、完全に解決したわけじゃないので、これからも問題提起した作品が現れることを期待してます。ただ、エンタメ性を持たせた方が多くの人の目に触れるので、深く理解はできなくてもこれはこれでしょうがないのでしょうね。