「ワラジで山道を疾走する姿に感心」サムライマラソン LittleTitanさんの映画レビュー(感想・評価)
ワラジで山道を疾走する姿に感心
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日常的に、山を登る身としては、ワラジで山道を疾走する姿を見るだけで、感心しちゃう。
そこそこソールが圧い靴でも、石ころや木の根を踏みつけると結構痛い。
走っていて、体重が片足にかかる場合はなおさら。
なので、ワラジでの疾走にさぞかし痛かろうと、同情しちゃいました。
特に小松菜奈さん、女優魂感じました。
森山未來の殺陣も肉体美も、なかなかです。
るろうに剣心では味方だった、佐藤健と青木崇高の殺陣にも感慨がありました。
大好きな竹中直人も、見せ所がありました。
イギリス人監督による時代劇に期待してましたが、正直日本語の台詞まわしへの違和感が随所にありました。
日本語ネイティブのキャストなので、大方は問題ないのですが、特定のキャストや、しばしば挿入される台詞の節回しや音量が微妙でした。
千葉真一もタランティーノに、噛んだテイクを採用されたと嘆いてましたが、今回も日本語ネイティブじゃない監督の弱点を感じました。
でも逆に、英語吹替版の完成度は高いかもしれません。
ストーリーでは、刺客への恐怖を煽った割には、呆気なく解決した感じがしました。
矢が当たった藩士も、回復早すぎない?とツッコミたくなりました。
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