ゴジラvsコングのレビュー・感想・評価
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怪獣映画の見所は怪獣バトル
ド迫力の怪獣バトルに圧倒される怪獣映画らしい怪獣映画だった。怪獣映画の見どころはなんといっても怪獣バトルである。観客が期待している見どころが面白い作品は面白い。冒頭で『髑髏島』という名前が出てきたので、2017年公開の『髑髏島の巨神』の続編として鑑賞した。『髑髏島の巨神』が、自然を破壊する人間の驕りに対する大自然(コング)の怒り、人間と自然の共生が作品メッセージだったのに対して、今作は、最先端テクノロジーを使って自然に立向おうとした人間の驕りに対する大自然(ゴジラとコング)の激しい怒りが作品メッセージになっていると強く感じた。
冒頭から、いきなり怪獣バトルが始まると思いきや、荒唐無稽な仕掛け、前置きが予想以上に長かった。しかし、最新鋭のCG技術で魅せる近未来的映像美、小気味よいテンポのストーリー展開であったので、これは、この後、今まで観たことのないような怪獣バトルが観られるなと予感できた。またコングと少女の意志疎通シーンから、今作も、人間の驕り対自然(怪獣)の怒りの構図だなと推察できた。
後半になって、ようやく、お待たせの怪獣バトルが始まった。基本は、大地を揺るがす激しい肉弾戦。ド迫力の殴り合い。お決まりの怪獣バトルなのだが、CG技術の進歩で、ゴジラとコングの動きが素早く無駄がなく本物の怪獣が殴り合っているような臨場感に圧倒される。特にコングの怒りに満ち満ちた眼の表情が凄まじい。
ゴジラとコングは、孤高の存在であり、両雄並び立たず、相容れない、宿命の好敵手、ライバルである。しかし、憎しみ合っているわけではないことは、終盤のバトルシーンが如実に物語っている。自分たちの敵には容赦なく立向っていく。
両雄の決戦作品であり、結末は想定内であったが、両雄の決戦らしい凄味と破壊力に心酔することができた。
怪獣界のスターであり、長い間スクリーンで暴れまわってきたゴジラとコング。これからも彼らの雄姿を観続けていきたい。
髑髏島(スカル・アイランド)のどこか
映画「ゴジラvsコング」
(アダム・ウィンガード監督)から。
字幕で観ていると、時々、あれっ(汗)と思うことがある。
今回は、作品の冒頭に映し出された英文。
「Somewhere on skull island」
その訳が「髑髏島(スカル・アイランド)のどこか」
「髑髏」(ドクロ)も簡単に読めないだろうし、
確かに「Somewhere」の意味は「どこか」なんだけど、
「あるところ」でもよかったんじゃないかな、
そんなことをメモをした。
「髑髏島(スカル・アイランド)のとある場所」等。
作品自体は、大画面で観たかったなぁ、と思うほど、
迫力満点だったけれど、メモする台詞は少なかった。
だから、ストーリーと関係ないけれど、もう一つだけ。
「原題:Godzilla vs.Kong」「邦題:ゴジラvsコング」
「versus」は「対」だから「ゴジラ対コング」ならOK。
でも「versus」の略なら「vs.」が正しいのに、
日本語では「vs」と表記されることがほとんど。
何か意味があるのかなぁ。
映像美!
大迫力で楽しめるけど、ストーリーは...
序盤から終盤まで出し惜しみなしの大迫力シーンのオンパレード。映画館で観ればこの迫力が何倍にも増してさらに楽しめたことでしょう。「怪獣映画」と割り切ってしまえばそれなりに楽しめる作品に仕上がってはいますが、お話の方はあって無いようなもんでした。
第1作目は、ハリウッドが本気で作ったゴジラということで個人的にはいい感じに出来ていたと思います。第2作目についても、キングギドラやモスラなどのおなじみの怪獣が総出演でお祭り騒ぎの順当な続編でした。けれども本作については、作る意味があったのかと。ゴジラとコングを戦わせる理由が弱いし必要性を感じない。作中では、ゴジラとコングは古代からのライバルであると説明されますが、コングってでかいだけのサルですよね?核兵器で傷一つつかないゴジラと戦って勝負になるわけないじゃん。前作のキングギドラと比べてもライバル役として明らかにグレードダウンしているとしか思えませんでした。まぁ、そこはハリウッドのスター怪獣であるコングですから、いい勝負をするわけですけども。
怪獣バトル以外の部分についても、過去作にはあった人間側のストーリがほぼ皆無。おまけ程度にもなっていない。小栗旬とか完全に空気でしたし。これならいっそのこと登場人物無しで全編怪獣バトルにするくらいの思い切りが欲しかったです。
ハリウッド版ゴジラは前作でキレイに完結していたと思うので、本作は続編ではなく、独立したスピンオフ作品として楽しむのが吉でしょう。
とにかくド派手映像!
髑髏島の巨神を含めたキングオブモンスターズユニバースの最終章。
前作、キングオブモンスターズのメチャクチャな怪獣大行進が凄すぎて、シリーズの着地点はどうなるんだろうと思っていたが、予想を上回るド派手な展開にまあお腹一杯。
とにかくグラフィックのレベルはとんでもないことになっていた。映像技術の向上具合にはただただ驚愕するばかりで、確かにこれなら怪獣でも異空間でもリアルな描写は可能だと思う。
しかしながら、ストーリー展開はあまりに極端過ぎて、今作のメインテーマとなるコングの故郷は地球内部に広がる異空間にあったといういわゆる地球空洞説をモチーフにした急激なSF展開や、今作で突然登場した巨大企業エイペックスのメチャクチャな科学技術力によるマシーンや設備の数々、そして今作で初登場するすべての人物の存在意義や行動が正直あまりにもご都合主義的過ぎて、個人的には非常に納得しづらい印象を受けた。
特に前作で活躍したマディソンや父親のマーク、そして芹沢博士の息子役の小栗旬は完全に期待値を下回る扱いだったり、コングは知的生命体の末裔でゴジラはあくまで狩られる側の生物だったという設定は、シリーズの完結作として、またゴジラ作品のファンとしても受け入れ難い結論なのではと思わざるを得ない。
大迫力
悲しくなりました
完璧ではないけど面白い
自分の中にある怪獣(ゴジラ)映画って感じで全体的には好き。
ただ不満に思った点もあったので書いておきます。
以下、不満に思った点。
1.メカについて
地底世界に行く際の乗り物は、世界観にあってない気がする。前作、前々作は現実的な乗り物ばかりなのに、いきなりアレが出てきたので「ん?」となった。
2.芹沢博士の息子
わざわざ、芹沢博士の息子っていう役で出して、メカゴジラのオペレーターもしているのに、扱い方が雑。あんな扱いなら別に息子じゃなくてよい。息子を出すなら、父親に対する思いとか、ゴジラに対する思いとかをいうシーンがあったほうがいい。
3.地底世界の遺跡は誰が何の為に作ったのか
ここは説明してほしかった。斧はコングの仲間(先祖)が作ったのかもしれない。だけど、遺跡は誰が何の為に。流石にあそこまで手の込んだものをコングの仲間(先祖)は作らないと思う。じゃあ、誰が何の目的の為に。
以上
コングがかわいい
主役はコング、ゴジラは脇役
怪獣映画らしいエッセンスを持ったエンターテイメントに振り切って、気楽に観られる作品になっている。
派手な怪獣プロレスだし、男同士のド突き合いでお互いを認め合ってる感じ(笑)
それ故にVSと銘打ってはいるものの、観始めればすぐ分かるストレートな展開なので安心して見られる反面、欲ばりや功名心に逸る人物はあっさり死んじゃうので、人間ドラマとしては安易な感じ…子どもも観られる内容にしたのかな?
んで、日本人として小栗旬が出ているがあんな白目剥いてる役に使うと言うのは、やはり小栗旬レベルでは海外ではその程度扱いになるのか?役名こそ芹沢だけど、この扱いは安いと思う。
コングと手話での会話が可能な点などはよくある設定だし、映像技術の向上が著しいのは当然として、コングを船やヘリで輸送する様はなんだか懐かしさすら感じた。
輸送船や空母を足掛かりに、ゴジラと激突するコングの印象は「よー動く」、溺れ掛けている所とか見せて、泳ぎまくるイグアナ(笑)っぽさが見られるゴジラに勝ちを譲るシーンは怪獣映画らしいご都合主義的な展開。
ゴジラの見た目も顔の部分が意図的にだろうが平たい印象、大昔の日本製「キングコング対ゴジラ」のイメージを感じる。それとも爬虫類っぽさを出す為かは分からないが、主役のコングと顔の大きさがかなり違う。
逆にコングは新しいエピソードを付け加え、背鰭の形のオノを振るったり、重力の反転する地下世界を歩く様を見ると、人間くさい(笑)
巨大空間との対比でポツンと映されるシーンを見せられるとコングがやけに小さく感じた。
メカゴジラでお茶を濁すのは、子ども作品と言うか対決系タイトルのお約束と分かってはいるので「まぁそうなるよな…」とちょっと醒めてしまう。
超大作で話題はあったが、中身は小さかったと思う。 期待した分だけ損をしたような気がした。
一番悪いのは人間だ
地球の裏にある巨大なエネルギーの在り処を知っているコングをつかって、エネルギーを取ろうとしていたが、ゴジラが邪魔をしにきた。
それでもなんとか、コングはエネルギー元を見つけて、人間はそのエネルギーを手に入れた。
そして、ゴジラとコングの死闘が始まった。
エネルギーを手に入れた人間は、それを使って人間が自分らで作った怪獣を動きさせたが、ゴジラとコングによって破壊されたという内容だった。
ゴジラもコングも理由がなければ暴れなかったし、一番ダメなのは自分の良くのために悪さをする人間だなと思いました。
ゴジラとコングの戦いは迫力がありよかったです。
ゴジラの俊敏な動きは、なんだかおかしい気がしましたが。
人間が作った怪獣は、強くてかっこよかったです。
コングをどのようにして髑髏島か出したのか謎です。
あと、女の子とどのようにして心を通わせたのかもわからないのが残念でした。
今回は、続きがありそうな伏線がなかったの思うので、このシリーズはこれで終わりかなと思いました。
ゴジラより実質コングが主役の作品
頭のいい人が1人もいないスゴイ映画
日本の愛らしい顔のゴジラが好き!
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