「ありきたりぐらいが丁度いい」バード・ボックス がやさんの映画レビュー(感想・評価)
ありきたりぐらいが丁度いい
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過去と現在の時系列を交互に見ていくことになります。パンデミック映画にありがちな、信じるか迷う"安全な場所"、守るべき子供達、少人数のコミュニティ、世界に適したクレイジーな人間、などなど、どっかで見たなって感じで出てきます。珍しく敵の正体が感染やウィルスではない、まあここまで混乱した状況じゃあ正体が何わかるわけもないか…、ならウィルスにしてくれた方がスッキリしたかも。
エンディングは目の見えない人や、ここまでたどり着いた人々が安全な場所で平和に暮らしていた!と言った感じ。んー、非常にあっさり。まず、なんでここだけ、こんな平和なんやって疑問しか浮かびません(笑)。ここまできたら主人公のマロニーが犠牲になって子供達が助かる、みたいなのをしてくれないと満足いかないくらい物足りなか感じました。
新しいタイプのパンデミック映画だ!と思って見ない方が良いです。敵も見えないので、怖さやハラハラもイマイチ。個人的に好きな設定は、いつ手放すか分からない子供に愛着を持たないようにするためか、名前を付けないところは気に入りました。まあ結局、愛で満ち溢れましたが…。まあこういう系の映画をあまり見ない人にはおススメできますね!
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