劇場公開日 2019年1月4日

「マイノリティ・リポートは、未来。この映画は過去。」ANON アノン Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0マイノリティ・リポートは、未来。この映画は過去。

2019年1月6日
PCから投稿

冒頭、ミステリアス感のあるSci-Fi映画として成立していたが、観ていくうちにものに対しての解析の数値や情報がチラつきいらいらしてくる。とにかくだらだらとした映画であることは間違いない。しかしながら、パツ金やブルネットのスタイルグンバツなお嬢様が出演されているので良い刺激となった。
ミステリアスな謎の女性を演じたのが、「マンマ・ミーア!」や「レ・ミゼラブル」に出演していたアマンダ・サイフリッド、今回はブルネットというよりは真黒く髪を染めている。
REELVIEWSという映画専門サイトは、「この映画のシナリオはすぐに忘れることが出来る。なぜなら、混乱や予知ができることを満足できないミックスされたものとなっている。」とか香港の英字新聞SOUTH CHINA MORNING POSTの記者は、「単にちょっと熱意を付け加えたテクノロジーとグラフィックを使った生ぬるい犯罪映画。」と述べているが、評論家はもちろんのこと一般の視聴者からも不評であるということは大体推し量れるものとなる。スタイリッシュな映画とされるが主演のクライヴ・オーウェンのイギリス英語が鼻につくし、映画のスタイリッシュさを打ち消している存在となっている。

Naaki