ミスター・ガラスのレビュー・感想・評価
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繋げなくても
シャマラン監督は好きな方だし、「スプリット」もマカヴォイの強烈な演技で感嘆したのだけど、わざわざ「アンブレイカブル」と繋げる意味あったのだろうか?
マーベルとかDCのイメージとダブってしまうけど、あちらは楽しいからあまり考えずに観れるけど、シャマラン映画は単品でそれなりに複雑なので、すんなり世界観を受け入れるのに抵抗がある。
映画としては、伏線と回収が激しいのでなかなか面白いけど、逆に過去2作とそれを繋げる世界観が気になって、忙しすぎて散漫になってしまった感じがする。
ま、シャマランファンには堪らないのかもしれないけれど、個人的には単品作品で、キッチリ作り込んで楽しませてほしいな。
レビュー書き忘れてた。
個人的にオチがもう最悪。
ほんとには?なんで?ってなった。
スプリットがとても面白く映画館で衝撃を
受けたのでその続編?となるこれには
大変期待したがうーーむ、、って感じでした。
もう1つのアンブレイカブルという作品は
見ていなかったがその世界観は楽しめた。
だが、やはり好きな作品の好きな人物だけあって
最後の結末はあんまりである。
これからアンブレイカブルをAmazonプライムで
視聴するところだが、ミスターガラスのラストを
見た後で見るのはあまり気が進まない、
とても残酷だ。
なぜ大ヒット?
前作で風呂敷広げた割にかなり小さい話で、個人的にはかなり残念でした。僕の考えるスーパーヒーロー概念とも隔たりがある。そもそも前作、前々作肯定派じゃなければダメですよね。北米には僕の想像以上におシャマさんが沢山いるということなんですね。
最近はヘレディタリーやこれみたいに僕の感想と世間での評価に大きな違いがあるなあ。
地球原作の人工的スーパーマンって事⁉️
前2作品は単体で完結していたのに、斬新な、ちょっと強引な3部作にまとめられてしまった感が否めない。
なかなか理屈っぽく、字幕を追うのに一杯になることが多くてちょっと疲れたけど、多重人格者マカヴォイの演技は必見ですね。
ヒーローというよりも
『アンブレイカブル』と『スプリット』の全く違う映画の続編と言う珍しい映画で両作の主人公が絡むので気になってて元々2作ともあまり好きでは無かったのですが観てきました。
宣伝ではスーパーヒーローは実在するのかって感じでしたが観てたらどちらかと言うとマイノリティについてでした。
やたらとパワフルな男と多重人格者とやたらとIQの高い男に精神科医がただの誇大妄想として彼らの自意識を排除しようするのに対して命懸けで映像に残し世間に知らしめようとする3人が印象的でした。
アクションが多いにも関わらず意外にもいいストーリーでした。
とんだ役者の無駄遣い。
一応、前二作は観てるし、シャマランも嫌いな監督じゃないけど、お話しの方向が見えず、何が言いたいのかさっぱり分かりません。と言うか、続編作る意味あるの?それでも、マカヴォイ、ジャクソン二人の熱演が凄いので、何とか最後まで観ることが出来ました。
三部作の完結と言うべき締めくくり
終止ハラハラする臨場感。アンブレイカブル復習してから観て正解でした。スプリットも観てないと三部作の繋がりが見えないのでついていけないと思う。
ガラスの策略と言うべきなのかステイプルの組織的策略なのか。とにかく二転三転。多重人格を演じきったマカボイは前作同様秀逸。
キャストもほぼ続投させているので引き込まれる!
是非映画館で🎦
シャマラン成長記
アンブレイカブルでは、現実世界に存在するヒーローの存在を証明することに重きをおいたストーリー展開で、アクションが少なく、すこし退屈に感じるような出来でした。
しかし、その続編にあたるスプリットでは、主演であるジェームズ・マカヴォイの怪演と、ヒロインのアニヤの魅力で、かなり見ごたえのある、続編としてでなく、ひとつのサスペンス映画として楽しめました。
今作は、その二つの物語を見事につなぎ合わせて、この世にスーパーパワーを持つヒーローが認知されていないのはなぜか、という謎を、解き、そしてそれを明かすまでを描いています。
シャマラン監督らしいストーリー展開でありながら、そこからさらに発展させた、監督の技量の向上をうかがうことのできる作品だったと思います。監督もきっと、映画監督としてのパワーに目覚めたのでしょう。
スプリットに引きつづき、マカヴォイの演技はほんとうに素晴らしかったですし、アニヤの魅力もさらに磨きがかかっていて、この二人をもう一度見られただけでも、幸せな気持ちになりました。
天才!!
ジェームス・マカヴォイの天才的演技に釘付けでした!スプリットからの大ファンです。多重人格の一人一人がきちんと際立っていて鳥肌ものです。
ミスター・ガラスもやりますねぇ。
悲しさもありましたが、少し涙も込み上げてきちゃいました。
強引さと難解さをクリアすれば面白い
映像も音楽も演出も最上級の映画で、強引なところというか難解なところというか…違和感を感じるところ(結構あるけれど─)それらを自分なりに消化できればかなり面白い作品だと思う。
音楽でもって感動的について物語がつづられるけれど、そこまでの殺戮を思え描くと、まったく感動などできない。むしろ笑えた。制作側の意図とは違うかもしれないけれど、かなり笑いどころがあった気がする。そういったところ、奇想天外な設定含め、シャマラン作品の魅力だと思っているので非常に楽しめた映画だった。
主演のジェームズ・マカヴォイには惜しみない讃辞を送りたい。同時にアニャ・テイラー=ジョイには、惜しみないラブを─
よく眠れました。
この映画は、何かの続編なんでしょうね。予告編を観て、まあ たまたま時間があったので、観てみましたが。以前にも この監督さんには、期待をすごく裏切られた事があったので、ある程度は覚悟していましたが。…開始後、30分程で
熟睡し 1時間程 よく眠れました。たとえ続編と言えど、もう少し 興味深いかと思っていましたが。眼が覚めて 15分程で 何やら 厨二病的な闘いが起きる所で、トイレに行きたくなり、わざわざ帰ってくるのも面倒くさいので、そのまま映画館を後にしました。…監督、ぐっすり眠れました、ありがとう!!
コミックブックと現実世界
ニーチェは超人思想を説いたが、ニーチェの超人は知力や体力が飛び抜けて優れていたり、特殊な能力を持っている訳ではなかった。既成の価値観に捉われることなく、自由な精神で自分の価値観を生み出す意志の持ち主のことであった。
しかし現代の超人は、大抵が特殊能力の持ち主で、要するにスーパーマンである。新しい価値観を生み出すことはなく、既存のパラダイムに従っている。つまり退屈な人間が生み出した、現代社会で認められて評価されるヒーローだ。物語にするには強すぎてもよくないから、ほとんどのヒーローは何らかの弱点を持つ。
さて本作は二重三重に複雑な映画である。サラ・ポールソン演じる精神科医が単にアホな精神科医でないことはすぐにわかるが、その他の登場人物も、見た目通りではない感じである。ヒーローたちがそれぞれに弱点を持つのは王道に従っているし、アクションや暴力も本物だが、彼らの真の意図がどこにあるのか、ストーリーが進んでもなかなか掴めない。精神科医の狙いも単に彼らの思い込みを裸にするだけではなさそうだ。
登場人物の台詞に頻繁に登場するのがコミックブックという言葉である。マンガが世界にどんな影響をもたらしたのか、あるいはマンガは現実世界にとってどのような意味を持つのかが繰り返し語られる。
そこそこ面白い映画ではあるのだが、ストーリーは一本調子だし、登場人物たちが互いに騙そうとしていることが観客に伝わるようにしているのがわかるし、最後の場面にも驚きはなく、「でしょうね」と思うだけである。感動もない。そして、わざと感動させないようにしているような演出の仕方に、かなりの疑問を抱いてしまう。
コミックブックのありように踏み込んだアイデアはなかなかよかっただけに、仕上げ方に恨みの残る作品というのが正直な感想だ。
この世を支配するのはヒーローでもヴィランでもない何か
面白かったなぁ
「シャマラン流のアメコミ解釈」の続編
前作「アンブレイカブル」で誕生したヒーローのデヴィッドと、ヴィランのミスター・ガラス、それに「スプリット」の24人格を持つ男 ケヴィンも加わって、彼らが精神科病棟に集められ、治療が行われる
この映画が面白いのは「もしも、シャマランがアメコミ映画を作ったら」の世界観
ヒーローは
目からビームが出るわけでも、
空を飛べるたけでもない
ただ、怪力の持ち主で、どんなに強く打っても骨がおれないというだけ
ヴィランにしても、毒ガスを撒き散らすわけではない
つまり、アメコミ的な「あり得ないできごと」のオンパレードではなく「こういうことって、実際に起きるかも…」と思えてしまうところが、この映画の面白さだった
ケヴィンの役柄にしたって「24人のビリー・ミリガン」は実在した人物だし
全く有り得ないわけでもない
そもそも、アメコミで描かれる能力者(ヒーローたち)というのは
「人と違うことは、神から与えられたギフトで、その能力でヒーローになれる」と、
教室の隅っこでマンガを読んでいるオタクたちを励ます存在だった
しかし、現実世界では「人とは違う能力を持つ人間は抹殺すべき」という勢力が、ヒーロー側でも、ヴィラン側でもないところに存在している
と、この映画では描かれている
それがあらゆる差別を引き起こしているのだ
その中で「人の行動の先を読む」能力を持つミスター・ガラスは、ある行動を起こす
その物語は「X-MEN」のようであり「バットマン」のようでもあるけれど「何が善で、何が悪か」については、明らかに他のアメコミと解釈が違う
そこが、この映画の面白さであり、現実世界の怖さでもある
この世界は善と悪では分けられない複雑な多面体なのだ
オリジン
この作品を観る前に「アンブレイカブル」は観ておいた方が良いです。
アベンジャーズやジャスティスリーグ等に食傷気味だったので、こういう切り口は新鮮(彼らが"大活躍"する前は似た状況だが)だった。
ジェームス・マカヴォイ良かった。正直 序盤ではプロフェッサーX役の人と同一人物とは気づかなかった。
「スプリット」は未鑑賞なので早めに観たいです。
ヒーロー物としては斬新な切り口。
本当はヒーロー物が大好きなんだけど、最近のマーベルにはちょっと食傷気味で…という僕にうってつけの映画だった。正義と悪という二項対立の図式をあえて避け、深みのあるストーリーに仕立てながらもヒーロー感は忘れず、ハラハラさせるアクションもあり。特に期待していなかっただけに◎ 関連作品は未鑑賞なので、観てみようと思います。
シャマラン好きにはタマラナイ
俳優達の演技も見事。
ストーリーも相変わらずいい感じでひっくり返してくれる。
観ていて素直に「シャマラン作品だー!楽しいなぁー」と思える作品。
最後まで満足!楽しかった。
残念なのは、配給会社の宣伝が弱すぎること。
こんなに面白いになぜ広めないんだろう。
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