劇場公開日 2019年1月18日

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「限りなく現実と地続きのヒーローもの」ミスター・ガラス おいもぷりんちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0限りなく現実と地続きのヒーローもの

2024年10月6日
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悲しい

興奮

知的

「アンブレイカブル」「スプリット」と続けて鑑賞。
全体的に地味だけど、それゆえリアリティがあり色々考えさせられる。

現実にも常人離れした特殊な能力を持つ人が稀にいるわけで(例えば大食いのギャル曽根さんは特異体質の持ち主であることが医学的に証明されている)、じゃあそういう人と超能力の線引きはなんだろう?とか。
集められた3名が自身の能力を妄想だと否定されていて、観客側としてはそんなわけあるかー!と思うけど、これは集団ストーカー妄想で有名なあの病気の患者達が感じている世界なのかなぁ、とか。
とりとめもなくそんなことを考えていた。

ヒューマンドラマとしても見応えがあるし、色々な見方のできる面白い映画だと思う。

はりぷ