「3部作ファイナル」ミスター・ガラス お転婆さんさんの映画レビュー(感想・評価)
3部作ファイナル
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『アンブレイカブル』『スプリット』とほぼ同じキャストとスタッフで作られた「多重人格」サスペンス。
この「多重人格」現在心理学上では「解離」と言って、人口の約1%に見られるという疾患なのだそう。で、この疾患のレクチャーを受けたら『スプリット』が紹介されており、残念なことにAmazon primeでは有料だったのでこの『ミスター・ガラス』を見ることにした、わけです。
繰り返すけれど、3部作のファイナルなので、前2篇を見ていないと、どうもストーリーも人間関係もわかりにくい。何でそうなりますのん?あんた誰?みたいなギモンが最初のうちは次々にやって来て、楽しむどころでは到底なかった。
でも、レクチャーの中でもいわれていたことだけれど、虐待が解離の最も頻度の高い経験なのだと。そしてそれを掘り起こすまでに、心理士やカウンセラーの方がバーンアウトしてしまうことも珍しくないのだそう。
この作品では主役3人にそれぞれ寄り添う家族がいるという設定になっているけれど、すっごく無理があるように思えた。
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