「夢を忘れるな」ミスター・ガラス クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
夢を忘れるな
「スプリット」がそれ程面白くもなく、期待値は低かったですが、前作よりは楽しめました。
「アンブレイカブル」は遠い記憶なので、細かい事は気にせずに、イライジャとダンの久々の邂逅がさほど盛り上がらないのは気になった。
対立軸が序盤から明確なので、シャマラン特有の捻りというか拘りが少ない気もした。
拘りとしては、「コミックのヒーロー」が所詮虚構である、というお節介なビジランテと、それでもヒーローに夢みるパンピー、という、従来のアメコミに代表されるスーパーヒーローの捉え方。
でもね、その「ヒーロー」代表がダンというのも少し弱いかなあ。あの最期もスケール小さいなあ。
どーしても「X-MEN」に準えてしまうが、ミュータントの存在を声高に訴えたかったイライジャこそ、ヒーローな様な気もする。
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