「善と悪、創造と抑制。」ミスター・ガラス 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
善と悪、創造と抑制。
不死身の肉体&悪を感知するデヴィッド、24人もの人格を持つケヴィン、壊れやすい身体を持つミスター・ガラスに焦点をあてた映画。
特殊人間である彼らの特殊効果を打ち消させ、普通の人間に戻そうとする。
「戻そうとする理由って何よ?」って思っちゃう訳であり、「戻すより活かせよ!」って思う私には前半約40分程一向に進まない話に少し呆れモード。
精神科医の女性が3人の特殊能力を否定、否定、否定。
「何言ってんだ?コイツ」的に無口なミスター・ガラスの表情は面白かった。
一般人間側が全否定の理由も明らかになっていくし、監督過去作「アンブレイカブル」「スプリット」を観ておけば、キャラクターに興味が湧くし、作品の捉え方・面白みがかなり変わる。
何もかも潰そうとする一般人間側がPTAの様に感じ、テーマの方向性とすれば面白かったが、予告編の内容や洋題&邦題はどうにかならなかったものか?
「アンブレイカブル」と「スプリット」を煽り、続編だと完全開き直り続編クロスオーバー予告していれば劇場に足を運んたかもしれない。
今から観る方は3作品一気観でお願いします🤲。
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