大輪廻
劇場公開日:1985年2月23日
解説
三つの時代にまたがる輪廻転生の三角関係の悲恋を描くオムニバス映画。監督はキン・フー、リー・シン、パイ・シンシュイがそれぞれの時代を担当。出演はシー・チュン、ベン・シュエフェン、チャン・ホウイエンほか。1985年2月22日より開催された「中華民国・台湾映画祭」にて上映。1989年8月29日より、東京・池袋サンシャイン劇場にて開催された「胡金銓電影祭」にて上映。
1983年製作/105分/台湾
原題または英題:大輪廻
配給:「台湾映画祭」実行委員会
劇場公開日:1985年2月23日
ストーリー
【第一話】明の時代。美しい娘は婚約者がいるにもかかわらず、父の命で権力者の侍女になるために都に行くことになる。だが道中で彼女に横恋慕していた男にさらわれてしまう。男は山中で追いかけてきた婚約者を殺す。娘は祖先から伝わる短剣・魚腹剣で自らの命を絶つ…。【第二話】中華民国設立の年。田舎まわりの歌劇団の団長は一座の花形娘が好きだが、彼女は村の金持の跡取り息子と愛し合っていた。跡取り息子は娘を脱退させるために家伝の魚腹剣を団長に送る。しかし芝居の最中に団長は誤って娘を刺殺してしまう…。【第三話】現代。モダン・ダンスの女舞踏家は、とある漁村で出会った漁師と恋に落ちる。ところが漁師の兄も舞踏家に惚れ、弟との仲を裂こうとする。しかし兄は、伝統芸のはしご登りに失敗し、魚腹剣で腹を刺し死ぬのだった。
スタッフ・キャスト
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シー・チュン
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ベン・シュエフェン
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チャン・ホウイエン