「2019-61」パピヨン かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
2019-61
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チャリハナさんの役者魂に痺れた。
オリジナル版の存在すら知らず、相変わらず似合わないシャンテ入り。
品の良さそうなおばあさまに、「マックイーン世代だけかと思ったら、感心ねぇ。若い子も見るのね」とお声かけ頂き、「チャリハナさん見に来ました」と言ったら🤔
こういうトーク、嫌いじゃないです。
そのチャリハナさんの役者魂がすごい。
主人公目線でも過酷な囚人生活や壮絶な喧嘩。
この撮影、かなり過酷だったはず。
イケメンの綺麗なチャリハナさんで始まるものの、すぐに汚くなります。
真っ裸(まじひやひやした)で殴られまくって地面にジャーーとか、もう痛すぎる。
希望と絶望の繰り返し、それでも希望を捨てない、けど決して楽観主義で浮かれてるわけではありません。そういうセリフはあるけど、パピ自体は結構現実主義者だと思います。
なのになんでそこまで前を向けるの?と、ずっと不思議な、かつ魅力的なキャラでした。
ラミ・マレック演じるポンコツ彼女。
Youたち、つきあっちゃいなよ(笑)
信頼関係と不思議な運命で結ばれた2人。
ずっとパピにしがみついていたルイが下した、ラストの選択。
もうルイがいなくてもやっていける最後の脱獄だと、ルイがわかったのかなぁなんて思いました。
正直、テイタム兄さんとキャラがかぶってあまりぱっとしない印象だったチャリハナさんのイメージがガラリと変わりました。
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