殺さない彼と死なない彼女のレビュー・感想・評価
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映画館で1人泣けなくて置いていかれた
役者さんの演技はとても良かった。なのでつまらないと感じたのは私が原作を読んでおらず何も事前情報がないまま見たせいだと思います。にしても冒頭からツッコミどころ満載。まず間宮祥太郎がどう見ても高校生に見えなくて、おじさんがブレザーを着ている図に邪魔されて集中できない。そもそも高校生とはいえ、人に軽々しく死ねとか言うのはどうなのかと。ブス、も愛情の裏返しなのだろうけど高校生にもなってそんな好きな女の子にわざと意地悪する小学生みたいな愛情表現するのはカッコ悪いなぁと。そして高校生の初々しいやりとりを見ながら彼らの心の成長を見守る系かと思ったらいきなりサイコパスが乱入してきて間宮を殺す…えぇぇ…困惑 どういう路線で行きたかったんだ製作陣。多分学生とかだったら感情移入できたんだろうな。社会人がみると冷静になってしまいツッコミたくなってしまう。周りは号泣していなのに1人取り残されていました。堀田真由さんがとても可愛かった。
今を生きる君達へ
尾崎豊の楽曲の「失くした1/2」って題名を思い出した。歌詞はこの作品にはそぐわないのかもしれない。
ラストはさておき、過去に経験してきた時間を思い出す。「あー、分かる」そんなシチュエーションの目白押しだ。
まさに現代の恋愛事情なわけなのだけど、素直じゃないと言うか、意地っ張りというか…悪く言えば臆病なわけなのだが。
とにかく日常の会話がマウントの取り合いにしか聴こえてこない。
だけれども彼らだけの訳し方があるようで、その言葉面は強烈なのだけれども、至って平然と会話は進む。強烈な違和感を覚えながらも、そのやり取り自体は、やはり恋愛のソレで微笑ましい。
口調もトーンも、台詞自体も絶妙に「今」っぽくて、なんか無用なメンタルの強さを発揮してる現代の青春に戦々恐々だ。
ただ、やはり、表面的には攻撃的な変貌を遂げるも内情はあまり変わらない。
八千代くん達の物語は微笑ましいし、キャピ子and地味子の物語はスカッとする。
主軸の2人も、絶妙で…照れくさい。
ふとした表情、ちょっとした間、投げかける言葉の強弱に「好き」が見え隠れして微笑ましい。ホント、あの頃が満載だった。
随分と汚れちまったなぁと、現在の自分を省みる。
撮り方も臨場感を重視したかったように思う。比較的長回しが多く、ハレーションもわざと入れてるのかと思うほど多い。
画面から青い春が眩くだだ漏れてる。
ラストは凄く切なくて、泣きながら震える手を彼に遠慮がちに伸ばすなな子が健気。
胸が締め付けられる。
時間軸がズレてた事に違和感を感じつつも、このレビューを書きながら思った事が1つ。
現在進行形の若者へ向けたメッセージに溢れた作品だったんだなあと。
そのキャラ設定により、彼や彼女に共感する人は多いと思う。この作品は、その成り立ちと、ある1つの未来を提示してくれる。
様々なメッセージの欠片でも心に残ってくれれば、そこから歩む未来は変わっていく。
そんな切実な希望を託した作品のように思えた。
今を生きる君達へ
そう思うと、赤裸々な言葉使いも、理不尽に襲いかかる死も、夕暮れの空の色や、画面に映り込むハレーションにも必然を感じる。
物語は常に2人で進む。
「あなたがいてくれれば良い」
そんな「あなた」に巡り合えたり、成れたりするんだよ、と、刺々しくも柔らかな調べを感じたりした。
だだ2度目の夢以降は蛇足に思え、嘘っぽい展開にちょいと興が冷める。
未来の話をしましょう
対照的な組み合わせが
たくさん登場するお話し。
殺さないー死なない、
地味ー派手
好きー好きになれない。
んー、違う。
言葉では、表現できない。
近い感覚なら、
子供の頃、使っていた
宝物がつまったブリキ箱かな。
ひととの関わり方が、
すごく丁寧に描かれていて、
三編構成で二つの恋愛と1つの友情
が日常を生きる喜びで紡がれます。
なにがあっても裏切らない。
自分に無いものがあり、
一番求めているものをギブアンドテイク。
そんな人に出会え、過ごす幸せが
画面から溢れてくるんです。
自殺願望がある ななに、
未来への暮らしのビジョンと
生きる希望を与えたれい。
親や恋人から得られなかった愛情の
かわりに、
裏切らない深い友情をかわす
地味子とキャピコ
変わらない愛情を浴びせる撫子と
その心を受け入れる八千代
11回の好き好きの告白は、凍った心を
溶かすのに充分。納得です。
破壊力が凄い凄い。
そんな撫子に勇気を与えたのが、
ある人なんですが、
その心情が明かされる
後半のストーリー構成は、
泣かせます。
そういう時間軸なのか…
ほんとに、知らない内に
涙腺がゆるんでました。
かけがえのない人との日常が、
どんなに素敵で、
そして、大切なもので
周りに幸せの輪を広げていくのが
描かれていて
ここちいいですね。
奥華子さんの音楽も
スッとはいってきて
これも気分よしです。
ときかけの時も思いましたが
詩が作品にマッチしていて
作品との一体感が好きです。
パンフレットの表紙には
透かしでエンドシーンの
桜に再開できます。蜂も。
あと、
エンドロールで
ロケーション協力の欄で
"そら" って書いてあったのは
シーンの青空に対してなんだろうか。
青空に感謝っていうことかな。
作品の隅々まで、スタッフの
この作品を大切にしたい思いが
わたしにも響きました。
この作品の空気感というか
距離感が好きです。
おすすめ。
再現度すごい。
途中まで4コマからの鑑賞です。
あれをどう映像化するのか、キャストはどうなのかと気になってましたが、素晴らしかったです。
桜井日奈子はCMしか知らなくて、特に好きではなかったのですが、とても役にハマってたのと演技が上手で、この映画でイメージ変わりました。
小坂は漫画ではDQN寄りのビジュアルだったのに、普通にイケメンです笑
10代の頃の繊細さとか偏りとか孤独とか、とても丁寧に描かれています。
始めはセリフが独特な気がするのですが、それと対照に演出がすごくリアルというか、いい意味で演技っぽくなくて、それがいいバランスで、あの頃にリンクしたような感覚で観てました。
よくあるキラキラ少女漫画設定とか、カーストどうとかって尖ったものでもなくて、でも各々抱えてる闇の部分がところどころに見えたりして、それぞれの感情が違和感なくすっと伝わってきます。
ほのぼのとストーリーは進みますが、終盤でさらっと急展開。
漫画では通り魔の描写がワンシーンでしたが、映画では通り魔本人が配信した犯行動画を高校生たちが普通に閲覧できちゃってる。
また明日ね、でフラグ立ったとおもったらもう。。
小坂が倒れて、ななちゃんの画像を見ている間もどんどん血が流れていて、背景では少し離れた道を車が走っているのに、見える距離には人がいるのに!誰か!誰かーーー!!って心で叫んでました。
胸が痛すぎて、夢に小坂が出てきて気持ちが通じるってファンタジー展開にも気持ちが救われました。
ななちゃんが、小坂の部屋のクローゼットで洋服を抱きしめるシーンは号泣でした。。
3組それぞれのキャラもストーリーも、完璧に再現されていたと思います。すごい。
あと既視感ある景色だと思ったら地元でした!
なんかうれしい!
個人的にはきゃぴ地味ペアがひたすらかわいかった。。
正直、白けました…
主要キャストが全員メンヘラという設定のようで、6人による奇をてらったセリフや奇抜な行動(あくまでソフトタッチ)が、大きな展開もなくダラダラと1時間半も続きます。
作り手はどうやら普通のセリフや行動では「客が喜ばない」とでも考えているようですね。
そして、ラスト30分で何の脈絡もなく「通り魔」が登場して、ここから一転してお涙ちょうだいモードに突入。おいおい、そりゃーねーだろって感じ。
だったら、メンヘラダラダラモードで最後まで貫き通した方が、まだ作品としての一貫性があるだろうに…。
ただ、桜井日奈子は役が合っていたこともあって抜群に上手かったですね。こんなに実力のある子だとは思っていませんでした。
間宮祥太朗は下手ではないのですが(メイクのせいなのか)実年齢以上に老けて見えてしまって、まったく男子高校生には見えなかったし、まったく桜井日奈子の恋人には見えませんでした。
晴れのち雨、夕方近くに落雷があるかも。…そんな感じの作品です。
この作品、タイトルに「殺」とか「死」とある時点で、観るか観ないか散々迷いました。
予告を見た際にテンポの良さに惹かれるものもあったので、結局鑑賞することに。
途中までは、それなりに楽しんで観てました。
意外と真面目に、今の高校生の恋愛事情を描いているのかなと。
それが途中で一変。
途中というか、終盤近く。
あるイベントが発生するのですが、なにこれ…。 な状態に。。
※ ハン・ソロが殺される場面を観たときの衝撃に近いかも、です
☆
このイベント、私には受け止ることができませんでした。
途中まで☆4つくらいだったのですが…しくしく
これを違和感なく受け止められる人は、最後まで楽しめると思います。
おまけ
※ハン・ソロの例よりも、マカロニ刑事が死んだときの衝撃が近いような気もしてきました。
「なんじゃこりゃぁ」
…
それはジーパン刑事 …と一人で突っ込んでみたり。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
寄り添いの連鎖
時系列、全然気付きませんでした。しっかり観れば伏線は有ったみたいですが。
映画的に面白いなと思いました。
そして、時系列をいじった事で「未来の話をしましょう」に重みが出た気もします。
それから役者さんですが、間宮さんと恒松さんの若手実力派、桜井さんに堀田さんも良かったのですが、ゆうたろうさんと箭内さんの二人組が特に良く感じました。
一番感情移入しやすい二人だと言うのもあると思いますが。
よく泣くおっさんの私は、この映画で当たり前の様に泣かされましたが、シネマイクスピアリのシーンが一番涙腺に来たかな。
あそこ二人の、いや佐藤玲さんを含めた三人の表情が凄く良かったと思うんです。
あのシーンの表情が良かったからこそ、その後のシーンの「未来の話をしましょう」が引き立った気がします。
さて、ここからはこの映画を観て思った事を。
辛い時に側に居てくれる人、寄り添ってくれる人はありがたいですよね。
ただ、人に寄り添うと言うのはとても難しい事の様な気がします。
しかし、形になる所まで届かなくても、その人の事を考えている状態は、もう寄り添った状態なのかもしれませんね。
それから、寄り添う事は側に居ないといけないと思っていましたが、一度気持ちが届いたならば、離れてしまっても寄り添い続ける事も出来るのだなと。
それは小坂と鹿野だけじゃなく、鹿野と撫子の様に一度会っただけの関係でも、気持ちが届けば寄り添い続ける事が出来るのだなと。
寄り添いの連鎖は、そうやって広がって行くのでしょう。
それは、とても素敵な事だと思います。
関係ないけど、シネマイクスピアリのスタッフさんかわいいなと思ったら、原作者の方なんですね。
ティーンエイジ
事前の期待値が異常なまでに高かったです。
青春群像劇がかなり好きで、高評価だったので胸を弾ませて観にいきました。
なんでしょう…
少し期待しすぎたというのでしょうか…
「泣ける」の部分があまり分からなかったのですが、四コママンガなので、ぶつ切りは仕方ないなと思っていたのですが、何組かの恋模様を描いていくタイプの映画だったのですね。9月に観た「アイネクライネナハトムジーク」と構成が似てる感じでした。(ストーリーはこちらの方がもやもやもやします。)
奈々には共感ができたのですが、きゃぴ子と撫子にはイマイチ共感できませんでした。特に中盤は撫子のシーンがやたらと長かったので、恋を一先ず完結させたいのは分かったのですが、ここで描写しなくてもいいかな…
自然な感じで撮られているのが私好みでした。桜井日奈子さんの低い声は何だか新鮮でした。無邪気で元気というのがイメージとした固まっていたのですが、闇を抱える演技もお上手だなと痛感させられました。
「殺す」「死ね」と言われてもそこまで気にならないのが今作の魅力だと思います。(価値観は人それぞれですが)何度も発することで普段のセリフとなんら遜色のないものと化しています。
事前の期待値が高かったので、なんとも言えない評価になってしまいましたが、十分楽しめる作品です。2時間と少しですが多分あっという間です。
孤独などはなく、人生誰しもが誰かと繋がっている
桜井日奈子ちゃん出演の作品をあまり多く見てるわけではないが、勝手な印象ラブコメが多い印象があった。
そのため今回もそのような作品かなと思ったら、全く違い、とても感動させられる作品だった。
この作品は主に小坂&鹿野、地味子&きゃぴ子、撫子&八千代の3パート編成となっている。それぞれのパートがうまく絡み合い1つの作品となっている。
これらの登場人物全てが個性的な性格な持ち主であり、悪くいえば拗らせてるところが観ていて飽きさせることなく楽しんで見られる。
どの登場人物も心に空いたピースを必要以上に積極的に埋めようとする者もいれば、必要以上に諦める者もいる。今作に関してはそれが各々愛であるため見やすくて感情移入しやすい。
メッセージ性としては人は誰しもが誰かと繋がっておりそれがループしていくと僕は捉える事ができ涙した。
3パートが浅かれ深かれ一つのストーリーとして繋がるのはもちろんのことだが、小坂から受けた優しさや愛を鹿野が今度は撫子に伝え、撫子が八千代に伝える。
こうして優しさや愛というのを形は違えど人から人へと繋がり、ループしていくところがとても優しくて好きな表現だった。
人は誰しもが時には寂しさや悲しさを抱え、孤独を感じることがあると思う。
ただ目に見えない糸で誰かしらと繋がってるんだよね。
決して孤独というのは存在しないと思う。
人に優しくする事、愛情を与える事が必ずしも自分に返ってくるかは分からないが、その事によって人が幸せになり正しい道に進むことは自分のことのように幸せな事だと思う。
そういった優しい気持ち、前向きな気持ちで劇場を後にできる、優しさや愛情に溢れた作品だった。ありがとう。
予備知識なしでも大丈夫。大切な人と観たい映画です。
最初は、ダラダラと違和感があったけど、ラスト15分でその理由もわかり、伏線も回収できています。
撫子ちゃんの「好き」の連打、可憐さにやられてしまいました。
地味子ちゃんがきゃぴ子より可愛いぞ、、。
死ね、死にたいの二人もいい演技でした。
三つの話が上手く繋がってました。
彼氏が夢に現れるところ、二回も!
最後の撫子ちゃんを土手で励ますシーンが絶妙でしたね。
帰りに原作買いました。忠実に映像化しています。
すべての眠れぬ夜に捧ぐ。この意味も原作を読むとわかりました。
音楽が少し大きめかなと思うことがあったけど、音楽自体も良かった。
この映画は、人におすすめしたい映画です。
上映館数が少ないので、危うく見逃してしまいそうでした。
先にレビュー書いてくれた方に感謝です!
ら~らぽーと
原作未読
直ぐに「コロス」と宣うツンデレ留年ボーイと、直ぐに「シヌ」と言ってリスカする友達のいないメンヘラガール、他w高校生たちの話。
メインのカップルに加えて、男を取っかえ引っかえのきゃぴ子と腐れ縁でクソマジメメガネガールの地味子、むっつり大人しい八千代君と彼が大好きを押し売りする撫子ちゃん、という三組を軸にしたちょっとシュールで面倒な群像劇コメディという感じ…。
シーンの細切れ感とかストーリーのブツ切り感に違和感があったから鑑賞後調べてみたら、原作が四コママンガというからナルホド納得。
最近流行りのちょっとズレた感じのコメディ会話劇ね。それにしちゃ長いね…と思っていたら、かなりビックリな急展開。
確かにフリはあったけど…これ四コママンガですか?反則級のギャップだよね。
それまでもそこそこ面白かったけど一気に惹きつけられて、あわや泣かされるところだった。
時間調整的に鑑賞したけど、観て良かった。
生きる意味と死ぬ意味
タイトルからは、まったく内容を想像できずに時間つぶしのつもりで観たら、まさかの事態に動揺するほど心に残る映画だった。
高校生たちの青春とか、ただの恋愛映画ではない。
誰もが抱えているような、生きる意味とは、誰か1人でも自分の存在を認め、許してくれる誰かと出会うことなのかもしれない。そしていつか死にゆく時に、自分を思って泣いてくれる人が1人でもこの世の中にいたら、それは幸せなことなのかもしれない。決して言葉では説明しないけれど、痛いくらいに伝わる思いと、不器用で独特なセリフが、余計に泣ける。
特に桜井日奈子の今までのイメージとは真逆の役で演技だったことに驚いた。
純粋な心を持ち、生き辛さを感じながら、間宮祥太朗に向ける彼女の眼差しが本物な気がした。そして他の2組の話が、繋がっていると気づいたときに、人は自分の知らない間に、誰かの人生に影響を与えているのかもしれないし、誰かを救っているのかもしれない。
自分が生きている意味は、もっと目に見えないところで、あるのかもしれないと思わされた。
今度は原作を読んで、もう一度観てみたい。
映像の光が綺麗で、良質な映画を観れたこの喜びは本当に久しぶりだ。友達とでも恋人でも家族でも誰とでも観れて、語りたくなる。
そして1人で観るのは一番似合っている作品でもある
序盤ほのぼの…
予備知識も余りなく、俳優さん女優さんの事をまったく知らなかったのですが、タイトルに惹かれて衝動鑑賞。
鑑賞した感想としては、原作4コマ漫画三編の話を綺麗にまとまってて、メインの『殺さない彼と死なない彼女』のストーリーの魅力を十分に味わえました笑
BGMや映像も口説くなく、ストレス無く話を楽しめたのも良かったです。
3編の話はどれも良く、主要人物達はそれぞれ葛藤を抱いており、皆んな人それぞれ悩んでいます。
その中で自分はやっぱり、小沢と鹿野ななのストーリーが、一番好きです笑(他2つのストーリーも良いです!)
ネタバレになりますが、最後に死にたい子が小沢のお陰で生きる希望を持ってくれたのは嬉しかったです。
映画本編では語られていませんが、鹿野ななの死にたい気持ちは理解出来る気がします。(原作では語られているのかな?)
人の感性はそれぞれで、悪口言われたら泣く子もいれば、絶対に少ないかもしれませんが喜び子だっている気がします。
だから、死にたいなんて気持ちは自分は間違いじゃないと思います。
でも、絶対に多少なり悲しむ人がいます。
鹿野ななは、最初それに気づいていていなかったと思います。
それを、小沢に気付かされて生きる希望が出来た。
鹿野ななの事を小沢は思い、鹿野も小沢の事を思う。
鹿野は虫にまで感情移入出来る優しい子です。
そんな子が思い詰めるのも仕方がない。
だから、気遣いも無く、礼儀は無いけどとても優しい小沢に希望貰えたと自分は思います。
そして話は変わりますが、2人のイチャイチャが見てて微笑ましかったです笑
そんな時間が、永遠に続けば良いなと思ってました泣
書き出したらきりが無いので、この辺で辞めときます。
最後に、『殺さない彼と死なない彼女』自分は見て損は無かったです!
俳優さん、女優さんの演技もとても良かったです!
ここまで読んで頂き、有難う御座います^_^
すべてにおいて最高な作品
最後の最後まで、え、、?こういうこと、、?
て飽きさせない、涙が止まらないし奥華子さんの歌もさらに良かった!
色々悩んでる中学生、高校生にはぜひ見てほしいな、と思いました。
「死ねっ」「殺すぞ」が最後あたりには笑えるくらいまで馴染んで、こういう人て絶対殺さないよね、て安心感さえありました。
小坂が死んでしまってからは「死ね」言わなかったですね。
あれが本当の小坂の姿、本音なんでしょうね。
遺影を見ての、ナナの、「おまえリボン似合わねーな」泣かせられてるのに、なぜか愛情のようなものまで感じて笑い吹き出しそうでした。
予告の仕方も映画の流れも役者もすべて最高!
正直、桜井日奈子さんは今まで良いとは思わなかったけど、この作品にはすごく合ってるし、桜井日奈子さんしか出来なかったんじゃないかなー。
本当にこういう子いそう、、て思えました。
間宮さんも最高でしたよ!
いや、出てくる人みんな良かった!
観てよかった!
映像美と青春
よかったです。物語がとても厚くて3組の高校生たちが皆主人公として映画の中で生きていました。どのシーンも作り込まれているように感じて素敵でした。自然な映像美と高校生たちの掛け合いにとても惹かれました。くすっと笑えるシーンがたくさんあります。しっとりとしたなかにきらっと輝く普通の学生生活がとても尊くてかけがえのないものだったんだと感じました。
ネタバレになりますが、小坂の母親が息子を呼ぼうとするシーン、夢の中だから少し優しい小坂、この部分が特に胸が引き裂かれるくらい切なかったです。八千代カップルと違って小坂カップルはすきの気持ちをお互いに伝えられないままになってしまって、そこが切なさを強調しているなと感じました。君の膵臓をたべたいが好きな方にかなり好まれる映画だと思います。
全35件中、21~35件目を表示