宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」のレビュー・感想・評価
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前作を否定するアニメ史上に類を見ない愚作!2199のときの古代進が観たい!!
2202は前作2199の続編ではありません。
なぜなら本当の続編は、前作の設定を生かしリスペクトして、初めて続編と呼べるからです。
例えばドラゴンボールGTは前作Zからスタッフが大幅に入れ替わり作られますが、前作Zへの愛に溢れ前作Zファンが見て幸せになれる作品でした。
しかし2202は最初から、前作2199とファンを否定した。
その証拠に副監督が、2202は前作2199を否定する作品である、と呟いています。
「2199のマインド(唆す輩もいて、作り手の中に発生してしまった理念)からの脱却」だと。
しかも『宇宙戦艦ヤマト2199』公式コミカライズ!を中止させた、そのことも呟いています。
「主要キャラのネタバレ(2199とも2202とも違う)的な話が出るのをやめてもらったらこれも騒ぎになったな」と。
要するに、2202は前作2199を否定する、そのために生まれた作品です。
それは、上の副監督の呟きに、ちゃんと表れている。
2202を好きな人も、2202が前作2199をファンごと否定した作品である、そのことを忘れないでください。
これまでもヤマトファンは、あれこれ別れてきた歴史があります。
さらば以降も、作品への評価の違いから、ヤマトファンが別れました。
前作2199も、最初のヤマトへの解釈の違いから、ファンとアンチに別れました。
でも出渕監督は、前作で最大公約数のヤマトを作ろうとした、その姿勢に嘘はありません。
そして2202以外の他のヤマト作品が、ヤマトファンを否定したことも、一度もありません。
しかし2202は違います。
最初から前作2199ファンを否定し、2202ファンだけをヤマトファンと呼び、それ以外のヤマトファンの全てを否定します。
それは2202全体を見れば判ります。
旧作の名セリフを、不必要な場面で意味もなく、ただ使いまわしする姿勢は、本当に不愉快です。
前作2199で知性や生き方に共感できた同じキャラ達が2202では全くの別人、それも頭のネジが抜けて知性も生き方も劣化した全くの別人の姿は、見ていて本当に悲しい。
例えば前作2199の古代進は、メルダに銃の携帯は砲艦外交と同じだと指摘され、それを受け入れてメルダの前に銃を置き、相手と対等の交渉する姿勢を見せた。
そのシーン一つとっても、古代進がガミラスと協力しなければ次元断層から抜けられない現状をちゃんと把握し、相手の知性と指摘を認め、交渉を成功させるために行動できることを示した。
対する2202はどうでした?
今回、冒頭でのミルに対する古代進の行動は、前作2199で示した古代進の行動と似て全く非なる行動であり、前作2199の古代進なら絶対に銃を捨てないでしょう。
それこそさらばや2での古代進が、デスラーに対峙して銃口を下げなかった様に、ミルに向けた銃口はミルが銃を降ろさない限り向け続けたと思います。
まして今回の古代進はミルの後ろを取っているのだから、ミルに対し銃を捨てることを要求するのが、本当に知性のある者の行動でしょう。
ところが2202の古代進は、ミルに銃を持たせたまま自分の銃を捨てた。
これは状況判断もろくに出来ない、まさに知性の欠片もない狂人の行動です。
このシーン一つを見るだけで、2202が前作2199の続編である可能性はゼロでしかなく、前作2199古代進と2202古代進は全くの別人、それも2202古代進は非常に劣化して指揮官が務まる人物とは思えません。
つまり、2202は前作2199の続編ではありません。
だから、ちゃんとヤマト2199設定を引き継ぐ、本当のヤマト2199続編を作って欲しい。
なにもさらばヤマトにする必要はありません。
なにも出渕監督にこだわる必要もありません。
いきなり時代が2222に飛んでもかまいません。
もちろん時代が2192に飛んでもかまいません。
本当のヤマト2199の続編またはスピンオフで、2199のときの古代進や沖田艦長や土方司令が観たいです。
批判するならもう一度見ろ
名作「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」という叩き台を平成末期に解釈して作られた迷作でした。これだけ批判が多ければ作者も本望ではないかと思わず同情してしまう作品でした。結局古代とユキはMIA(戦闘中不明)扱いにされてしまい生きているのか死んでしまったのか分からん状態になってしまいました。
ここまでくれば勘のいい人はスタートレック ミスタースポックを探せ!が浮かんできたと思います。もし新作が作られるなら「宇宙戦艦ヤマト2203 古代&ユキを探せ!」になるのは明白でしょう。
さらばとは違う、新作で良いじゃない。
まず、最初に私はオリジナル世代です。さらば~に感動しそれが今でも心に残るヤマトファンです。先日焼鳥ヤマトにも行ったし…笑笑。そんな私ですが暫くぶりの大感動となりました。私達の世代には不評と聞いていましたがなんのなんの、素晴らしい出来だと思います。オリジナルに対するオマージュが溢れていて制作側の愛と意欲を十分に感じました。まずストーリー的にあのラストは私には充分に満足。確かにオリジナルの無に帰すラストと違い次を見据えた落とし所としては商業的な側面もあると思うが40年近く経って細かなプロットを整理してまとめあげた監督の手腕に素直に感謝です。なんたって映画はエンターテイメント、楽しくなければ意味がない。もう待ち焦がれた作品のラスト、落ち着いてなんか見れませんわ。さてオリジナルでは多くのクルーが次々と死んでいきました。子供ながらに心が割かれる思いをしたのを覚えています。新作ではそのシーン(残虐な部分も含めて)も少なかったのは有り難かった。お気にのキャラの死なんて見たくないし。ここが自分にとって一番心に残りました。とは言えキーマン、加藤、斎藤、徳川、アナライザー、山本(山本はオリジナルでは古代の盾になり敬礼しながら死んでいった)といった面々の戦いぶりには涙ながらに感銘。特に斎藤、あんたは男だ!永倉とはもうちょっと幸せな時間をあげたかった。真田さんが死ななかったのはオリジナルとの大きな違いですが、あの演説の為だったのか!納得です。そして大いなる賛否両論問題を引き起こしている次元断層と真田が問う人類の選択。オリジナルの本筋は変えず、エンディングに籠められたテーマ。確かに人類と愛の描き方は違ってはいるし複雑になった。でもね人は恥をかくと心に残り、悔いとなりそれに立ち向かうわけだ。だからこその過ちの価値もあるわけだし。個人的には脚本には満足できました。次に音楽。正直私は音楽だけはレベル下がったと思ってました。宮川彬良氏のアレンジは焼き直しの上に軽さしか感じてなかった。だが、だが、ラストシーンのマッチングは見事。感服致しました、最後の最後にやっと納得です。
個人的には金色ヤマトが印象に残った。パチンコでは以前有ったのが本物に!
次回作は新たなる旅路を軸にした新作が始まるのか?ヤマトファンとしては微妙です。オリジナルはさらばだったから心に残りました。二次元的な、生きていた古代と生き返った森雪、沖田艦長なんかはもう急速に興味が無くなっていったから。見たいけど本当は今作で終わり!んでもってスピンオフ的にブラックタイガー隊や空間騎兵隊の物語が見たいなあ。なにわともあれ、制作に関わった方々に感謝です。
二度がっかりしました
6章まで、正確には7章でミルが死ぬまではなかなかよかった。
そこから後は、雑な展開の旧作ダイジェストにちょっとアレンジを加えただけという感じ。ズオーダーは、色々深いこと言って来たのに結局ただの侵略者なってしまい、これまでの複雑な展開が台無し。また、地球にはまだ次元断層含め残存戦力が結構あるのに、あっさりと、さあ感動してくださいと言わんばかりの特攻。極限状態に追い込まれての苦渋の決断でなければ、全然感動出来ない。文句のつけどころはきりがないので、このへんにしておくけど、一つ言っておきたいのは、旧作が良すぎるからとかは関係ない。この作品を普通に見て、期待外れだった。
さらにがっかりしたのは、このサイトで、高評価の人が結構いること。人それぞれだから批判はしないけど。
あまり論理的に考えず、雰囲気で感動出来てしまう人が結構多いのかな、と思うと、私としては、常日頃から残念に思っているそういう世の中の風潮をここでも見たような気がして、もう一度がっかりしてしまいました。(蛇足ですが。)
楽しめば良いんじゃないかな
テレビシリーズで見続けてはいますけど、最後がどうしても気になったので見に行ってきました。
映画を見る前にこのレビューをチェックして、賛否両論色々な声が出ていることは知っていた上で私が感じたのは、あれはあれでひとつの終わらせ方だったんじゃないかと言うものです。
理屈っぽくて小難しいとか、ご都合主義だとか言われてますけど
そもそも宇宙戦艦ヤマトは旧作を見ていた時点で「???」と思う事が多々ありました。
私が子供のころにこの作品を見ていて最初に「???」と思っていたこととして
「第三砲塔損傷」
とか何とか言って破壊されたとしても、少し間が開くといつの間にやら綺麗に治っている点でした。
旧作の「さらば」でも、都市帝国の猛攻にあっていても
動力源を破壊した後の反撃では、主砲はしっかり使えており、あれだけの規模の都市帝国を一艦だけで破壊しつくしていました。
そういう点は「さらば」だけに留まらず、全作を通して多々あったと思います。
愛の戦士たちでも、なんだか小難しい…というより全く理解できない言葉が次から次へと出てきますけど、当時とは違って今はあらゆる情報を誰もが簡単に取得できてしまう時代です。
少しくらい分からなくしておかないと、いわゆる「ツッコミ」が飛んでくることは明白です。
なんだかんだ言ってもアニメーションであり、エンターテインメントであり、そしてひとつの営利企業がプロモーションをしているものです。
主役級の人や物が前面に立たなければ物語として成り立ちませんし、作るからには「次」に繋がらなければなりません。
宇宙戦艦ヤマトは世代を超えて感動を送り続けてくれた名作中の名作であり、リニューアルであればなおさら注目を集めます。
「さらば」は大勢の人達が見た作品であり、多くの人達に感動を与えました。そのリニューアルともなれば、その「大勢の人達」それぞれが、それぞれの思い入れを以ってこの作品を目にします。
それら全ての人達全員が納得する作品を作り上げることなぞ不可能ですし、私としては様々な制約や賛否両論を集めるであろう中で、よくぞここまで仕上げたなとも思います。
「さらば」は「さらば」
「愛の戦士たち」は「愛の戦士たち」
別物として捉え
単純にこの40年近い映像技術の進化と
ご都合主義・こじつけの「技」を楽しまれてみては如何でしょうか。
無料で見られるテレビとは違って、わざわざお金を払って見に行くものです。
終わった時に「腹が立った」と言っても、お金は帰ってきません。
であれば、別物として見て
楽しめばいいんじゃないかなと感じました。
必然性の布石?
最終話の高次元世界で古代と雪に子供が生まれるイメージが示されたが、これは次回作の旧新たなる旅立ち編で雪が古代と結婚し、夫婦でイスカンダル救出に向かい、暗黒星団帝国に遭遇。さらに続く旧永遠に編で雪が懐妊もしくは出産、育児休業中という設定になり、必然的に暗黒星団が攻めてきた時には雪と古代が離れ離れにならざるを得ず、古代は寂しさのあまり、真田澪に惹かれて…という展開にするための布石か?となると、旧完結編の古代と雪の結婚式の場面がなくなるなあ。キーマンも死んだし、別キャラで旧永遠に編でアルフォンが出るのか?まあ、いろいろ想像をかきたてられるラストでした。スタッフの皆さまお疲れ様でした。ディレクターズカットがあるなら、死亡キャラの見せ場にもう少し、ための場面を入れてください。お願いします。
ストーリーをきちんと纏めれば、旧作を超える作品
まず、スタッフの皆様お疲れ様でした。賛否両論がありますが、個人的にはすごく満足です。
以下長文駄文お許しください。
またヤマトが大好きなファンの1人として捉えて頂ければ幸いです。
(他の方の意見を否定するものではありません)
結論を申しあげますと、“愛の戦士たち”というテーマに沿って、大団円を迎えたからです。
旧作が名作であるとは思いますが、どこかリアリティがありませんでした。
愛のために死ぬ、絶対地球を守るため死ぬ、最後は確実な死が待っているものでした。
バタバタと乗組員が倒れて、それでも地球を守る、たとえ体当たりしてでもと、その姿に感動された方が多いと思います。
ですが、私は感動はしても希望を見出せませんでした。
何より、全員が模範的な良い子ちゃんとなったため面白みがなく、セリフが臭すぎると感じました。
それに比べて、初代ヤマトがどれだけ皆生き生きとしていたことか。
初代劇場版ヤマトは、希望がありました。
ガミラス本土決戦の後の古代のセリフ、守がイスカンダルで新たに生きる希望、そしてコスモクリーナーで地球が復活する、だから私は感動し、次回作が期待されたと思います。
2202は、もう一度ストーリーを理論的につなげたら、さらばを確実に超えると思います。
なぜならば、登場人物が皆自然だからです。クサイセリフは全くありません。
古代のセリフは最初は浮いているなと思いましたが、いい意味でスターシャとの約束という呪縛が効果を発揮し、リアリティが感じられるようになりました。
どこでもいそうで、私たちが日常で感じている事、その目線で語ってるからです。
スタッフの皆さん、2202を産みの苦しみをされた直後で恐縮ですが、ぜひ2202をもう一度精度を高めた作品で作ってほしいです。
ディレクターズカットでも、番外編でも結構です。
ぜひ第7章の掘り下げをお願い致します!
あと個人的な要望として、ぜひ以下の内容を入れていただきたいです。
・超巨大戦艦、都市帝国を出して欲しい
・特攻前の沖田艦長との会話
・ズオーダーは絶対悪の象徴でいて欲しい
・艦隊戦を艦隊戦らしく!
・旧作の名ゼリフを、きちんと2202でも再現させて欲しい
ストーリーの結論は今のままで問題ありません。ぜひお願いしたいです。
最後に重ねて申しあげたいです。
ヤマト2202は、きちんと愛の戦士たちの物語になってます。
新たなヤマト2202に期待します。
さらばヤマト
福井氏はまあ、状況察するにあれしか無理でしょう。むしろ昔のさらばヤマトからよく軌道修正できたと思いますよ。ヤマトビジネスはまだ続けないと故西崎氏の負債は回収できないでしょうし。お疲れ様でした。
未来への希望
旧作のように泣く事はなかったものの、ジーンとくる場面もあってよかったです(^^)
ラストは分かりにくい展開でイマイチながら、悪くはないと思います(・ิω・ิ) 真田さんの演説はよかったです(^^)
旧作さらば〜は素晴らしく感動しましたが、好きにはなれません。あとから振り返ると何かしっくりこなかったのです。それはパート1で描かれた未来への希望がなかったからです。対して、本作のラストにはそれがあるので、ヤマトらしいラストは旧作よりこちらでしょう。
超巨大戦艦がまともに見れなかったのは残念( ゚д゚)しかし次元潜航艇が活躍する場面があったのは、嬉しい誤算でした
なるほど・・・これが最終話なら・・・
第21話「悪夢からの脱出」で「2201愛の戦士」はいったん終わったほうがよかった。それから「本土決戦(地球)」シリーズでもよかった。
ヤマトシリーズ?の中で最も最強(最恐)といわれたガトランティスだったので・・・・
それくらい21話のできがすばらしかった!「聞こえるか?山南艦長の救出に成功!!繰り返す!山南艦長の救出に成功!」・・加藤からの無線と同時に機体にしがみついた山南艦長のニヤッと笑った時の顔(歯が凛々しかった!)。すばらしかった!まさに名場面!!録画した映像を何度も何度も繰り返し見てる。今でも。
それに比べれば7章は特段感動するものが無かった。残念!
箱舟ははっきりと「超弩級戦艦」として描いてほしかった。
ただ、使われた音楽、そしてセリフが旧作と同じところが多々あり・ここは評価したいです。「さらば・・」世代のおっさんは。
それにしても感想はここで皆さんが言ってる(評価が低い方々)通りだと思いますので割愛させもらいます。
ただ、二人が生きているので続編が・・ねえ?・・期待したいです。
賛否両論あると思うが
冒頭の斎藤と永倉の絡みから、加藤、斎藤、キーマン、土方さん、古代とユキ、最後まで、ずっと涙してました。
昔何度も見た「さらば」と重ねながら不思議なテンションでずっと引き込まれていました。全体的に展開が早く唐突な印象が続いた本作で、もう少し尺を使って丁寧に見せて貰えればもっと素晴らしい作品になったと思うことが残念ですが、作り込まれた世界観は秀逸だったと思います。
何でもありの展開も、昔からヤマトはガンダムと違いリアルを追求するSFではなく、ファンタジー強めと割り切ってあの頃の自分に戻って見ていました。羽原さん福井さん始めとしたスタッフのみなさん、ありがとうございました。
2199からずっと楽しく映画館に通い、作品の雰囲気と音楽で感性を揺さぶられながらヤマトを見続けることが出来て良かったです!次?があるならまた浸りたいと思います!
いろいろ酷い
まず「さらば」の原型を留めていないことが気に入らない。オープニングに出てくる、都市帝国の砲台で滅多打ちにされふヤマトが見られると思っていたのだが、出てきたのは違う何かだった。
まあそれはいい。別にリメイクでなくても面白ければいいのだから。リメイクを望んでいたのは確かだが、だからといってそうでないことで批判をするつもりはない。
ところが問題は「全く面白くない」。その点に尽きる。
盛大に設定を盛り込んだが、果たして必要だったのか?宇宙ホタルの話っている?から始まり、回を追うごとにその感触は強まりらここに来てピークを迎える。
斎藤が蘇生体な必要あった?キーマンなんで特攻した?10日もたせればいい作戦はどうなったんだ。
滅びの箱舟って結局何なのよ。葛城は結局サーベラーのクローンなの?何で地球に協力してるの?
え、この流れで機関長も、加藤も死ぬの?いや確かに原作では死んでたけどさあ。慌てず急いで冷静に、とか、土方前艦長の命令を決行する!とか、名セリフだけ入れられても…
というかヤマト特攻の時点で時間断層から予備艦くらい出せるだろ。なんで単艦なんだよ。で御都合主義的に時間断層からヤマトが現れて、なんだかわからんけど古代と雪が復活するの?もう何がなんだか。後から後から設定だけがどんどん上塗りされて意味がわからない。
もう途中からウンザリしながら見ていたので本当は必然があったのかもしれないが。
なんというか、最高の素材「さらば&2」を方針なく料理し始めて、困ったらその都度調味料と思いついた目の前にある良い具材をこれまた方針なくドバドバ足してます、というような感じ。
最後には素材の味も当初の料理方針もわからなくなった、ヤマトっぽい雰囲気のごちゃ混ぜの何かができあがりました、という感じ。
ただここまで書いて何だが、出すべきではなかった、まではいかない。企画がなければそもそも批判もできないのだ。企画自体には感謝。ただ中身は酷い。
懲りずに次も作ってほしい。別の監督で。素材の良さを引き出せる監督で。
さらば2202版ヤマト
ヤマトファンなので2202のBDもパンフも全部買いました。
でも、2202、正直かなり……、
微妙でした。
全体的に、テンポが悪く、盛り上がれない…。
全体的に、説明臭くて、クドイ……。
面白いか、面白くないかでいえば
そんなに面白くないかも……ww
最終章は、カッコよさは、あまり感じられず、感動も少なく、興奮はトランジット波動砲撃つとこくらいかな…
こんな話じゃなくても、全然良かったはずなのに、なぜ?……という疑問が尽きない……。
2202のラストを観て、『トップを狙え』のエンディングとか思い出して比べてみたが、『トップを狙え』の方が、遥かに映像作品としてよくまとまっていて、感動もした。
2202の最終章は台詞に頼りすぎ……。映像作品であることを忘れている気がしてならない。
肝心の戦闘のクライマックスが
結構あっさりで、クライマックスにしてはパンチ力がなさすぎ
長い台詞吐かせて無駄な尺を撮るくらいなら、もっと色々見せ場を作るべきだったと思う。
顔のアップ多すぎ…。手抜きにみえる。
総じていうと演出が下手なのかも。
ベタすぎる。
こった台詞も、映像あってのものなので、映像を引き立たせてなければ、ただくどく聞こえるだけ…。
羽原さんが悪いのか?!
福井さんが駄目なのか?!
そもそも、『ヤマト』に
羽原さんと福井さんをアサインしたのは正しかったのか?
様々疑問が残る。
しかし、結論からいえば
期待してたほどではまったくなかった。
旧作『さらば…』と比べてもしかたないけど、越えられはしなかった…気がしてます。
たぶん多くのアニメ作品のひとつとして埋もれて忘れられていくだろう作品。
戦争の本当の恐ろしさ
画は素晴らしかったです。戦闘シーンも激しかったです。人間関係も。
斎藤隊長、加藤三郎、まさかのミル。
残念なのは森雪の記憶喪失とキーマン。必要だったのでしようか?
最後の1話に賛美両論ありますが、旧作のヤマト全作品を知ってる者としては、全然まともだと思いました(笑)
旧作のヤマトは、自己犠牲が至高。愛するものために命をかけるのが当たり前。白色彗星に突っ込むシーンは感動して泣きました。
今回のヤマトクルーの穏やかな表情が怖かったです。このような穏やかな表情をする人々が相手が全滅するまで殺し合うというギャップに戦争の本当の恐ろしさ感じ震えました。
最終章を公開日当日に観てきました
ネタバレ感想を…思うところ色々ありますが…
最終決戦描写…時間的に短くない?
船内描写…少なくない?
徳川機関長…あの名シーンが…あれ?何か嫌だ。 消化急げ…等々の指示があってからの流れあった?
土方艦長…何故その最後の指示をもっと早くに出さなかった…コレは旧作も同じ。
加藤…え?誰にも認識すらされずに死亡?もっといい場を与えて欲しかった。
コスモタイガー…あれ?あの突撃複座タイプの活躍場は?色塗り替える意味…
斎藤隊長…「慌てず急いで正確にな…」言わせたいのはわかるけど、別の名言が聞きたかった。
山本…宇宙空間だったよね?何故船内?
相原の旧作セリフ
「島、相原以下……総員18名です」
は無くて良かった。空間騎兵隊、コスモタイガー隊は全滅かと予想していたが、おそらく多数生き残っていると感じられたので、ホントによかった。
最終決戦の時間が短いと感じた理由がわかりました。最終決戦から後日談の尺が長い。
何故に高次元から帰還したヤマトを最終決戦仕様に修理しないの?
波動砲は外されたのか…あのOPヤマト改装シーンで。
福井さんのUCガンダムの頃からの嫌いでは無いが、良くも悪くもの原作台詞オマージュ……
広げた過ぎた風呂敷をテレサという神に近い存在と時間断層を結びつけ、強引に力技でまとめた感が否めないかなぁ……。
でも、作品のクオリティは間違いなく数年先に観たとしてもスタンダード以上でしょう。作品に関わった全ての方々、本当にお疲れ様でした。
個人的には七章に対しては★2ですが、クオリティの高さ、「ヤマト」という作品に取り組んだ熱に+★1.5…「2202」全体としての評価含め★3.5で。
宇宙戦艦ヤマト2202を終えて
私にとって素晴らしいと思えたとこのその一つを書いときます。
それは真田さんの演説です。
彼は英雄ではない!
彼はあなたです!
人は生きるため責任をはたすために自分で自分を裏切ることになれて、本当の自分を見失ってしまった。
昨日の打算、今日の妥協が未来を自分をくいつぶしていくのを予感しながら、どこへ向かうとも知れない道を歩き続ける。
この過酷な時代を生きる無名の人間の一人、あなたやわたしの分身なのです。
ですから引け目は感じないでいただきたい。
英雄だから犠牲をはらってでも救って当然という考えは間違っています。
もし彼と彼女を救うことで自分もまた救われるとおもえるのなら、このおろかしい選択のさきにもう一度本当の未来を取り戻せると信じるなら。
是非二人の救出に票を投じてくださいw
つうじあう便利さ、効率を求める声に惑わされることなく、自分の心にしたがって、未来はそこにしか存在しないのだから。
ここに自分を重ねてしまいました。
みんな何度もつらい思いをしてる。自分だけじゃないとも。
昔のさらばヤマトに貰ったものは 死に方でした。
人の為に死ねたら、それが最高の死に方。そう思って生きてきました。できてるとは言えませんが。
そして愛とは守るものと思っていました。
違いました。違うというか根本が、最初が違っていた?
今回こう思いました。
愛は理想。
誰かの為に、そう思うだけで愛。
できるできないじゃなくて 相手を思いやることだけでいい。
そう、君は手を広げて守るがいい、って歌詞で、そう思ってた。
続きの歌詞で 確かに愛した証があるっていうからそう思ってた。
でも一人一人が思うことは愛する人の為だけでいい。 ここ!!
ここの意味が何十年も経ってわかった気がする。
愛とは思うだけでいい。そう解釈できた。
思ってるだけでなんになる、誰もがそう思うだろう。
でも 思うだけなら みんなできてるはず。
それだけでいい。 できないから思わないじゃなくて、相手を思いやる気持ちになることが 愛。
私はそれを理想と思う。
こんな気持ちになれました。
スッキリしたというよりも 守ることに比べたらレベルは下がったのかもしれないけれど、 思いやる気持ち。それを大切にしていこうと思います。
原作を忠実に再現しろとは言わないが…
3章を除いて1章から7章までなかなか良かったとは思います。
…最後を除いて。それは後で書くとして。
全体的にはさらばよりかなり離れてましたが、なかなか面白かったですねー。
特に土星での大戦は映像の進化と、アンドロメダがかなり活躍してたのはアンドロメダ好きの私としてはとても嬉しい限りです。
さて、悪い点を書いていきます。
上記で書いたように、良い点はかなりあって満足はしていました。
まずおかしい点を。
*宇宙ボタルのいらない子感。
*カラクルム250万隻
*大帝の愛の主張が激しすぎる。
*反波動格子の件を加藤にやらせる必要
*銀河のデザイン()
*真田さんの立場をキーマンに奪わせたこと
*斉藤の蘇生体の件
*加藤の死、山本の死、キーマンの死
*そして最後はなんで古代と雪を死んでない設定にして通常世界に持って帰ってきたのか。
これくらいですかね。
やはり僕としてはなぜ古代と雪、そしてテレサは滅びの方舟に特攻して爆発して死亡したはずなのに、超次元に行って通常の宇宙に戻せるような設定にしたのか、また、なぜ山本は機体が爆発したはずなのに生きているのか、なぜヤマトの機関室にいるのか。
これは本当に酷かったですね。
正直あの爆発で終わってれば僕個人の評価はかなり高いです。
やはり説明が足りないのと、さらばの特攻もして、続編を作りたい、という制作陣の野望が出てきますね。
本当に残念だ。
まああのシーンはなかったと、振り切れば良いのかなと僕は思ってます。
オリキャラに関してはキーマンは死なせる意味なかったですかねー。
山本ともできてたみたいですし、とても良いキャラでぜひ生き残ってほしかった。
早紀ちゃんカワイイ
7章のあの部分さえなければ星4くらいですけど、最後が残念すぎたので星2になります。
では。
ちなみに曲と映像は本当に素晴らしかったです。
続編作るときはもっと綺麗で華麗な曲と映像を見せてほしいですね!
素直に感動しましたし、何より面白かったです。
率直な感想は、凄く面白かったですし感動しました。
私は旧作のリアル世代です。この世代には不評と言う話も聞きます。
確かに”さらば宇宙戦艦ヤマト”には凄く感動しました。アニメ映画で初めて心の底から泣けた作品です。ですが、同じ物に二度は感動しません。今回の作品が単に旧作のリメイクであったなら、私の中では評価はかなり低くなったと思います。ヤマトが最後に敵に突っ込んで行っておしまいで無くて、本当に良かったと思います。
テレサが何で最初から手助けしてくれないのか?何でデスラーが輪の一部に含まれていると言っていたのか?それらが最後でしっかり纏まっていて、納得が出来ました。
大戦の半年後の部分が不要だという意見もありましたが、あれだけ話の中で戦いの虚しさを訴えていて、次元断層をそのままにして終わりでは不完全です。ちゃんと処理をして、初めて話が通ります。
彗星帝国に降伏を迫られた時、地球の人々はヤマトに助けを求めました。ここは旧作と同じですが、今回はそれで終わりません。最後は、地球の人々に”古代と雪”か”次元断層”かを選ばせます。地球の人々にも責任を取らせています。この辺は良く話を練っているなと思いました。
何より、真田さんの演説は本当に感動して涙が出て来ました。
あともうひとつ評価できるのは、古代が最後まで信念を貫いていたところです。途中イスカンダルとの約束を反故しましたが、芯はぶれていません。
最後に、エンディングで”ヤマトより愛をこめて”が流れたのは最高でした。旧ヤマト世代へのサービスという意見もありますが、それで問題無いと思います。ヤマトが活躍するシーンには”元祖ヤマトのテーマ”が一番映えるのと同じで、”愛の戦士たち”のエンディングはやっぱりこの曲でなくては。
ヤマトが残ってるとか、古代と雪がまだ生きているとかは関係ありません。この歌のタイトルは”さらば宇宙戦艦ヤマト”では無いのですから。
以上、長文で失礼しました。
キャラクター
確かにさらばが良すぎた。
無理があるのは確かだが。
登場人物で違和感あるのは南部と加藤。
南部はなんであんな生意気で粋がってるキャラになってしまったのか?古代のこと完全に見下して、自分より下というような振る舞い、会話が物凄い嫌だ。
あと加藤三郎。神谷版加藤になれてるせいもあるけど、全くカッコ良くない上、隊長の働きが全然ない。
操縦もうまいとはいえないし、権限もない。
さらばでは古代との距離感と信頼関係とか凄い良かっただけに残念としか言いようがない。
なんであんなに情けないキャラにしてしまったのか失望しかありません。
齋藤始も確かさらばでは、ささきいさおだったと思うけど、ひどい扱いだったな。
ガトランティスのスパイ、人物に乗り移る?あの設定がなんだか理解不能です。
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