劇場公開日 2020年9月4日

  • 予告編を見る

mid90s ミッドナインティーズのレビュー・感想・評価

全134件中、101~120件目を表示

4.0レイ、良い仲間でいて欲しい。

2020年9月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
Socialjustice

3.5ジョナ・ヒルがこんな映画を…

2020年9月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

ストリートカルチャー、青春映画が好きなので鑑賞。
ストーリーは、ラリー・クラークのキッズの生々しさを抑えてノスタルジックなテイストに仕上げだものと言えば良いだろうか。スケートボードにのめり込む少年たちと、その友情や取り巻く環境を描いている。
青年時代には、誰かに憧れたり、本気でのめり込むことがあって、でも家族に理解されなかったり、環境が阻むことが多々ある。そんな誰しもが味わった感情をジョナ・ヒルは美しい映像で、リアルに表現している。俳優陣のナチュラルな演技も良い。
個人的にサウンドトラックの選曲に惹かれた。モリッシーの声が聴こえた瞬間、しびれた。
何か忘れかけていた感情を奮い立たせてくれる映画だった。ジョナ・ヒルの今後の作品にも期待したい。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ジンジャー・ベイカー

3.5スケートボード

2020年9月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

前半と後半では、見方が全く変わった作品である。前半は低俗な会話とスケボーで遊ぶ単なる不良少年?の映画を最後まで見せられるのかと、若干うんざり気味であったが後半になって、人間関係が複雑(と呼べるかどうかは若干疑問だが)に絡み合うと、結構緻密な作りになってるんだなと、見入ってしまった自分がいた。映画は、やっぱ最後まで見ないとね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
オクやん

3.590年版、スタンド バイ ミー

2020年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

A24映画なので、ザラついた画面が綺麗。ただ、スクエアなスクリーンサイズに終始するのは観づらかったかな。
ラストシーンの後に、どんな展開になるのか非常に気になった。
スケートの上手い二人は本物のプロスケーターなのね
普段は年齢層の高い人が集まるミニシアターに、いかにもスケートをしそうな若者や親子連れが沢山いてびっくりした。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
hanataro2

3.5青春の交差点

2020年9月13日
Androidアプリから投稿

20078.スティーヴィーの行動に必然性を与えるルーカス・ヘッジズの存在感

コメントする (0件)
共感した! 6件)
movie

4.0ボーダーラインの揺れ具合

2020年9月13日
iPhoneアプリから投稿

白人と黒人
少年と青年
子供と大人
永遠と制限

もう二十数年も昔の、my mid 90s

特に男性だから、この時期のヒエラルキーの在り方や感情の動きに激しく共感も出来て

親との距離
上下関係
心の置き場所
異性への意識

グッチャグチャになるんだよな!

混沌とかそんな洒落た表現ではなくて。

シンプルに一回ごちゃ混ぜになる

そんな時期が

そんな美しくて気が遠くなるような一瞬が

人生には必ず、ある!

コメントする (0件)
共感した! 3件)
グリーン

3.5ナチュラルに描かれる苦くて尊い等身大の思春期

2020年9月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

説明を削ぎ落として、そのへんにいそうなヤンキーに憧れる普通の男の子が、ちょっと大人になっていく日々を、90年代の空気感に乗せて描いていました。
作品の雰囲気がとても素晴らしくて、ドラマチックなことが起こらなくても、なぜかずっと観てられるような感じ。説明が難しいけど、時代と音楽と町と人物がマッチしていて、それが心地良いのです。
母親と兄の愛、憧れの友達の愛、ライバルの愛。結局、スティーヴィーの周りには愛が溢れている。それに気付いた時にまた、少し大人になるんだろうな。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
まだまだぼのぼの

4.0脆くて、危なっかしい。

2020年9月11日
iPhoneアプリから投稿

正直ゴールのないストーリなので、見た後に不完全燃焼感が残るかもしれません。

主人公の精神的な成長や、憧れ、葛藤、焦燥、その他内的な物の変化を描いた作品でしょうか。キャラ立ちもとても良く、感情移入も含めて引き込まれやすく飽きません。

特に彼らの関係性を絶妙に描いており、そこもまた釘付けになる要因の一つでしょう。

カルチャー的にも評価される作品かと思います。16mmフィルムや、流れる音楽、ボードのデザイン等もおそらくこだわって作っているのかなと思います。

正直私はワイドスクリーンで見たかったですが…

終わり方も、これやりたかったんだろうなって感じでした。賛否分かれるでしょうが、僕はいい意味でスッキリしませんでした。

あの5人は結局あの微妙な関係性のままなのか、事故で何かが変わったのか…きっと彼らの一人ひとりにフィーチャーしても一本ずつ映画が描けると思うくらいのキャラ立ちでした。

もちろん兄の変化も…意外と名脇役

コメントする (0件)
共感した! 3件)
くま。

3.5ジョナ•ヒル?関係ないな

2020年9月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

90年代までは無駄なものが沢山あってとても良い時代だったことを見せてくれた。個人的には80年代の方が好きだけど。
この映画を見る時はジョナ•ヒルが撮った云々はノイズじゃないかな。男の子はみんな通ってきた好きな物、人との出会いが哀愁と愛情をこめて描かれてる秀作ですね。あのスタンダードサイズの画角や独特の音効、絵作りも雰囲気作りに役立っているのか。
脚本も良かったけど、存在感があるキャストがすごく良かった。お母さんはコベナントの人だったり、ルーカスもよかった。しかしレイ役のスケーターが本当に良かった。主人公との関係も必然性があって、あのスケボー制作シーンは胸熱でした。ただ、ちょっと主人公が幼すぎたのでは?ちょっと子供過ぎて喫煙や飲酒、xxxシーンはヒキました。
正直90年代の音楽はむしろ嫌いな方で今回もあまりそこには引っ掛かりはないのだけど、少年が大人になろうとあがく姿はとても共感して、楽しく見れました。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
マクラビン

4.090年代中盤は社会人だった僕ですが・・・・

2020年9月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

登場人物たちと同じ目線で作品を味わえなかったかもしれませんが、
この当時の少年たちの日常を切り取った秀作だと思います。

主人公を取り巻く、兄弟、家族、仲間、知り合いの関わり合いが淡々と
描かれていきます。

様々なバックボーンを抱えた人間たちが、悩み、支えあい、腹立ち、気付き、理解し、反発し、
何かを知っていく・・・
それがセリフではなく映像や仲間同士の視線、表情、などなどで雄弁に語る作品でした。

なんかこう・・・あぁ、隣に住んでいる少年たちもこんな思いなのかなぁ?(だったのかなぁ?)
と妙に体温を感じる作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
バリカタ

4.0空気感…

2020年9月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

タイトル通り、90年代の空気感がすべてだと思う。
そういう意味では成功しているのでは?
曲は使われていなかったが、みんなで観るビデオはビースティ・ボーイズのMVの感じと同じだし。
ただその頃はもう大人だったので、感じ方の部分でジョナ・ヒルの意図したものとは違っちゃうかも…
ただ、彼等が感じている困難さは当時も我々の頃も、そして現在も変わらないなと思わせられた…

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ぱんちょ

3.5運命を潔く受け止める

2020年9月9日
iPhoneアプリから投稿

90年代は東西冷戦が終結し、米国では空前の好景気に沸いていた時代。しかし米国社会は何かすっぽりと穴が空いたような空虚感が拡がり、音楽は退廃的な世界観を表現するように攻撃的なGrungeやHip Hopがmovementをおこす時代(いきなりスタートの外食のシーンのBGMが「Kiss from a Rose」でシビレる)。

そんな空っぽのような時代の空気感と、そのなかで生きていく若者たちの姿をドキュメンタリーのように淡々と描いていく。

この作品の登場人物は総じて自らの運命を受け入れたなかで生きている。
「こんな境遇にいるのは、親のせいだ、国のせいだ」とnegativeに周りの環境のせいにはしない(少なくとも文句を言っているだけのようにはみえない)。
今の境遇を潔く受け入れたうえで、自分に何ができるか、どうすべきかを各々が考えもがいているものもいれば、今の人生を楽しんでいるものもいる。受け止めかたは人さまざま。

個人的には母親のDabneyの生きかたにとても興味を覚えた。遊び人だった人が親になると、途端に自分にないものを求めるため、厳しい教育熱心な親に変貌しがち。彼女はときおり厳しい一面も見せながらも、温かい目で息子を見守っている。シングルマザーで男の子ふたりを育てつつ前向きな姿勢がとてもステキだ。圧巻は最後の大事故のあと。息子の病室に悪友(?)たちを招きいれる彼女の懐の深さにホントに頭が下がる。

スクリーンでいきいきと躍動するグループの主要メンバーたちはプロの俳優ではなくプロスケーターというのが驚き。

コメントする 1件)
共感した! 16件)
atsushi

3.5青春の脆さと傷口

2020年9月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

遥か昔にスケボーでこしらえた傷跡を懐かしく見つめる今宵の私・・

少年が成長して行く課程を描いてはいるが
飛び出せ!青春!的な爽やかさや躍動感は含まれず
閉塞感や行き止まり感をムズ痒いまま持ち帰ってきた気がする反面、事の流れに深く引き込まれた
これが90年代のままならぬ青春特色だったのか?・・

だからこそ2000'sを彼らがスケボーと共に人生の翼に乗れて幸せである事を祈りたい・・

キャサリン・ウォーター・ストーン目当ての鑑賞でしたが主人公スティーヴィー役のサニー・スリッチ君の繊細で危うい演技に釘付けでした🍀
しばらく彼から目が離せませんね!

コメントする (0件)
共感した! 16件)
ねもちゃん

4.5ジョナ・ヒル監督の願望もはいってる?

2020年9月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 見ている側の喜怒哀楽をゆさぶるような出来事があるわけでもないのに、ラストまで引き込まれてしまった。自分でも不思議な感じ。

 印象的だったのは、人種に関するジョークもさらに突っ込んで軽く笑い飛ばす関係性を築いていること。

 不安定な道具だからこそオープンマインドになるのかな。近くの公園にスケートボード用の広場があるけれど、いつ見てもケンカすることなく楽しそうにやってる。そう、この映画と同じ感じ。

 ジョナ・ヒル監督の半自叙伝的っていわれているけど、初体験のシーンは、願望が入っているのかな。映画で一番ドキドキした。

 曲の使い方も抜群にセンスいいし、やはりA24の作品は見逃せない。

コメントする 1件)
共感した! 13件)
bion

2.5ええ?もう終わり?

2020年9月8日
iPhoneアプリから投稿

起承転結の「結」のないまま唐突にエンドロール。

下手くそか?
どっかの大学の映像学科の学生が自己満で作った映画みたい。

当然カタルシスなし。

期待していただけに、ガッカリしたわ。

でも高評価の人が多いってことは、自分の感性がおかしいのかも。

コメントする 1件)
共感した! 7件)
ただの映画好き

3.5大人への階段

2020年9月8日
PCから投稿

今、30代後半〜40代後半で、90年代のアメリカ音楽シーンに触れてきた人たちには刺さる作品だと思います。
当時のロスで、スケボに興じる子どもたちの青春と音楽シーンを切り取った、スナップ写真みたいな映画でした。

背伸びして先輩たちの世界を覗いてみたい、自分も早く大人になりたい、という少年・スティーヴィーの叫び声に似た欲求が、心地よくボードとともに画面を疾走していきます。
大人の観点からだと、先を見てない無謀で馬鹿な行為の数々に苛立ちもしますが、子どもの「存在を認めてもらえる」「一人の人間として扱われる」ことの喜びも画面から溢れてきて、微笑ましくも感じました。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
コージィ日本犬

3.0モヤモヤ…

2020年9月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 13件)
ちぃ

3.0ネットと嫌煙

2020年9月7日
iPhoneアプリから投稿

90年代の息吹を感じ取れるかなと思い鑑賞しましたが
意外と「アレ?今とそんなに変わんなくね?」って感じでした
もう30年近く前の話なのに不思議な話です
アレから30年大きく変わったと言えばネットと嫌煙(笑)でしょうか
コレは想像ですが今のアメリカの若者も親をクソだと思って、スケボーやってパーティやって酔ってドラッグキメてSEXしてるんじゃないでしょうか?
だから感想としては「で?」って感じでした
まあでも面白くない事もなかったですけどね(どないやねん)
可もなく不可もなくという感じです
物語に「悪い奴」が1人も出てこなかったのは、なんとなく監督の人柄なのかなあなんて思いました

コメントする 2件)
共感した! 8件)
puleco2

4.0シェリル・クロウかよ❗

2020年9月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

かわいいサニー・スリッチとルーカス・ヘッジスはぜんぜん似てない。
ルーカス・ヘッジスが「お前が生まれる前は母さんはあーいう連中をよく家に連れ込んでいた」と言ったのがとても気になる。
異父兄弟を育てるシングルマザーなのかなな。結講おしとやかに見えたけど。
結構、いろんなものもってたから、オイラの頃より裕福と感じた。
ルーカス・ヘッジスがあんなにいやーな兄役とは驚き。WAVESでのルーク役と大違い。ハニーボーイと比べてもひどい役。でも、若いのにすごく達者であることがよくわかった。

レイとファックシットがカッコよかった。
レイの方が大人でよりクール。
黒人の警備員がファックシットにいう、
「SHERYL CROW かよ」というセリフに過剰反応してしまった Mid70sな私。

あの5人組は普通スティービーにはちょっときつい。ミソッカスにされちゃうから。でも、憧れちゃうんだね。歳の放れた意地悪な兄貴よりカッコいいし、根は優しいし。そんなヒリヒリ感がたまらなかった。
ロサンゼルスの市電のレーンを行くスケボー少年たちを逆光気味で撮るシーンが美しかった。

コメントする 3件)
共感した! 20件)
カールⅢ世

4.5"サンバーン"

2020年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

とにかくスティーヴィーが可愛くて堪らない「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」のムーニー以来の癒されキャラ。

仲間に入りたくて四人の話を又聞きしながら笑ったり、技が出来て発狂して喜んだり、初体験をニヤニヤしながら話したり、演じるサニー・スリッチはヨルゴス・ランティモス"聖なる鹿殺し"の目隠しライフル銃ルーレットの子供だったってビックリ!!

ジョナ・ヒルは映画を観て起用した訳じゃなく、純粋にスケーターとして彼を見付けたナイスな話。

スティーヴィーの鼻筋と笑顔が"ジェフ・スピコーリ"を演じたショーン・ペンにソックリと個人的に思ったり。

女性のような顔立ちが印象的なファックシットに面倒見が良いレイ、この二人がトニー・アルヴァとジェイ・アダムズを思い起こさせるキャラでもあり、90'sと言えども70'sで80'sな感覚が嬉しい。

レイの影響がなかったらバカ正直に非行の道へ急降下な人生を歩んだスティーヴィーって気が、持つべきものは良い兄貴分、実際の兄ではなく。

色々な作品での脇役感が素晴らしいルーカス・ヘッジズ演じる兄の深い闇、兄弟関係の異常な暴力描写、スティーヴィーの反逆で号泣、見舞いにジュースをあげる姿など良好な関係になれたカナ?二人の父親って多分、違うヨネ?ってな想像。

70年代のロックンロールや初期PUNK、80'sハードコア・パンクからスケートに入っているからか、90'sのカルチャーに思い入れが薄くヒップホップはまるで聴かないけれど、ウェンディ・レネをサンプリング?したのとか良かったし、Bad BrainsやThe Misfitsが流れたりピクシーズやモリッシー、トレント・レズナーが音楽だったり、極め付けは"Omega"ってハンガリーのサイケな、ジョナ・ヒルのセンスに脱帽。

ラリー・クラークの「KIDS/キッズ」と女性スケーターをメインにした「スケート・キッチン」はニューヨークって土地柄の共通部分も、本作はラティーノ系PUNKなスケーター「ワサップ!」の印象が近い?

怒鳴り込み母親の図は「This is England」でもホボ同じようなシーンが、90'sのスケーターとスキンヘッドって違い過ぎるが物語は似ている。

グレタ・ガーウィグよりジョナ・ヒルが監督として頭角を現して来る、そんな予感!?

2020/10/01 新宿ピカデリーにて。
二度目の鑑賞。

大人びて見えるしっかりしたレイだが、表情はまだ子供、幼さは残るし彼の弟への思いからのスティーヴィーに対する面倒見、親友としてのファックシットとの間にある蟠り、、、二人の家庭環境の違い、将来への夢に向かう態度などレイを中心に観てしまう、一度目とは違う鑑賞の仕方ができる、三度目は、、ファックシット!?

コメントする (0件)
共感した! 4件)
万年 東一