きみと、波にのれたらのレビュー・感想・評価
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ストーリーは悪くないが…
ストーリーは悪くないが絵が雑! 少女漫画感丸出し。 個人的にはもう少しリアルよりの演出にして欲しかった。 性描写が小学生。 絵の雑っぷりは絵コンテかってほどの雑っぷりで 不人気タイムに流すガキ相手の3流漫画ならともかく 金取って映画館で上映するレベルじゃない。 こう感じるのは新海アニメに慣れちゃったせいだろうか?
歌から入り映画を観たくなった
と思えばしょっぱなから歌、幸せそうな映像と共に劇中に主人公達2人でほぼフルコーラス歌い、やりすぎなくらい歌の印象付けてからの別れ、そしてもう1度の出会いも歌をきっかけにという所で少し納得出来た。 過去の繋がりがわかる港の家のシーンはグッときた。 純粋に夢を追いかけ叶えるなんて2人はすごい。 でもひな子が港にすがるのを辞めたきっかけがよくわからなかったし、わさびがひな子を好きってのも最後どーなってんの?や最後の消火のファンタジー感がちょっと萎えた。 まあトータルでいい映画だなとエンドロールの歌を聴きながら思った。
コーヒーとオムライス
ポニョってる?などと思いつつ、不思議なゴースト・ストーリーに引きずり込まれました。波のアニメーションなんかも描き方が上手く、『夜明けを告げるルーのうた』よりも水の不思議度も上がった感じです。 基本的には恋人だったひな子にしか港は見えない。しかも歌を口ずさんだときだけの登場なので生活には支障がない。ただ、スナメリと歩くとか便器に向かって話しかけなければいいのだ。 ゴーストものとしては恋人を助けるという王道ではありながらも、かなり伏線も利いていて、妹の洋子と山葵との恋の行方も気になるところです。そんな洋子が港の夢でもあったコーヒーショップ経営を自ら果たそうとするところ、幼い頃のヒーローなどといったエピソード、そして「波をのれたら」という時限付きにも泣かされる。 人を救うという将来の夢。消防署のシーンなんてのはかなり取材されたのだろう。救命訓練の部分なんて、リアルすぎる・・・肋骨が折れました。 ただ、暑さしのぎに清涼感あふれるこの作品を観ようとすると、火災のシーンに息が詰まりそうになります。ご注意を・・・俺だけ?
素敵なラブストーリー
WOWOWで観ました。 素敵なラブストーリーです。 地元の千葉ポートタワーが 出てきてビックリ‼️ 私と妻にとっても思い出の場所です。 ピュアな気持ちになれる、そんなアニメ映画でした。
アニメだから出来た作品
基本的に私は京アニ派です。 それとは違うこの作品。 タイトルに惹かれて手にしました。 前半、実写の方がいいんじゃないかと思ってたが、後半の展開でなるほど!こりゃアニメでないとダメだ。アニメだから作品として成立するんだと納得。 ストーリーは非常にキラキラとしたラブストーリー。 込み入った事もなく、ベタベタする事もなく、胸にすっと入ってくる。 プロのC/Vを使わず、タレントでチャレンジ。 いや〜川栄李奈さんの才能には一目おきますね。 段々良くなってくる感じにびっくり。 キャラ作画はイマイチだけど、尺も中身も適度で良かったです。
ストーリーの軸は王道的で楽しめる
映画の話題をする某Youtuberさんが「あまり話題にならなかったけど、天気の子と同じくらい好き」と語っていたので、気になって鑑賞しました。映画館で予告編映像を観たことがあるくらいの事前知識です。監督の湯浅さんは、私が一番好きなテレビアニメ「四畳半神話大系」の監督さんでもありますので、非常に期待しておりました。 この映画を観た評価としては「奇抜なスパイスが効いてて人を選びそうではあるけど、中身は王道的なラブストーリーに仕上がっている」といった感じです。 大学進学を機に海に近いマンションに引越し、趣味であるサーフィンに没頭する主人公のひな子。自宅マンションの火事をきっかけに消防士の港と仲良くなり、二人は次第に親密な関係になっていく。そんなある日、海で溺れた人を助けるために海に飛び込んだ港はそのまま帰らぬ人に。ショックに打ちひしがれるひな子であったが、二人の思い出の歌を口ずさむと水の中に港が現れることに気付く。幻覚か幽霊か。それでもひな子は再び港に会えることを喜ぶのだった。 「亡くなった恋人が主人公にだけ見える形で蘇る」というストーリーは古今東西使い古されたプロットのように感じますが、「水の中にだけ現れる」というのは新鮮に感じました。そこにいるのに触れることもできないもどかしさもありつつ、常に一緒にいることのできるという点においてはなかなか上手い発想です。また、恋愛映画において私が重要視しているのは「恋愛や別れを通じて登場人物たちがどのように成長するのか」ということなんですが、この映画においては港との死別を通じて、主人公のひな子・港の妹の洋子・港の同僚の山葵の成長がしっかりと描かれています。特に、港の死でふさぎこんでいたひな子に対し、港の死を乗り越えて前へ進もうとする洋子と山葵の成長が対比的に描かれているシーンが個人的にはグッとくるものがありました。恋愛もの映画としては本当に素晴らしい作品だと思います。 ただ、不満点が無いわけでもないんです。 まずは声優。主要キャストの4人はともにプロの声優ではなく俳優です。決して演技が下手というわけではありませんが、特別上手いというわけでもありません。ところどころに、「ん?」と引っかかるような演技があったのは否めません。 次に映像演出。湯浅監督のアニメ映画には、独特の映像演出が使われることが多いです。よく言えばディズニー映画のようなファンタジー的な演出であったり、パースを敢えて狂わせた作画を多用したり。この映画にもそのような独特の映像演出が各所に見られました。特に主人公のひな子が「歌を口ずさむと水中に港が現れる」と気付いたあたりから過剰なまでの映像演出が見られました。普段から湯浅監督の作品を見慣れている私から観ても「ちょっとくどいな」と感じたくらいだったので、かなり観る人を選ぶ演出だと思います。 最後に、前半にあったひな子と港のラブラブ描写が長くてくどい。「俺は今何を見せられているんだ」と思うくらい長い。あそこはもう少し尺を短くしても良かったような気もします。予告動画とかを見てデート映画として観に来たカップルに向けた描写なのかもしれませんが、男一人で自室で観ているのは正直きつかったですね。 しかし総合的に観れば、ストーリーや脚本や作画ともに非常にクオリティも高く、楽しめる映画でした。面白かったのでオススメです。
ありがちな物語ではあるけど、それなりに楽しめてホロリとするところも...
ありがちな物語ではあるけど、それなりに楽しめてホロリとするところもあった。ただ、音楽がちょっと残念なのと、近い世界観を持った他のアニメ作品と比較して絵が雑な感じが否めない。
そうくるか
まるで80年代角川映画のように、主役の二人がひたすらイチャコラする前半部分(しかも長い)では、「俺は一体何を見せられているんだ……」と死んだ目になってたけど、中盤~クライマックスにかけての怒涛の展開に全部持って行かれた。 さすがは湯浅監督。
君が眺めてる〜♫水面は〜(一種の病んだ呪文)
波乗りの為に引っ越してきた女性:ひな子と火事で助けた消防士:港とのラブストーリー。 有名人の声優起用は悪くありません。 前半30分は「これアニメにする理由ある?」と思い観てましたが、それ以降はファンタジーになりアニメとしては納得。しかし、アニメである理由が物語をマイナスにしている面が多かった。 同じ消防士山葵君の様に第三者としてはひな子の行動は悪い霊に取り憑かれた女性に感じるし、私的にはホラー映画。大人のファンタジー映画ならば大人らしく実写として描いて頂きたかった。 (だから、他のレビュアー様が実写で観たかったと理由も納得出来る。港が死んだ衝撃やひな子の立直りも早過ぎる。最後の方だけ現実を受け入れて大号泣って浅いし。) 今の大人がアニメを受け入れ易い状況であるとは云え、この映画はポジションを見失ってはいないかい? 中途半端。 水とのファンタジーアニメを観たければ「崖の上のポニョ」の方が上だし、死んだ人との大人のファンタジー映画ならば「ゴースト〜ニューヨークの幻〜」と分けて観ていた方が私とすれば楽。 最近で言うと「天気の子」の方が大人らしさもあり、アニメらしさもあるファンタジーだと感じる事が出来る。 アニメを使うならば「物語にて考えさせられる事」(見所どこ?と言う他レビューも納得。)又は「対象は何処なのか?」をしっかり汲み取らせて頂きたい。(でない限り、ひるね姫の様に低評価ですw)
ゴースト風
胴ベルトの安全帯だと危ないだろう。珈琲だとか卵料理の演出も少し単調。音楽が何よりいただけない。 序盤の恋愛が醸成する部分が湯浅作品とは思えぬほど中身がなく、本当にバカップルを見せられたような気になる。そのためかその後も感情移入が困難。後輩と妹の存在も描写も弱く、引き立て役以上でない。悪い奴らを悪く描く様はらしさも感じるが、もっとギタギタに吊るしあげて欲しかった所。 どうも長編のテーマ曲のPVを作らされた感が否めない。
映画の波にのれない人の声がデカイので、擁護する
やたらと憎悪剥き出しの感想が多いので援護。 リヤ充バカップルの悲恋物語だか、現場のブルーカラー描写もしっかりしていて、イヤミにならないバランス。 二人が主題歌を鼻歌風にデュエットしながら、みせるカットバックは、ともかく素晴らしい。 もう一組の洋子と山葵のもどかしい恋愛感情にも好感が持てる。 チョットしたサプライズ展開などもあり、吉田玲子脚本も標準以上の出来。 料理や季節を感じさせる映像もとても高品質で魅力的。 中盤での交通事故死やウェーイ系の若者の扱いには、個人的に疑問も感じるが、良作だと思う。
羨ましい グサグサと
とりあえず泣けたけど、深いかと言われれば何も残らない映画 ファンタジーになりきれてないから突っ込みたくなる箇所がたくさんあるし、主題歌流れすぎ イチャイチャシーン長すぎて飽きてしまった けど、これからどう生きようかと苦しんでいる彼女を受け入れ、応援してくれる彼氏は羨ましいと思った
ハードルを下げてみることをお勧めします
湯浅監督作品 なぜこの作品に?? という疑問符は結局見た後も解消されはしなかったけれど、 同監督作品ならではの良さは健在です。 この作品の最大の特徴が「馬鹿ップルの話」っていうことろ 出会い〜付き合い中〜別れ(死別)〜傷心 とその全てでイチャイチャ度全開の馬鹿ップルぶりでぶん殴ってくる作品 ここがダメな人はもうこの作品ダメですね あとは歌 映画の主題歌が劇中の最重要ファクターになっているため、様々なシーンで流れてくる、歌う、エトセトラ 歌と映像の合わせ技は同監督ならではのセンスで素晴らしいのだけど、 最後までしつこいくらいに出てくるのは少し飽きたかな。 こういう感じの映画でしたが、 一番素晴らしいのは脚本でした! 物語スタートから終わりまでの道筋、起承転結、何よりも伏線回収がすごくうまい! 初期シーンが後半で効いてくる構成になっていて、本作の脚本は図抜けていいですよ!
恋愛ものを描いてると見せかけて
全然きゃーってならないところが湯浅の良いところ。食べものが美味しそうとか、彼氏がカッコいいとか、背景キレイとか、そういうの全部関係なくて、(何なら一番アガるのは消防士の自作地図だし)動きと動きの隙間から漏れ出るアニメって、人間て、おもしれーなあってとこに魅了されるのでした。 緑の便器と、コーヒーに砂糖入れる描写で爆笑。いいわーズレてるわー
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