10万分の1のレビュー・感想・評価
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切ない純愛ラブストーリー
人気コミックの実写映画化で切ない純愛ラブストーリー。まったく事前情報なしの白紙状態で鑑賞しましたがALSの展開には正直驚いた。所々で目頭が熱くなり二人に感情移入した。10万分の1とはALSのことだったんですね。 主演の平祐奈さんの演技が個人的に好みなのでほとんどの作品を観ていますが今作もピッタリの役柄だったと思います。 2020-214
良かったです
私が三木康一郎監督の作品を観たのは、過去に3作品だけかな。
その印象は、あまり捻らずに真っ直ぐに見せる監督だなと。私は結構好きなタイプの監督さんです。
それでですね、今回のこの作品もやはり真っ直ぐだなと思いました。
実在の病気と向き合う今回の作品は、三木監督に合っていたと思います。
まず序盤、平さん演じた莉乃の瞬き連発とか初々しいシーンが続くんですよね。
それが微笑ましくて、病気を発症する前から初々しい二人を応援したくなるんです。まあ、よく転ぶ時点で発症してると言えなくもないですが。
そして、もう二人を応援したい気持ちになってしまったから、病気を発症してからの数々のシーンは涙止まらなくなりましたよ。
それと、音楽が良いんですよね。それらのシーンを邪魔する事なく寄り添う様な音楽なの。
特に良かったのは挿入歌、二人を包む様な優しい歌声なんですよ。挿入歌にもしっかり涙腺刺激されました。
それで終わり方なんですが、これで良かったと思います。
これ以上進めると映画が重くなり過ぎてしまうと思うから。
では、軽い映画になったかと言うと、そんな事無いと思うの。
なんでかと言うと、中盤で二人の未来の形の一つをALSの先輩夫婦が見せてくれたから。
あの奥さんの笑顔は、この映画の中でも重要なシーンだと思う。
そして、奥さんのあのメッセージは付き添いが蓮でなければ言えなかった。
あのメッセージは、ALSを支える人だけでなく、いろんな人に届けたい言葉だったな。
私はこの映画、とても良い映画だと思いました。
今週是非みてほしい映画。とてもお勧め。
---- ※ 12/2 20時24分 誤字脱字修正 ---- さて、12月になりました。53本目です。 この12月になって、ここまで繊細に作られている映画は正直意外でした。 何を書いてもネタバレになるので、それらにはあえて触れず、この映画が伝えたかったであろう点について主に触れます。 この手の映画は史実に基づいても基づかなくても、その性質上、涙ちょうだいものになる点はどうしても避けがたい部分はあるのですが、結果的にそうなった部分は(不可抗力的に)あろうとは考えられるものの、ALSという難病(2020年12月の時点で333疾患が指定)を真っ向から扱った映画であり、史実には基づかないとは言え、引用されている事実・データ等が極めて正確(国の運営する「難病指定センター」からの引用部分等)であるなど、「お涙頂戴ものであるのに、実際は内容が支離滅裂」ということもなく(これは批難の対象たりうる)、かつ、現在(2019~2020)の現状に合わせて説明が随所にあるなど、いい加減に作ったものではなく、当事者の声なども聴いたうえでかなり精密に作られていることがうかがわれます(厚労省等の後援・推薦ではないようですが(おそらく、史実に基づかないという理由なのでしょうか…)、エンディングクレジットに当事者の会が制作に参加した、と書かれている通り)。 さて、何を書いてもネタバレになると思われるので、さっそく採点に入りましょう。 5.0を超えると思いますが、そのように付けられないので…。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- +0.5: 本映画は史実に基づかないという事情もあるのか、国や公的機関(厚労省、医師会等)の後援はありませんが、当事者の会が作成に参加したとある通り、ALS疾患が進行した後の描写(言葉は伝えられなくなるが、読み上げソフト等の利用で意思疎通は可能で、こうしたソフトの利用で社会参加も可能となる)は極めて正確に描かれていますし、「難病を取り巻く環境は、本人とその保護者、パートナーだけではなく、ボランティアや介護サービス、当事者の会(難病の会等)などで実際は現場が支えられている」と正しく説明がある通り(往々にして、当事者と保護者だけが延々と悩む、というテンプレ図式で描かれがち)、きわめて正確に描かれています。 この手の映画は、とりあえず「お涙頂戴」にした上で説明がいい加減だったり、こうした部分の説明がまったりなかったり…というものも少なくないですが、ここまで詳しく説明されていることに驚きました(後援はもらえなかったものの、当事者の会等が、こうしたかなりの部分で協力したのでしょう)。 ALS等の難病や、(重度)身障など、原因がわからない病気の解明とその治療が今後つながることを期待するばかりです。 +0.3: ラストあたり、高校に難病や身障者の子が入学しても大丈夫なように、手すりや多目的トイレ(最近、悪用する人がいますね…)が設置された部分が描かれます。この部分は大したことがないところとみることも可能ですが、「難病・(重度)身障でも、学業がこなせる限り受け入れるし、その設備も整える」ということであり、「学力に問題がないなら、受け入れるものは受け入れる=できるだけ、進路の幅を広げてあげたい」という点が明確に描かれていた(とはいえ、一瞬ですが…)点は非常に高評価でしょう。 ※ これにあたっては、1979年までは就学免除制度を「悪用」して半ば就学免除を言い渡したり(今の中学卒業認定試験が細々とあるのは、実はこれが一因)、79年以降も養護学校の設立で障害の特性に関係せず全て養護学校に統一させた(そのため、障がい区分の違う児童生徒を全部詰め込んだことで現場は混乱し、知的障害のない子の進路選択は著しく狭まった)ことなど、過去にさかのぼればこのような過去もあります(そして、この私もそういった事情の当事者の一人でした。母親が教育委員会に申し入れて何とか普通学級に入ることができました)。 -0.05(軽微な減点): 映画内で引用される資料は、国の難病指定センターのサイトなのですが、逆に「権威のあるサイトからの引用」であるからこそ、断った上で「ちゃんと国などの公的機関の正しいデータ・事実の引用である」点は明記しても良かったかと思います(映画内では引用されているサイトから、難病指定センターである点はある程度判断はつきますが、誰しもそこを知っているわけでもないし、逆に国や行政に許可を求めても「商用目的だから引用も転載もダメ」ということはなかろうと思います)。 ※ なので、よく「入場者特典」としてプレゼント等配っている映画がありますが、この映画はこのような特異な事情があるので、会のサイトの病気などのまとめがあれば、映画が始まる前に暗くても見ることができますし、そうしても良かったのでは…とは思います。 (判断保留): 高校をを卒業した後、彼ら、彼女らがどのような人生を歩んだのか、については映画内では触れていません。ALS等、難病・(重度)身障者を取り巻く(医学的)環境が日進月歩で変わっていくこと、また、(映画の長さとは別に)「そこは各自でそのあとのことは考えてね」という点、また、どうしても症状が悪化すると生々しすぎる描写をせざるを得ないという事情もあり、これは判断は難しいですが、視聴者の判断に任せたのは、それもそれでアリなのかな、と思います(ここは減点せず)。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- 12月もはじまりあと1か月ほどですが、今年のベストは…あと1か月ほどありますが、これまた良い映画が来ましたね。悩みどころですね。
原作者のあざとさを感じる
難病ものなんだよね。難病に罹った主人公が頑張る姿を見たら絶対に感動するの。本当に感動するのもあるし、「ここで感動しない自分って人間としてどうなの?」っていうのが入って感動するところもあるの。
むしろ病気になる前の主人公のキャラ起てのパートが面白かったな。
嫌なことがあると呪ノートに五七五でそれを書き付けて、それをイケメンに見られちゃうんだけど、それでも『自分でも変な子好きになったなって思うよ』って好きになってもらえる。「私がイケメンに好きって言われた!」って読者は思うよね。
それで嫉妬されてイジメられるんだけど、自分がイジメられてるときは華麗にスルーして、友達が巻き込まれたときは『私はいいけど周りを巻き込まないで!』と怒る。やってみたいよね。そして、この怒りかたなら「私でもできそう!」という気もする。事態収集が難しくなるとイケメン彼氏が救いの手を出して「困ったやつだなあ」みたいにやってくれる。
ここで読者は完全に主人公に感情移入するよねっていうか「私が主人公だ!」になるね。
そして難病を入れてくる。なんなら両親が亡くなっていてお祖父さんに育てられた事情をかぶせてくる。これは泣きます。原作者はそこを解って、計算して書いてるね。
病気に罹ってからのパートは、主人公が困って、主人公が頑張り周りがそれを助けるの繰り返しだから、話としては単調なの。「ここで感動しないと人間としてどうなの?」という気持ちを押さえて、原作者の計算も考慮したりすると、本当に単調な話になるよ。
平祐奈と白濱亜嵐は良かったね。
女性作家が描く思春期男子を見るといつも思うんだけど、性欲がほぼないね。実態はそんなことないと思うの。むしろ性欲が抑えきれなくてなんかやらかしそうな気がする。しかし白濱亜嵐が演じると「うん、そうだね」と納得感あって良かったよ。
優希美青は安定の良さ。まだ高校生もいけるけど、OLの役が観たい。
「平祐奈、演技うまくなったな」とか思いながらボーッと観るのに良い少女漫画原作映画だと思ったよ。
リア充を 背(せな)で感じる 登山道
主役の二人とも、左右対称の端正なお顔だなぁと思って見ておりました。なんだかよく転ぶ、そそっかしい娘だなぁと思っていました。しばらくして、あっ、病気のせいか?と気づいた次第です。
筋萎縮性側索硬化症 ALSを若い人が知るきっかけになる映画になるといいですね。
カラダが動くうちにしておきたいことを考えるきっかけにも。観ている目線は終活寄りだったりしていましたが、栃木県の高校生の設定で、東京に一泊旅行に行くとなってからは、気持ちも若返る。彼女は「する」ために言い出すわけです。彼氏はお土産は何にしょうかな?なんて子供っぽいことを言う。高校生にはちょっと辛い白濵亜嵐が言うもんだから、そのあとちょっとシラケ気味に。踏み込んだ会話もなかったので。重病で先がわかっている娘と婚前旅行ですから、試されている若者になった気持ちにもなりました。両親がいるとややこしいくなるし、絶対、結婚には反対して、純愛物にならないから、最初からいないことにしたのかな?彼氏の親も出さずに済むし。祖父役の奥田瑛二は70歳なのにカッコいいですね。喫茶店?洋食屋?まだ、トレンディドラマいけるかも。この映画、映画監督でもある奥田瑛二の感想を聞いてみたいですね。とりあえず、奥田瑛二を目指して、引き締めて生きようと思いました。
辛すぎるヒロイン
両親も事故で亡くしてるのに自分は高校生の青春真っ盛りで、やっと好きな人と想いが通じた矢先にALSという10万人に1人の難病を発症してしまう。設定から辛すぎる。 私も弟が40万人に1人の難病で同じく筋肉に関わる病気なので看病する側の大変さも良くわかります。 彼氏もやっと気持ちを伝えて付き合いはじめた彼女が病気になんて辛すぎるだろうなと思います。彼女のケアをしながら医学部に合格するのもすごいね。愛の力なのか ストーリーは大変な中身だけど二人の主役が、特に平さんがわざとらしく見える部分もあるけど辛さは伝わる演技でした。白濵君もだいぶ演技が良くなったと思います(笑)
【”それでも、僕たちは前に進む・・” 人間の善性に溢れた純愛映画。奥田瑛二さんの存在が、しっかりとこの映画を引き締めてくれています。】
ー恋愛コミックの実写化映画を観るのは、いつ以来だろう・・。幾つかの要素に惹かれて、鑑賞。-
■印象的なシーンの感想
1.序盤は、少しコソバユイ感を抱きながら、鑑賞。
桐谷レン君(白濱亜嵐:ファンの方には申し訳ないが、初めて知った。男気がある魅力的な高校生を、しっかりと演じている。)と桜木リノさん(平祐奈:同じく、初めて知った。難しい役を健気に演じている。)は、友人のチヒロさんとシュウ君の陰ながらの応援もあり、両想いだったことが分かり、付き合う事に。
- カップルでもある、チヒロさんとシュウ君が二人のために陰ながら応援する姿が、実に良いのである。勿論、レン君とリノさんの人柄があってこそ、あの友人がいるわけであるが・・。-
2.リノさんの足には、傷があり、本人も気にしている・・。彼女の両親は亡くなっており、喫茶店を営む祖父(奥田瑛二:この人が、演技をするだけで映画全体が締まる。)に育てられているようだ。
ー 桐谷レン君が、初めて祖父と会うシーンが少し面白い。
初めて彼女の家に連れて来られて、奧田さんが出てきたら、それは、ビビるよなあ・・。 でも、角度90度でお辞儀をして大きな声で挨拶! 流石、剣道部の主将だな!ー
3.徐々にリノさんの身体に異変が生じてくるシーンの数々。医者から告げられるALC宣告。
- 祖父が、”大事な時に作るオムライス”を作り、二人でテーブルに座って食べるシーン。奥田さんの抑制した演技が二人の深い悲しみを観客に伝える・・。-
4.チヒロさんがリノさんには内緒で、ALS患者の高山さんと連絡を取り、高山さんに会わせるシーン。
- チヒロさん、素晴らしき友人である・・。バス停で待っていた桐谷君にリノさんを任せ、去るシーンなど、大人でもナカナカ出来ない配慮である。
◆そして、リノさんは、初めてALS患者で身体が動させない高山さんと会う。ショックを受ける二人だが、高山さんが、身体が動かせなくても“話し”、リノさんに”初々しい・・、僕の奥さんも昔は初々しかった・・”と言って、奧さんを揶揄ったり、リノさんに”別の身体に入れ替わっただけと思っている。中身は変わらない”と告げるシーン。
奧さんが、レン君に”貴方が頑張り過ぎては駄目よ!それが、リノさんにとっては、負担になるから・・”とサラっと大切なアドバイスをする・・。
◆この一連のシーンは、今作の中でも、派手さはないが”胆になるシーン”だと思う。何故なら、二人の思想が高山さん夫婦と会った事で、ポジティブに切り替わったシーンだからである。
5.レン君とリノさんの初めてのお泊り旅行。最初は一泊の筈だったが、リノさんの願いで”昔、両親と見た星空をレン君に見せたくて、”逃避行”するシーン。
- 最初は驚く奧田さん(この方をお爺さんと書く事に、違和感があるので・・、奧田さんと記載する。)が、旅行を許し、描かれないがレン君も来たという事は・・。二人を見守る親も偉い。そして、レン君がリノさんを背負って雪山を少し登り見た、星空。良いシーンである・・。-
6.リノさんが自分の病気をクラスメイトに話すシーン。
- 最初は、レン君が付き添い、そして、チヒロさんとシュウ君も駆け寄り、クラスメイトに”お願い”する。意地悪をしていた女の子たちも、励ます声を掛ける。善人ばかりであるなあ・・。表現の仕方は人それぞれだが・・。-
7.卒業式のシーン
-ここはもう・・。
そして、レン君が医学部に合格した事に対し、奧田さんが”頼むぞ!”とレン君の顔を見て、声を掛ける・・。-
<重いテーマを扱いながらも、鑑賞後、人の善性って良いものだなあ・・、と感じた作品。 ラスト、大切な女性をしっかりと守る決意をしたレン君は、もう立派な大人である。
三木康一郎監督が、そんな二人と、二人を支える多くの人々の姿を爽やかに描いた作品でもある。>
■補足
・容易に類推出来るのであるが、今作を観て”綺麗すぎる・・”とか”そんなに上手くいかないだろう・・”とか意見が出ると思う。
ALSの現実にスポットを当てた優れた映画は多数あるが、私はこの作品は、この描き方で良いと思う。何故なら、若者達が”難病に屈せず、前へ進もうとする姿”を描いた作品なのだから・・。
難病に勝つポジティブ思考
A LSという難病が、10万分の1の確率で何故彼女を襲ったのか。それは、彼女がそれをこの世で体験して、本当の幸せとは何かを掴むためなのでしょう。恋人の白濱は難病の彼女を愛することによって、やはり本当の愛を知るのです。そして彼女の前向きな生き方によって、多くの人が勇気をもらうのですね。こう言ってしまうと面白くもなんともないのですが、最後まで爽やかな涙がこぼれました。号泣はしますが、静かな号泣といった感じでした。同級生たちの愛情応援にも泣けます。白濱はポジティブ思考です。クヨクヨしません。「先のことはわからない。未来は明るい」というような言葉を呟きます。またALSの先輩患者は言います。「体が動かなくなっても、自分という魂は何も変わらない」と。つまり、魂だけは永遠だと言うことでしょうか。ヒロインの平、彼氏である白濱、初々しさがとても心を打ちました。そして、極め付けは奥田瑛二。渋い爺ちゃん役にほっとしました。良い映画でした。
リア充を あつめて早し 最上川
ムカっときたら五七五の句にしてしまう桜木莉乃。観ている側としても、五七五でレビューしたくなってきます。あ、これはこれで句集を出したほうがいいじゃん!などと思いつつ、彼らの恋の行方をドキドキしながら追いかけました。 ホーキング あなたはやっぱり 天才だ 難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)。映画ではこの病気についても説明がなされています。あらためて大変な難病だということもわかり、進行の速さにも驚かされました。実際には60歳前後の発病が多いとのことです。ニューロンが異常をきたし車いす。 ALSだとわかった莉乃がバケットリストを書き始めます。「蓮といっぱいデートする」「みんなでボーリングする」などなど、そして10番目のリストには「蓮と別れる」・・・うるうる。映画では何度も使われるようになった“死ぬまでにしたいこと”。またかよ~と思いつつも、この10番目には泣かされました。 むにゃむにゃと わたしとしたい 口籠る 剣道の達人でもある蓮。やはり一本気な性格だったところが男らしい。そして、破り捨てられた10番目のリスト。クラス全員で莉乃を支えていこうとする展開には驚き、他人の痛みをわかりあえる素晴らしい団結力。ラストにはやっぱり泣かされました。 難病と 真摯に向き合う オヤジかな・・・奥田瑛二のおかげで演技も引き締まったものになっていました。最後に・・・ 星の子と 似たよなカットも あったっけ
スクリーンで観る程では無かった感じ。
ヒロインが不治の病となるありがちなストーリー。 序盤は観ている自分が恥ずかしくなるような展開。 観た事に後悔しそうになったけど、徐々に慣れてきて後半は少しの感動と涙でそれなりに楽しめた感じ。 主役の白濱亜嵐さんの二の腕が太過ぎてびっくり(笑) 平裕菜さんは学生服より私服の方が可愛かった感じ。 ALSと言う指定難病がテーマなんだけど、重すぎる事も無く、どの様な病気なのかを解りやすく表現している作り方は良かった印象。 ラストのシーンは無難に終わらせた感じが少し残念。 その先も観たかったです( ´∀`)
愛のオムライス
元々見る予定は無かったんですが、公開1週間前に予告を見てこれは面白そう!と思ったので鑑賞。 なので前情報はほとんど無し。 三木康一郎監督ということは把握済み。弱虫ペダルを成功させたので、期待はそこそこ高め。 いや〜、面白かったです。 青春恋愛映画にしては上出来かなと。 やっぱ白濱亜嵐ええやん! 中学からの同級生の桐谷蓮(白濱亜嵐)に想いを寄せていた桜木莉乃(平祐奈)は、いつか告白しようと心に決めていた。そんなある日、莉乃は蓮の方から告白をされ付き合うことになるが...。 ありがちな話ではあるのだが、テンポが良く飽きさせない展開でいい映画に仕上がっていた。 詰め込み過ぎず、不十分過ぎず、ちょうどいい。 もっと見たい!と思わせるのはいい映画の証拠だ 白濱亜嵐と平祐奈がお似合いなこと。初々しくて微笑ましかった。莉乃のおじいちゃん役をした奥田瑛二は相変わらず安定感がスゴい。日本独立も楽しみですわ あと結局少ししか出てこなかったが、莉乃が詠む闇の俳句がツボだった笑笑 リア充を 集めて川に 流したい センスあり過ぎでしょ!笑 もっと聞きたかった〜 莉乃の俳句がラストに出てきたら★4.0あげてました 気になる所も多々。 まず、あまりにも蓮が出来すぎている。 直ぐに手を差し伸べる、文句を言わない、人目を気にしない、何でもしてあげる...などなど。こんな完璧な彼氏はいませんって。もうちょっと人間らしいというか出来ないところ?みたいなのを見せてくれないと、莉乃が何もしていないみたいに見える。 そのせいか、キュンキュンドキドキも薄いんじゃないかな。 病気の苦悩を描きたかったのならもっと丁寧に描くべきだ。中途半端になっている。 最後のテロップもそうだけど、24時間テレビみたいになっていてなんか腑に落ちなかった。 実在の病気を扱うのは難しいな...。 面白かったけど、惜しかった。 でも、白濱亜嵐には今後も期待ですな。
蓮君出来過ぎ
彼女がALS(筋萎縮性側索硬化症)にかかり、それでもケアしていく彼と友達やおじいさんなど周りの人達の話。 白濱亜嵐が演じた蓮君は出来過ぎ。普通、モテるのにあそこまで彼女をケア出来ないと思う。 莉乃役の平祐奈は演技がわざとらしくておかしい。特にキスシーンはあんなに唇を閉じてたら変。雨降ってるのに傘持ってる蓮君に抱きついてビショ濡れになるとか、雪山を歩くのにあんな靴履かないだろ、とか演出も違和感だらけ。 千紘役の優希美青は自然な優しさが出てて良かった。
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