「リア充を 背(せな)で感じる 登山道」10万分の1 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
リア充を 背(せな)で感じる 登山道
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主役の二人とも、左右対称の端正なお顔だなぁと思って見ておりました。なんだかよく転ぶ、そそっかしい娘だなぁと思っていました。しばらくして、あっ、病気のせいか?と気づいた次第です。
筋萎縮性側索硬化症 ALSを若い人が知るきっかけになる映画になるといいですね。
カラダが動くうちにしておきたいことを考えるきっかけにも。観ている目線は終活寄りだったりしていましたが、栃木県の高校生の設定で、東京に一泊旅行に行くとなってからは、気持ちも若返る。彼女は「する」ために言い出すわけです。彼氏はお土産は何にしょうかな?なんて子供っぽいことを言う。高校生にはちょっと辛い白濵亜嵐が言うもんだから、そのあとちょっとシラケ気味に。踏み込んだ会話もなかったので。重病で先がわかっている娘と婚前旅行ですから、試されている若者になった気持ちにもなりました。両親がいるとややこしいくなるし、絶対、結婚には反対して、純愛物にならないから、最初からいないことにしたのかな?彼氏の親も出さずに済むし。祖父役の奥田瑛二は70歳なのにカッコいいですね。喫茶店?洋食屋?まだ、トレンディドラマいけるかも。この映画、映画監督でもある奥田瑛二の感想を聞いてみたいですね。とりあえず、奥田瑛二を目指して、引き締めて生きようと思いました。
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