「愛のオムライス」10万分の1 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
愛のオムライス
元々見る予定は無かったんですが、公開1週間前に予告を見てこれは面白そう!と思ったので鑑賞。
なので前情報はほとんど無し。
三木康一郎監督ということは把握済み。弱虫ペダルを成功させたので、期待はそこそこ高め。
いや〜、面白かったです。
青春恋愛映画にしては上出来かなと。
やっぱ白濱亜嵐ええやん!
中学からの同級生の桐谷蓮(白濱亜嵐)に想いを寄せていた桜木莉乃(平祐奈)は、いつか告白しようと心に決めていた。そんなある日、莉乃は蓮の方から告白をされ付き合うことになるが...。
ありがちな話ではあるのだが、テンポが良く飽きさせない展開でいい映画に仕上がっていた。
詰め込み過ぎず、不十分過ぎず、ちょうどいい。
もっと見たい!と思わせるのはいい映画の証拠だ
白濱亜嵐と平祐奈がお似合いなこと。初々しくて微笑ましかった。莉乃のおじいちゃん役をした奥田瑛二は相変わらず安定感がスゴい。日本独立も楽しみですわ
あと結局少ししか出てこなかったが、莉乃が詠む闇の俳句がツボだった笑笑
リア充を 集めて川に 流したい
センスあり過ぎでしょ!笑 もっと聞きたかった〜
莉乃の俳句がラストに出てきたら★4.0あげてました
気になる所も多々。
まず、あまりにも蓮が出来すぎている。
直ぐに手を差し伸べる、文句を言わない、人目を気にしない、何でもしてあげる...などなど。こんな完璧な彼氏はいませんって。もうちょっと人間らしいというか出来ないところ?みたいなのを見せてくれないと、莉乃が何もしていないみたいに見える。
そのせいか、キュンキュンドキドキも薄いんじゃないかな。
病気の苦悩を描きたかったのならもっと丁寧に描くべきだ。中途半端になっている。
最後のテロップもそうだけど、24時間テレビみたいになっていてなんか腑に落ちなかった。
実在の病気を扱うのは難しいな...。
面白かったけど、惜しかった。
でも、白濱亜嵐には今後も期待ですな。