「真理子の存在が私の心を打つ」岬の兄妹 ともちんさんの映画レビュー(感想・評価)
真理子の存在が私の心を打つ
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タイトルのあるように 兄妹の物語
その兄は右足が不自由で足を引きずり歩いている
妹は自閉症で兄は彼女の面倒を見ながら生活をしている
部屋は散らかり放題で 暮らしもままならない様子だ
そして兄も職を失い 明日の食事もままならない
電気代も払えず 電気も止められ・・・
とこれでもか これでもかと 貧困の様子を見せつけられ
見ていてつらかった
そして 兄は妹に売春をさせ暮らすことになるが・・・
とまあ話は進んでいくのですが
毎日の生活に追われ苦しむ兄 良夫
兄はこれからのことや みじめな暮らしや
妹に売春をされる罪悪感や 会社を首にされた恨みなど
毎日がつらくてたまらない
それに対して妹 真理子は苦しんでる様子はなく
兄との暮らしを楽しんでいるかのようだ
男との関係も「冒険!冒険しよう!」と
はしゃいでいる姿がなぜかかわいかった
真理子は今を生きている
この貧しいどん底の暮らしでも
真理子はたくましく生きている
その彼女の強さ純粋さに心を打たれた
しかし見ていて本当にきつかった
胃まで痛くなってしまった
しかし 観るに値する作品だ
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