「面白いのだけれど、映像、俳優陣の華がない」岬の兄妹 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
面白いのだけれど、映像、俳優陣の華がない
映画を作成する上での基本条件、予算。
メジャー作品でない限り、制限があるのは承知している。
しかし、その壁を乗り越えるカタルシスをどのように観客に伝えるか、感じさせるかが映画製作者としての課せられた課題であろう。
この作品は、それを感じることが出来た。それは見事である。
が、矢張り作品としての華が無い(綺麗な女優さんがいないとかそういう事ではない。)
映画とは、観客に対してあるレベルを保ったレベルで社会派映画であれば問題提起をすべきであり、この作品はメッセージ性のレベルは高いが訴求感という観点では、些か弱い。
自主制作作品であれば、成程と思うが、この作品はシネコン系で掛かった映画である。
この映画の作製に関わった方々にはもうひと踏ん張りして、これでどうだ!という映画を是非、低予算で見せていただきたい。
応援する気持ちを込めて、記します。
<2019年4月5日 劇場にて鑑賞 車で1時間半かけて観に行きました>
コメントする