「昭和の薫り」岬の兄妹 山の手ロックさんの映画レビュー(感想・評価)
昭和の薫り
令和元年最初の映画館での鑑賞。しかし、東映ヤクザ映画風のタイトルといい、思いっきり昭和テイストで、今作られた映画という感じがしない。生活保護の話が出てこないのは引っかかる。警察官の幼なじみもいるのに。役所に行ったけど、働けることを理由に認められなかった(または後回しにされた)のならリアルだけど。
妻に先立たれた爺さんと一人暮らしの「こびと」はリアルだった。「こびと」のアパートの前で幼子のように泣きわめく妹の姿は胸に迫る。
ラストはどういう意味だろうか。妹を買う客からの電話か。妹は身を投げてしまうのか。
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