バーナデット ママは行方不明のレビュー・感想・評価
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ママ友、ご近所トラブルは世界共通なのね
結婚して家庭に入ることによって、本来の自分を見失っていた天才建築家の話。 南極への一人旅、旅先での邂逅によって少しずつ自分を取り戻していく…… 一人娘・ビーとの絆に涙。 ちょっと出来過ぎなストーリーだけど、ノンフィクションだからね。 南極でのロケは羨ましい。死ぬまでに行ってみたい。 ケイトの名演技、恐るべし!!
ブラックベリーも役に立つ
エリート旦那に愛されて、自由に生きてると思ったら本当は妻は才能の塊でそれを抑え込んで生きていたんだと思うと一気に見方が変わってくる。 少し素直になるとみんな心配を抱えて生きてることに気付く。 そして成長。楽しい映画だった。 大好きなブラックベリーは絶対植えない。
どこへ行ってたんだい、バーナデット
バーナデットのように特別な才能のあるなしに関わらず結婚して子どもが生まれて一線から引いてしまう女性は多いんだろうなぁ、ってほとんどがそうか。 バーナデットのように特別な才能のあるなしに関わらず女性がいつでも一線に復帰できる世の中にならないといけないんだろうなぁ。現実はなっていないからこういったお話が支持されるんだろうな。 「TARター」のケイト・ブランシェットに衝撃を受けて、この人の作品は観なければいけないと思って観に行った。2019年の作品なんだ。同じように思った人がたくさんいるから公開されたんだろうな。 こんなかわいいケイト・ブランシェットが観られるなんて! あらためてこの人はすごいなと思った。 メリー・ポピンズだって、スカーレット・オハラだって、クラリス・スターリングだって、リプリーだって、フェリオサだって、アン王女だって、グロリアだって、エリザベスだって(あ、やってるか)、なんだって演じられるし、様になるんだろうな。 シンディ・ローパーの「Time After Time」は名曲だな。 (スペース・ニードルの上って回るんだ!)
ケイト・ブランシェットの魅力が!
大好きな名優ケイト・ブランシェットが主演で、なんとも幸せな時間でした! 最近多いけど、予告編がミス・リードでしたよ。平凡な主婦が家族に翻弄される毎日にうんざりして、自分探しの旅に出る!いろんな出会いから人生を見つめ直す!って誰もが思うけど全然違った(笑) 不幸続きで全てに失望した、中学生のママが失踪しちゃう。旅するうちにかつての創作意欲が湧いて、失った夢を取り戻す物語でした。それはそれでよかったんですけどね。 とにかくオスカー女優ケイト・ブランシェットの演技が素敵。これほどまでに眼が魅力的な女優を僕は知らない。ジャームッシュ監督のコーヒー&シガレッツで出会って以来、ぞっこんです。 今作はリチャード・リンクレイター監督の独特な空気感の中で、しっかりと行間を掴む芝居はさすがだなぁ。それだけでも観る価値ありです。 お話は凡庸な展開で感動も薄いけど、なんかじんわり温かい。最近そういう映画が好みになってきました。かなり苦労されたらしい、リアルな南極の風景も美しい。 4年前に製作された作品だけど、無事日本公開されて良かったです。ケイトが10度⽬の、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたからかな。久々のオスカーも獲って欲しい😊
ケイト様、現代作品もさすがです。
作品内容としては単純でよくあるストーリーだが、それでもケイト・ブランシェントはオーラ、存在感を見せつけた。TARやエリザベスの時のケイト・ブランシェントとはまた違う彼女の演技を堪能できた。ケイト・ブランシェントがアメリカハリウッドの現代女優の中でNo.1である事を再認識。ケイト・ブランシェントファンの方、女性の方におすすめしたい作品です。
家族にとっても会いたくなりました❤ ❤ ❤
原作未読。 大昔にAmazon.comのベストセラーランキングでずっと見てたから気になってた作品(でも未読w)。ケイト・ブランシェットの絶妙な演技が光る良作💛 あぁ〜家族ってやっぱいいなぁ💜と心底思わせてくれるエンディングにホッコリ✨ 家族ったって夫婦なんて赤の他人の組み合わせなんだから、衝突したり、昔のような情熱を失ったり、相手のことが理解出来なかったり、時には傷つけ合うことしちゃったり……そんなん家族なら当たり前! 距離をとったり、譲り合ったり、たまには時間が解決してくれるのをただ待ってみたりして、ふとした時に思い出す家族の絆✨✨✨
気持ちのいい映画
邦題の訳が全然映画とあっていないけど、
なんとかしてほしいけど、
最後はほっこりするストーリーです。
途中までは、割と暗くて、単調で、謎が徐々に解き明かさらながら、の展開だけども、
最終的にはスカッとするし、希望が見えるストーリーでした。
個人的にはもっと終盤のストーリーを見せてほしかった!南極のシーンは映像も綺麗だし、見ていてすごく気持ちがいい。
母になっても自分らしく生きる
大好きな女神さまケイト・ブランシェットが今作でもとっても良かったです ストーリーは心暖まるラスト、母と娘の関係がホほんとステキ シンディー・ローパーの「TIME AFTER TIME」、久しぶりに聴いたけどやっぱり好きな曲 きれいにまとまって観終わって気持ち良いラストなんだけど、夫がどうも… 人任せにせずもっとちゃんと妻を見てあげたり話を聞いてあげたら良かったと思うし不信感が消えないです 出産と育児で一度は仕事から離れないといけないのは女の人には仕方のない事 土日休んでまた出勤ですってなれば良いのに 男の人は仕事をそのまま続けられるから良いなぁと改めて思ったりします どんなに我が子は可愛くて大切でも、やっぱり我が子だけで全てが満たされるわけじゃないし、むしろ我が子だけで満たされる母は子供にとって良いとはあまり思えません 社会から置いてきぼりになってると思ったり、ママ友との付き合いがしんどかったり、そんなので情緒不安定になるのは日本もどこの国でもある事なのかもしれません 家だけじゃなくて、別の世界が必要と思います 「人生は自分次第で楽しくなる」、ほんとそれです
マッキノンじゃないことはたしか
ウィンスレットとどっちだっけ?といつも顔を見るまで混同しているブランシェットのペラペラとよくしゃべる演技が、天才肌で世間に馴染めない人の感じがよく出ていて、さらにはセリフの多いリンクレーター監督の作品らしさもあった。 自分は芸術家で創造していないとダメなんだなんて堂々と言われたら当然鼻に付くけど、視点を変えれば、彼女の生きづらさは母としてジェンダーを引き受けたことにあり、そこに夫は理解が及ばず、バーナデットのことをいつでもわかっていたのが娘ビーだというのは、我が家での母娘関係を見ていることもあって妙に納得。 よき家族・夫婦のハートフルな安定の着地だけど、リンクレーター監督には、6才のボクが、大人になるまで。みたいな常識じゃ考えられない作品もまた作ってほしい。
良作
ケイト・ブランシェットはこういうエキセントリックな役柄を演じると抜群に上手い。 フォックス家の父(ビリー・クラダップ)も娘(エマ・ネルソン)もバーナデットの奇行に悩まされながらも匙を投げるわけでなく、家族の絆を守ろうと寄り添い続けているのが心温まる。 心療内科医カーツ役のジュディ・グリアも相変わらず美しかった。 少し下品な台詞はあるが、暴力的な場面は一切なく、老若男女誰でも抵抗無く見られるハートウォーミングな作品だと思う。
内省的な若大将シリーズかよリンクレーター作品
リンクレーターの作品はなんか劇場まで行って観てしまうのだが、どうにも、いつも今ひとつ納得しかねる理由が本作にて判明した。大抵設定は欧米白人、ホワイトカラーの勝ち組家庭で、家族や恋人の心理的齟齬を巧みに描いてますが、家族のアイデンティティクライシスをわざわざ南極まで旅行に行って修復しようとすることが可能な家族って、全世界中の家族の何%なんですかね? まだ日本全体が豊かではなかった昭和三十年代の憧れの生活を描く日本でいう若大将シリーズなんかなぁと、 デフレの日本で、神田のが近いのにやたら日本橋を強調するモールにあるシネコンで観たのもシンクロしてそう思った。
中年女性エンパワメント映画
リンクレーターの新作として、2019年からずっーっとチェックしてたけど、全然日本公開決まらなかった本作。2023年秋にやっと公開されてみてきました。
土砂崩れで家がめちゃくちゃになったオードリーの描写が良かったです。ただのハッピーアピールがうざいママ友的な側面だけでなく、ぐちゃぐちゃになってからバーナデットと交流するあたり、いいなっておもいました。
マッカーサー天才賞って実在するんですかね?ビッグバンセオリーとボーンズで出てきたワードな気がしてます。個性的な天才建築家だったバーナデットが、ひとつの仕事の挫折と、複数の流産と、やっとできた娘の病気などですっかり人嫌いの変わった母親になってた。
日々の雑事をインドの代行秘書にぜーんぶやってもらってたけど、その代行秘書は詐欺グループ?で、彼らに個人情報をダダ漏れにしてしまって、財産が結構使われてしまって、さらにはFBIが捜査にくるし、精神病院に強制収容されそうになり、家族旅行として行くはずだった南極に逃げてしまう。
で、南極で基地を建てるという夢を見つけて、建築家として復活するストーリーを、ケイトブランシェットが、面白く演じていました。
娘と夫のバーナデット捜索も楽しかったです。
シアトルの図書館、本当にあんな奇抜な建物なんかなぁ?
バーナデットの家のボロボロさは、バーナデット自身のメタファーなんでしょうね。
バーナデットが、編み物しながら考え事するの、面白かったです。彼女の編み方は、日本ではアメリカ式と言われる右手で糸をかけるスタイルですね。
ブルージャスミンやTARのように、ケイトブランシェットにぴったりの役と思いました。
大量のセリフの応酬に、リンクレーターみを感じました。
前日に観た『ロストキング』と合わせて、中年女性エンパワメント映画です。
ノー・モア・ルールズ、ケイト
リチャード・リンクレイターは“before〜”3部作が結構好きで、気になる監督の一人だ。 ケイト・ブランシェットが演じるキャラクターは、「ブルージャスミン」も「TAR」も本作も似通っているように思える。ざっくり言えば傍若無人というか、神経症的というか。当然周囲の人々はぴりぴりするし、その緊張感で見ている方も不安になってくる。 最後の“南極物語”でほんわかいい感じで終わるが、南極ってそんなに簡単に行けるものなのだろうか?日本で宗谷岬に行くよりはハードルが高そうだ。直前まで病院に拘束されそうだったのに、有為転変の振り幅が激しい。建築家としての再出発が彼女の精神的な安定につながるのなら吉だが(いろんな薬を一つの瓶にごちゃまぜに入れているのが怖い)。 車の中で親子がシンディ・ローパーを絶唱するところは良きシーン。 エンドロールで「ぞうさん」をtraditionalとクレジットしていたけど、まどみちお作詞、團伊玖磨作曲のれっきとした創作物だと思うのだが。
これはいいですね
原作読んでないと、初めの方は変なお母さんが謎の家で謎の行動、一体なんだと思いきや段々事情が明らかになってゆくところはサスペンス十分です。 単調なストーリーですが、ドキュメンタリー映像や頻繁なカット割りやミステリアスなカメラワークを多用してドラマチックも申し分なし。 扱いようによってはシリアスに撮ることも可能な題材を、スピーディにテンポよく明るく描いたなかなかの傑作です。 ただ、お母さんのマシンガンな独り言は、字幕では伝わらない原語のニュアンスが面白いんでしょうね。 ブランシェット先輩のブチ切れ演技も秀逸です。 この佳作が何故4年もオクラだったのか? 邦題ダサイと思ったけど、観たら納得。「ママは行方不明」だけでいいんじゃない? Time after time に泣きそうになりました。
バーナデッドを支える家族愛が素敵過ぎ!
バーナデッドはずっとコミュ症害なのか?と思いながら観ていました。娘のビーはずっとお母さんの味方で愛らしいし、演技も素晴らしい。ご主人のエルジーも優しく仕事よりも大切な家族に気がつくんですね。南極でイキイキしていくバーナデッド、周りを支える家族愛が素敵すぎました!イイストーリーで心が癒されます。(^^)
ケイト、ブランシェット様の名演技力が光る。
この映画は、ケイト様が主役という事で楽しみにしてました。 サスガにケイト様の演技は凄かったです。ですが。。。物語の背景や、ケイト様の役でやられて居るお仕事が建築士という設定に自分はついて行く事が出来ず、難解だったとこがありました。最後、ペンダントが出てきて、感動の場面なのに。。。自分の心は置いてけぼりの状態に。。。笑。でも、わかる方は感動出来ると思います。あくまでも、自分の感想としてお伝えしときます。 追伸。。。女のお子様との心通い合えるシーンとかは観てて親子愛を感じて感動しました。
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