劇場公開日 2019年7月12日

「偉大なるロバート・レッドフォードよ!」さらば愛しきアウトロー andhyphenさんの映画レビュー(感想・評価)

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3.5偉大なるロバート・レッドフォードよ!

andhyphenさん
2019年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ロバート・レッドフォード引退作。ちなみにロバート・レッドフォード観るの初めて(すみません)。
物語はですね...「愛しきアウトロー」というか犯罪ジャンキー(もはや依存症の域だあれは)のおじいちゃんの犯罪譚と恋愛なわけですが、一歩間違えれば(いや、間違えなくたって)本当にただの犯罪ジャンキーおじいちゃんなので、ロバート・レッドフォードじゃないと魅力が出ない難役だなあとは思いました。「紳士的でした」「いい人そうでした」と言いつつもいやいや君ら金取られてますやん...とシビアな私は思ってしまうのですが。なんと言いましょうか、ロバート・レッドフォードだから許されるというか、説得力があるんですよね。実在のフォレスト・タッカーさんがどんな人物であったか分からないのですが...。
デヴィッド・ロウリー監督の前作ではずっとシーツ被ってたケイシー・アフレックさんも渋かったですね。声が上ずってるけど、感情の起伏が分かりやすくないところがいいです。さすがです。
そしてヒロイン、シシー・スペイセクの69歳なのに圧巻の可愛さ。その辺の若い女の子よりめっちゃ可愛くないですか。それでいて大人なので激昂したりはしなくて、微笑んだり戸惑ったりがとにかく可愛かった...。
デヴィッド・ロウリー監督は、フォレスト・タッカーという人物を決して全肯定では描いていないというか、ある種突き放した視点で作っている気がします。それも全て、被写体としてのロバート・レッドフォードの凄味があってこそという感じがしました。理想の自分とそれに近づく方法が明後日の方向過ぎてもロバート・レッドフォードなら観客を唸らせることができる。俳優の力は偉大です...。

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andhyphen
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