劇場公開日 2019年7月12日

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「レッドフォードならでは」さらば愛しきアウトロー 山の手ロックさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5レッドフォードならでは

2019年8月11日
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鑑賞方法:映画館

実話を基にしたR・レッドフォードの俳優引退作品とのこと。皺が刻まれた笑顔と紳士然とした物腰で、人を傷付けずに易々と銀行強盗を行う主人公は、まさしくレッドフォード以外では考えられないくらい。
「楽に生きるんじゃない、楽しく生きたいんだ」というメッセージは、レッドフォードのこれまでの出演作品、さらには彼の生き方そのものとシンクロしているように感じた。
共演者の顔ぶれも豪華。特に、シシー・スペイシクのチャーミングさに惹かれた。
イーストウッドの「運び屋」の苦さはないが、レッドフォードの爽やかさと軽妙さが生かされ、後味よく楽しめた。

山の手ロック