劇場公開日 2019年10月4日

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蜜蜂と遠雷のレビュー・感想・評価

全334件中、41~60件目を表示

3.5自分もピアノが弾きたくなる

2021年7月4日
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鑑賞方法:VOD

 音楽経験が一切無くても無性にピアノが弾きたくなる映画です。
 映画自体は才能ある者たちの未来と限界、挫折そして復活を描いているわけですが、素直な感想はタイトルのとおり「これだけピアノが弾けたら楽しいだろうな~」でしたw

 登場人物それぞれのキャラクターがしっかり分かれていて、音楽に疎くてもそれぞれの演奏の特徴や違いが自然と理解できる演出・構成になっているのは見事でした。

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N T

4.0松岡さん、凄い。。。

2021年6月28日
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泣ける

興奮

幸せ

原作(や脚本家)が素晴らしいのに、つまらない映画が出来る事は良く有るが?つまらない脚本(や原作)から素晴らしい映画化会社出来る事は無い、絶対にだ!と言ったのは?確かスピルバーグ。
素晴らしい。
本作は素晴らしい(=´∀`)人(´∀`=)

原作は序盤三分の一しか読まず、積読になったままだけど?
本作は、様々意見有るかも?だけど、上手く原作を映像化してます(原作の重厚さ半端無い!)。

最初から最後まで圧巻!!!

原作の中から飛び出で来た通り!の配役(斉藤由貴さんの役は、俺的に桃井かおりさんか秋吉久美子さんだった)。

ロングスカート/黒髪ボブ/タートルの長袖ニット!
そうそう、松岡さん、英伝さんイメージ通り( ・∇・)

ーーー

◯◯を辞める者は、ピアノ教室を開くか?趣味で楽しむか?全く辞めてしまうか?!

一音落とす者は去れ!てのは劇団四季主宰のお言葉だっけ?

音楽の世界で戦う者(と降りた者)のお話し。
素晴らしいです!!!

松岡茉優さんの代表作度】☆⑤
ピアノもオケも素晴らしい度】☆⑤
のだめカンタービレ見たくなった度】☆⑤

ミュージカル含めて俺は音楽映画好きですが、間違い無く!『俺の音楽系映画ベスト18』に食い込む一作。

素晴らしかった♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

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えびかに伯爵

4.0映画館の音響の中で素晴らしい

2021年6月7日
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鑑賞方法:映画館

映画館の音響のなかで、素晴らしいピアノ演奏の映画っていいですね。能力のない私にはわからないレベルのたかみを感じました。評価されるためにピアノを演奏するとは?が私なりに理解できました。とっても良かったです。もう一度

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酒飲む野郎

5.0養蜂家に訊きました

2021年5月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

(URLを記載したためにレビューを削除されてしまいましたので短く再録。コメント下さった皆さんごめんなさい)

映画を観ていてふと思ったのは
・ブリ起こしの雷
・雷が鳴ると米が旨くなる
この二つの言い伝えです。
この二つには科学的根拠もあり、また経験値から来る 理由ある言い習わしもあります。

それでは「ミツバチ」と「雷」の関係はなんだろう?
養蜂家に問い合わせしました。

【蜜蜂の分蜂】について ―
ミツバチは、巣が大きくなると本能が働いて住みかを脱出し、新しい世界に飛び出します。

分蜂した群れは行き先を求めて、不安の中でとりあえず近くの木の枝や軒先に。

養蜂家はその新しい群れを捕まえて新しい養蜂箱に入れてやる必要があります。

分蜂した新しい群れを捕まえるために=大人しくさせるために、養蜂家はミツバチが嫌う「水」を撒き、一斗缶を叩いてミツバチが嫌がる「大きな音」を出すそうです。
そうすると新しい群れは一塊になって鎮かになるのだと。

【分蜂とピアノコンクールの類似・隠喩】
映画では、雨(=水)のシーンが多かったですね。そして遠くから近づく雷(=大きな音)も。
そして鍵盤にミツバチが止まるカットもありました。

若いピアニストたちの成長と脱出。そして彼らの旅立ちと不安を見ていて、どこか「分蜂の“儀式”」に似ていると思った次第です。

・・・・・・・・

以上、養蜂家のサイトに問い合わせをして、養蜂の本も読んでみました。

で、ピアノですか?
指先から血が出るまで練習したこともある 僕きりんです。
新しい自分を巣作ること、そして新しい世界を掴むための音楽家の挑戦は、心身の流血を伴う。
ゆえに、あれこれと不思議に想いは及び、こころに触れてきてくれる映画でした。

子供の頃、蜂蜜を取りたくてミツバチに刺された きりんです。

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きりん

2.5CDを聴いていいる感覚。

2021年4月30日
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鑑賞方法:VOD

ピアノを弾いている筈なのにピアノ演奏よりも周りの風景 背景がピアノと合わさったイメージ。 そこはとてもよかった。

でも。ピアノニスト感が感じられない。

感動したのは背景にある音楽に対して感動なのかな。と 思った。

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しろくろぱんだ

5.0ピアノ重視で鑑賞。

2021年3月25日
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鑑賞方法:映画館

未読、俳優に特に興味なし、ピアノ重視で鑑賞。
なかなか4人もの演奏を一度に同じ曲で聴けることはないので貴重なシーン『春と修羅』は4人4様の演奏で興奮しました。

もっと適当というかなんとなくの映像なのかと思ってたので演奏シーンがしっかりしていておどろき。
演技と演奏の息がぴったりでコンサートに何回か行ったことのある金子三勇士さんと藤田真央さんのマサルと塵は本当の二人を見ているかのようでした。

ストーリーと演技が淡々としている分ピアノの感情が溢れ出ていて素晴らしかった。

2時間余の映画で1人ずつの演奏シーンは短いんだろうなと思ってたけど本のファンも俳優のファンもピアノのファンも納得の絶妙なバランスだったのではないでしょうか。そりゃカデンツァはもっと聴いていたかったけど。

パンフレットも読み応えたっぷりでした。
この映画ではサントラではなくインスパイアードアルバムというのが4人それぞれで出ていて、2枚買いたいと思っていたけど4枚とも購入決定。

期待外したらどうしようとちょっとこわかったけど観てよかった。

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zoumyao

3.5文学性を映像表現で唯一無二の作品に、平等にあたるスポットも好み

2021年2月26日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

興奮

正直、期待をしていた訳ではなかった。愚行録も劇場で観ていたが、重苦しくて仕方なかったから。そんな一抹の不安を蹴飛ばす良作だった。

まず、音楽映画に留まらない人間ドラマが繰り広げられていたことである。主軸の4人のピアノマンにスポットを当てながらも、彼らを支える人たちを隔てなく当てることで、その厚さを生み出している。タイトルに含められた意味が機能するように、寡黙な亜夜を導くような存在が陰と陽で照らされる。他の2人のピアニスト、支配人、調律師など全ての人にドラマを感じる。次に、演奏シーン。本格的な演奏はプロとの合わせ技らしい。そんな、人間ドラマに全く引けの取らないからこそ、火花散る熱き戦いに心が震える。

繊細さと大胆さを兼ね備えたスタリッシュな映画。文学的な良さを映像表現の特長で魅せる圧巻の1本。また観てもいいかも。

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たいよーさん。

3.5原作を読んで出直してきました

2021年2月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作を読んで再鑑賞のレビューです。(2023/3/21)

2年前、原作どころか、内容も知らないまま観た結果、内容についていけなくて、もう二度と観ないだろうなとすら思っていました。
でも、ずっと気になっていました。最近になってようやく原作を読みました。
感動しました。
境遇も内面も異なる4人のピアニスト達が苦悩や葛藤を抱えながらも自分の音楽を追求し、新たな境地を切り拓いていこうとする姿に心が震えました。
世間の評価とは別の次元で自分自身と闘い、4人が互いに影響し合っている。
スター、異端児、元神童、努力家
彼らの生い立ちや一人ひとりが背負うも物をわかった上で映画を観ると感動もひとしお。
特に「生活者の音楽」を掲げる高島明石から滲む静かな情熱が胸を打ちます。
夫として、父として、社会人として、そして、音楽家として…コンクールに臨む重圧。演奏後のやりきった表情。遠くから天才達を見つめる眼差し。彼らとの違いを目の当たりにするのだけれども、そこで区切りを付けるのではなく、音楽への想いを新たに彼の道に光が射すような温かい気持ちになりました。

“世界が鳴ってる”
初鑑賞時は気にも留めなかったこの言葉ですが、今考えると、塵や亜夜は本当に凄い事をやろうとしているのだなと思います。
世界は音楽に溢れてる。
でもそれを聴く事が出来るのは天才の中でもほんの一握り。
凡人の私には別世界なのだけど、世界が鳴らしている音を感じようとする気持ちを止めたくないなと思いました。

最後に…
原作を読んで映画の印象が180度変わりました。原作を読んだ事で、ようやくきちんとこの映画に出会えた気がしてとても嬉しいです。

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以下、初鑑賞時のレビューです。(2021/2/11)

素敵な音楽に出会えるのでは!と期待して観たのですが、映画の中に入り込めませんでした。音楽は思っていたのと違ったし(あくまで私が思っていたのと違っただけであり音楽が悪かった訳ではありません)、主人公にも共感できませんでした。
誰もが知ってるクラシック曲や、心にガツンと響くような旋律を期待していたのですが、ほとんど知らない難しい曲ばかりでした。格調高いピアノコンクールが舞台なので、万人受けするわかりやすい曲は使えなかったのかもしれませんが、1曲くらいはキャッチーなメロディを聴きたかったなというのが正直な感想です。
主人公にも感情移入できませんでした。なぜあんなに不安げなのか。母の死を乗り越えられていないからなのか。スランプの時期だからなのか。
ピアノを辞める覚悟で臨んだはずなのに、なぜ直前で逃げようとしたのか。でもまた戻ってきたのはなぜか。雨の中のあの黒い馬は何を意味しているのか。原作未読の私には色々謎だらけでした。でも、わからないからこそ天才の持つ感覚や苦悩の複雑さを感じる事ができたのかなという気もします。

良い部分もありました。月夜の連弾シーンは印象的です。ピアノで語り合ってる感じがして、これこそが音楽の素敵な所だなと思います。
コンクールに臨む4人の関係性も素敵だなと思います。ライバル同士なんだけど、それ以上にお互いが無くてはならない存在で、いい意味で響き合っていると感じました。
春と修羅のカデンツァも4人それぞれの技術や心情がよく表れているなと思いました。

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セロファン

5.0音を楽しむ=音楽 なんだよね。

2021年2月11日
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映画館で観たかった作品、時が経ち上映期間も終了してしまい観れず、レンタルになったのも知らずにいました💦ふとレンタル店で立ち止まった目の前にあった、この作品。
そういえばと思い、レンタルして早速鑑賞しました。
映画館で上映していた頃の観たい気持ちももう、ちょっと無くなっていたので、軽い気持ちで良い作品だと良いなくらいで観た数分後には、もうどっぷりと浸っていましたよ。
最初から楽しそうにピアノを弾く少年や、母親を失ってからピアノが弾けなくなってしまった主役、名門校在学中の秀才や家族に応援されて生活者の音楽を届けたいという思いで参加する父親。
その主に4人それぞれが、ピアノ素人の自分にとっても、計り知れない程の腕(指!)を持っているのだとは、この素人目でも充分理解出来る。
でも、途中までは、なんとなく普通のコンクールの様子と、主役達の過去や葛藤、練習風景を描いた作品ではあるのだけれど、、なんだろう、最終選別⁉︎の前の、オーケストラとの音合わせで指揮者として、鹿賀丈史が出てくる辺りから、ガラッと空気感が変わり、緊張感とこれから起こるであろうとんでもない風景が予想されるのですよね。
皆んなが天才的なピアノ演奏する事は言うまでもないのだけど、それぞれの過去や想いがピアノの鍵盤を打つ指にガッツリと降りてきてるんですよ!
音合わせの時に異常な空気感を漂わせていた、あの指揮者が自分の指揮するオーケストラとピアノが合っていると感じる瞬間のあの笑みは、観ているこっちをも気持ち良くさせてくれるのです。

何が良いかって、最終的に残った天才達は、相手を蹴落とそうとするのではなく、お互いが良い演奏が出来るように助け合っている様子も観ていて、なんか良かったなぁ。

劇中の終盤、母と娘でピアノを弾いている中で、音を聴きながら言葉で言い表し、鍵盤をたたくと、それが徐々に音楽に変わるシーン、母の優しさと音楽の優しさがシンクロする所はとっても良かった。

また、3人で寒空の海を走るシーン、遠雷を見ながら何を思ったのか、、雷の音も蜜蜂のはばたきも彼らにとっては譜面に描き落とせるものだし、生活の中や自然の中にある全ての音は、それぞれが重なると音楽になるのですね。

楽器や音は好き、だけど音楽に携わってこなかった自分にとってもこの映画や他の映画を観て音を楽しみ、ずっと音楽が好きでいたいな。
と思わせてくれる作品でした。

見終わったあと、月が出ていたら
ドビュッシー ベルカスク組曲 月の光
を聴きたい。

個人的にはオーシャンズ11の同曲も好きです笑笑

蜜蜂と遠雷、オススメです。

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カナメスト

4.0好きなシーン

2021年2月10日
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松岡茉優ちゃんと天才少年の
月夜のシーンよかったな😊💗

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ぴゅるり

1.0予告編と本編とで得る情報量が同じ。

2021年2月6日
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予告編と本編とで得る情報量が同じという経験は初めてでした。以上です。

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きねまっきい

3.5ピアニストの卵達の苦悩と喜び

2020年11月22日
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鑑賞方法:VOD

選ばれし才能と環境に恵まれた若者3人と独学で演奏家を目指す30歳の青年を中心に、大きな音楽コンクールで生まれる様々な物語を素晴らしい演奏と共に味わえる音楽作品。
演技も音楽もとても良く、どんどん物語に引き込まれていき、山場のシーンでは主人公に「だめーっ」と手に汗を握って応援してしまった(笑)。

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SpicaM

3.0考察?は苦手ながらも

2020年11月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

原作未読で映画鑑賞。
蜜蜂と遠雷…どこでこのタイトルになるのか見つけ出せませんでした💦
最初の松岡茉優の色んな表情は何かにつながるんでしょうけど、わかりませんでした💦
松坂桃李のみんなにも届くピアノ演奏が素晴らしかった。
松岡茉優の背中を押し、それが他の演奏者にも連鎖する。
プロを目指す方々はやはりたくさんの努力してるんですね😊
プロの方にも響く演奏!
私も平凡ながら今以上を目指して努力しようとほのぼの感じました😊

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栄美子

3.0原作をここまで映像化したのは立派

2020年9月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作がピアノを弾かない者には少々疲れるくらいに内容が詳しく濃かったので、その点映画は簡素化されて良かったものの、話が端折られたかなという気がしないでもない。多分これがギリギリの簡素化だったのかな。ピアノの音、演奏を実際に聴けたのは何より映画化のおかげだ。

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Sheeta

4.0見事に天才が描かれていました。 時間を忘れて観ました。

2020年9月3日
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見事に天才が描かれていました。
時間を忘れて観ました。

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tuna

3.5ピアノが突き刺さる

2020年8月27日
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一言「難しい世界じゃのお」。

原作のボリュームに手が出ず、ならば映像ならと思ってチョイス。

コンテストのトップに君臨するたまに必要なものって?。
難しいメロディーを引きこなす技か、それとも心打つ音色を奏でることか。
それぞれの弾き方の個性が、その中になった気がします。

でも正直、4人の人間模様を描くあまりに。
それぞれのキャラへの思い込みが、ちょっとできなかった。
説明がさらっとした感じで。
主人公・亜夜の、「弾けなくなった症候群」も。
松岡茉優さんが、クールビューティーすぎて(「ちはやふる」はそこがよかった)。
どうも悲しさ・辛さがいまいち伝わらなかったです。

これピアノ経験者の方だったら、評価はまだ上がりそう。
私ピアノは弾けないし、ゆったりした曲の方が好きなんだな。

若手4人を囲む俳優陣が、豪華でしたね。平田満さん・鹿賀丈史さん・斉藤由貴さん他ほか。
なので淡々としたストーリーに、メリハリがついた形になっては居ました。

原作を読んだ方の意見は、どうだったのかなあ。

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ゆき@おうちの中の人

3.0松岡茉優良かった

2020年8月17日
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鑑賞方法:VOD

松岡茉優目当てで鑑賞しましたが、やっぱり良かったです。ラストの盛り上がりも◯

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ミカ

3.5予習不足、音楽に対する知見不足

2020年8月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

原作未読、ピアノについても小学校低学年で親の期待を裏切ってしまった自分にとってこの作品に臨むにあたっての勉強不足を後悔しました。
原作で語られている(らしい?)4人それぞれの生い立ちや人となりを知ってから見た方が何倍も楽しめたのではないかと思います。
でもそんな状態でも4人の天才音楽家(ただ松坂桃李さんだけはこっちよりみたいで少し安心!)たちのそれぞれの苦悩と、世界最高峰のピアニストにより送り込まれた特に異彩を放つ超天才 風間塵との融合(って表現が適切じゃないかも?!)により新たなゾーンに入る
天才たちの成長物語として納得できる作品でした。

それぞれの若手俳優さんたちが奮闘している中、脇役の「スケバンまで張ったこの麻宮サキがなんの因果が落ちぶれて今じゃマッポの手先さ!」斉藤由貴さん、(小野寺の姉)片桐はいりさん、「アレ・キュイジーヌ!」鹿賀丈史さん、「銀ちゃんカッコいい」平田満さん、それぞれいい味出してました。
ヒロイン松岡茉優さんは『万引き家族』での体当たり演技も感動しましたが、演じる役どころが作品ごと全く違うのに本当にその役に入り込む演技には驚かされます。NHKなどTVドラマは観ていなかったので、エン転職の着ぐるみバカリズムさんと絡むバラエティ系のタレントさんだとばかり思ってました。(すみません、でもトヨタホームCMの吉田羊さんとの絡みは好きですよ)
表情で演じ切ることのできる類まれなる女優さんですね。『勝手にふるえてろ』も近日中に観ようと思っています。

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marimariパパ

3.0レビュー

2020年8月10日
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原作未読。充実の音楽と映像美✨ここまで音楽に時間を割いた映画も珍しいと思います🦊
ただ、原作未読だからか登場人物達の背景や感情の説明が少なく、没入出来なかったのが残念でした😇
きっと、原作と映画の両方を味わった方が良さそうな気がします。

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みそしる

4.0キレイな映画!

2020年8月10日
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 ピアノを習ってもいなかったし、クラシックにもあまり興味が無いので観ることは無いだろうなあと思っていた。松坂桃李を最近インパクトの強い出演作で観ることが多かったので、この映画は「私の観たい松坂桃李ではない」などと勝手に判断して観ていなかった。
 撮り溜めた映画が少なくなってきた為、話題の映画だったし、観てみよっかな、てことで観たら、、、良かった。すごく良かった!優しい会話と(マサルの友達は少しキツかったが)音楽と、美しい映像。亜夜の幻想で雨がよく描かれていたけれど、とても綺麗に感じた。幼い頃の回想で亡くなったお母さんとの楽しそうな連弾も、月を眺めて塵と連弾するシーンも、とても穏やかな優しい気分にしてくれる。
 私の観たい松坂桃李ではなかったけれど、こんなに普通の柔らかい人も演じられる松坂桃李、新たに加わった、「私の観たい松坂桃李」です。
 コンクールの結果は最後に表示されるだけ、結果は重要ではない、それぞれが自分を乗り越える、この映画の表したいことですね。
 原作も、私の好みのジャンルではないので読んでいない。でも読んでみたくなった。浜辺で5人の経緯もわかるのかな?映画では蜜蜂が塵の練習用の木のピアノに貼られていた絵でしか出てこないけど、読めば「蜜蜂と遠雷」の所以がわかるのかな?やはり読むべきですね!

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アンディぴっと