「音楽の贈り物:母との思い出とピアノの再会」蜜蜂と遠雷 hiroさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽の贈り物:母との思い出とピアノの再会
幼少期、母親との楽しかった演奏の思い出
母との練習の成果もあり、幼少期から才能を認められた少女
しかし、母親の死と、大人のオーケストラたちの鋭い視線でピアノが弾けなくなってしまった
年月が経って久しぶりのコンサート
今でも才能を認められ、コンクールで勝ち上がってる人からも自分には敵わないと憧れられている
ただ、そんな諦めの境地に立たされた人からピアノは好きだと聞かされる
一方で、彼女はピアノが好きでは無くなってしまったと感じている。そして、それを打ち明ける苦しさ。
ただし、このコンサートに送り込まれた1人の青年が、彼女にピアノの楽しさを教えてくれた
そして、久しぶりに出会った幼馴染が、ピアノの自由さを教えてくれた
母親との思い出が蘇る
雨の音でも音楽になる
世界は音楽で溢れている
勇気を出してピアノに向かう
そして、その演奏にみんな心を惹かれ、世界は祝福をあげている
才能に溢れた少女がもがき苦しみながら立ち向かっていく姿と、ピアノの音色に涙が止まらなかった
コメントする