「ピアノが突き刺さる」蜜蜂と遠雷 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
ピアノが突き刺さる
一言「難しい世界じゃのお」。
原作のボリュームに手が出ず、ならば映像ならと思ってチョイス。
コンテストのトップに君臨するたまに必要なものって?。
難しいメロディーを引きこなす技か、それとも心打つ音色を奏でることか。
それぞれの弾き方の個性が、その中になった気がします。
でも正直、4人の人間模様を描くあまりに。
それぞれのキャラへの思い込みが、ちょっとできなかった。
説明がさらっとした感じで。
主人公・亜夜の、「弾けなくなった症候群」も。
松岡茉優さんが、クールビューティーすぎて(「ちはやふる」はそこがよかった)。
どうも悲しさ・辛さがいまいち伝わらなかったです。
これピアノ経験者の方だったら、評価はまだ上がりそう。
私ピアノは弾けないし、ゆったりした曲の方が好きなんだな。
若手4人を囲む俳優陣が、豪華でしたね。平田満さん・鹿賀丈史さん・斉藤由貴さん他ほか。
なので淡々としたストーリーに、メリハリがついた形になっては居ました。
原作を読んだ方の意見は、どうだったのかなあ。
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