「原作と映画両方楽しめる」蜜蜂と遠雷 ペキさんの映画レビュー(感想・評価)
原作と映画両方楽しめる
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原作を読んでどのように映画では表現されているのか気になり鑑賞した。
原作では上下巻あり、演奏部分も事細かに描かれているが、映画では2時間という尺の中だったということもあり原作では風間塵がむしろ中心となっているのだが、内容は栄伝亜夜の苦悩と復活を中心としたストーリーであった。登場人物にそれぞれ個性があり、深みがあるので、ストーリーはやはり原作のほうが面白い。ただ音楽に関しては素人目に見ても楽しめて、コンテスタントの方々の苦悩と音楽への愛情がしっかりと伝わってきた。
原作が素晴らしく、また音楽を映画にするということで制作するのは難しいテーマであったかもしれないが、完成度は高くできていたと思う。
映画を観た方は映画を、映画を観た方は原作を読んでほしい作品であった。
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