「勝手にふるえてろ調で、どうせモノローグやセリフの応酬をするんでしょ?」蜜蜂と遠雷 蛇足軒瞬平太さんの映画レビュー(感想・評価)
勝手にふるえてろ調で、どうせモノローグやセリフの応酬をするんでしょ?
天才たちの葛藤を、
〝勝手にふるえてろ調〟で、
どうせ、モノローグやセリフの応酬をするんでしょ?
ピアノの技量、音楽の世界、
それ以外の方法で伝えるのは難しいでしょ?
と予想していたら、全く逆だった。
勝手に震えました。
天才
貴公子
努力家
そして
元天才
気持ちの描写がいっぱい伝わってきた。
例えばインタビュー映像など、ルック、
画調、手持ち感、
技術も高いが、
荒ぶる気迫で伝える。
やらないといけないを、
楽しむ。
人生も同じ。
生活に根差した音楽は早々に敗退。
あえて敗退。
音楽も映画も生活に根差した一般大衆のモノ、という当たり前の事は本作では語らない。
というか、
その当たり前を一旦崩してみよう。
そして
風の音を聴け
雨の唄を聴け
音符のあしあと
ドキドキドキ
何か忘れてませんか?
三幕構成と考えれば、
ホップ→ステップ→ジャンプ
ロッキー・バルボアのコード進行?
(本当にそう?詳しい人、教えてください(汗))
A♭→B♭→C
総立ち
ブラボー!
基本のキ、
ドントシンクフィール、
まずはドキドキすること、
原点回帰、
震えた。
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